ビリーにとって最後のスタジオ・アルバムとなっている1993年発表の「River Of Dreams」に伴う大規模なUSツアーより、11月13日ニューヨークはシラキュース公演を極上サウンドボード録音で完全収録。曲間の歓声がうっすらとしか聴こえないことから、明らかにミキシング・デスクからの流出モノラル・サウンドボード音源であることが容易に判りますが、その分、音の鮮度は抜群。リアルすぎるくらいの完璧な高音質ライン録音でショウの全貌を頼むことができます。いつもながらの堅実なバック陣を従えてのショウは終始、聴き応え満点。バランス、音の深み、そしてバンドパフォーマンスと全てが極上。まるで良質な大作映画でも見ているかのような、一大エンタティメントショウを、これ以上は無い最高のサウンドで楽しめます。新作からは、全米3位のシングルヒットとなったThe River of Dreams、しっとりと聞かせるLullabye、ダイナミックなNo Man's Landを披露。卓越した技術をもったバンドメンバーの演奏も実に素晴らしく、特にマーク・リヴェラのNew York State Of Mind、そしてScenes from an Italian Restaurantでのサックスプレイは圧巻です。アコーディオンをフューチャーしたDowneaster Alexa、感動的なGoodnight Saigonは中盤の聴き所のひとつです。New York State Of Mindの前には「ショウの後、酔って車で帰るのは止めてくれ。」と何回も強く言ったり、「この中で、チケットに実際の代金より高い金額を払った人がいたら本当に申し訳ない」というビリーならではのMCも聴けます。(Summer, Highland Fallsの後半でキーボードノイズが入り、演奏終了後「今のはなんだい!?」とビリーが大袈裟にリアクションしたりする所も一興です。)完全な卓直結録音のため、アンコールラストのPiano Manで、実際は感動の大合唱のところがシーンとなってしまうところなど「あれ?」と思ってしまう箇所もありますが、その分、とにかく音は良いので、ファンは絶対必聴、そして大満足間違いなしの素晴らしいテイクです。まさに一生モノの1枚です。
Live at Carrier Dome, Syracuse, New York, USA 13th November 1993 SBD
Disc 1(73:54)
1. A Matter Of Trust 2. No Man's Land 3. Pressure 4. New York State Of Mind 5. Lullabye 6. The River of Dreams 7. Prelude / Angry Young Man 8. Allentown 9. Scenes from an Italian Restaurant 10. Summer, Highland Falls 11. My Life 12. I Go To Extremes
Disc 2(56:55)
1. An Innocent Man 2. Downeaster Alexa 3. Goodnight Saigon 4. We Didn't Start The Fire 5. It's Still Rock 'n' Roll to Me 6. You May Be Right 7. Only the Good Die Young 8. Big Shot 9. Piano Man
Billy Joel - Vocal, Piano Marc Rivera - Saxophone Tommy Burns - Guitar Dave Rosenthal – Keyboards T-Bone Wolk - Bass Liberty DeVitto - Drums
SOUNDBOARD RECORDING





























