2011年にはグラミー賞で最優秀新人賞を獲得したエスペランサ・スポルディングは、オレゴン州ポートランド出身で、おもにジャズ・ベーシスト、シンガーとして知られている中、その音楽ジャンルは多岐に渡っているマルチ・インストゥルメンタリスト。4歳でヴァイオリンを始め、14歳でベースに転向。そしてパット・メセニーやパティ・オースティンに才能を認められ、20歳の時には母校であるバークリー音楽大学の最年少講師に。また2009年にはノーベル平和賞授賞式にオバマ大統領の招待により登場、圧倒的なプレイで喝采をさらったその彼女の、2012年各地におけるライブ映像を、全て放送用マスターからのオフィシャル・クオリティー、プロショット映像にて、トータル124分にわたり収録。11月6日ドイツでの恒例ジャズ・フェス「33th Leverkusener Jazztage」、7月19日スペインでの「36th Vitoria-Gasteiz Jazz Festival」、さらに5月22日イギリスBBCオンエアー用に収録されたスタジオ・ライブと、合計3ステージをコンパイルしたもので、いずれも同年2月におこなわれた「東京JAZZ 2012」でも、11人編成のバンドで圧巻のステージを見せてくれた来日公演と同様、前年にリリースされ大きな話題を呼んだ『チェンバー・ミュージック・ソサエティ』からのナンバーを多数とりあげており、ラテン・フレーヴァー溢れる珠玉のステージを披露。ベース奏者、シンガーとしての類稀なる才能と美貌、天に二物を与えられたコンテンポラリー・ジャズの旗手のパフォーマンスを、最高のクオリティー映像で。 1. Smile Like That 2. I Can't Help It 3. Hold On Me 4. Crowned And Kissed 5. Black Gold 6. Cinnamon Tree 7. Look No Further [33th Leverkusener Jazztage 2012 : Forum, Leverkusen, Germany 6th November 2012] 1. Hold On Me 2. Smile Like That 3. Cinnamon Tree 4. Black Gold 5. Endangered Species 6. Radio Song 7. Look No Further [36th Vitoria-Gasteiz Jazz Festival : Mendizorrotza Sports Center, Vitoria-Gasteiz, Spain 19th July 2012] 8. Radio Song 9. Black Gold [Later with Jools Holland, BBC Television Centre, London, UK 22nd May 2012] ◇Radio Music Society : Esperanza Spalding (Bass, Vocals), Leala Cyr (Trumpet, Flugel Horn), Igmar Thomas (Trumpet), Jeff Galindo (Trombone), Corey King (Trombone), Tia Fuller (Alto Saxophone), Renato Caranto (Soprano & Tenor Saxophones, Flute), Brian Landrus (Tenor & Baritone Saxophones), Leo Genovese (Piano), Jef Lee Johnson (Guitar), Lyndon Rochelle (Drums) & Chris Turner (Vocals)