“EUPHORIA TOUR”の合間に録音されたステレオサウンドボード・アルバムをお贈りします。本作が収録されたのは「1999年7月26日ニューヨーク・シティ」。アメリカの名物番組“VH1 STORYTELLERS”に出演した際の模様です。ここではワールドツアー全容からポジションをイメージしてみましょう。
【1999年】・5月29日+6月7日:北米#1(2公演)《6月8日『EUPHORIA』発売》・7月3日-9月16日:北米#2(43公演)←★ココ★・9月24日-10月4日:日本(8公演)・10月12日-31日:英国/中東(11公演)・12月4日-31日:北米#3(8公演)
【2000年】・1月2日-2月29日:北米#4(31公演)・7月20日-9月30日:北米#5(48公演)
これが“EUPHORIA TOUR”の全体像。本作の“VH1 STORYTELLERS”出演は日本公演の前にあたる「北米#2」の合間、9公演目と10公演目の間に行われました。このショウは通常のコンサートではなく、番組用のスペシャル・パフォーマンス。アラニス・モリセットの次に登場し、まずはアコースティックで3曲を演奏。その後、ファンのリクエストに応えるカタチでエレクトリックの8曲を披露しました。本作は、その一部始終を極上のステレオ・サウンドボードで楽しめる放送音源。オフィシャル級と呼ぶには録って出しの生々しさが美味しいタイプです。そんな本作は、普通のコンサートとはまったく違うムードが楽しい。アコースティック3曲はダイレクトなサウンドボードだからこそ、全身で触れあうような間近感が味わえますし、興奮したファンと語らいながらリクエストに応えていくのも親密感たっぷり。ジョークを飛ばしてファンを笑わせ、「キミ、誕生日なの? 名前は?」と言ってはバースデイソングを歌うジョー・エリオット。まったく、現場のファンが羨ましくなります。 大観衆に向かって王道のDEF LEPPARD節を炸裂させるプロショットの本編プレスに対し、ファンに寄り添うような肌触りサウンドボードの本作。どちらも美しくも力強い彼らの音楽とファンへの想いが詰まっている。そんな『EUPHORIA』時代の充実ムードをたっぷりと味わえる2種類の極上記録。
Live at the Roxy, New York City, New York, USA 26th July 1999 STEREO SBD (44:24)
1. Armageddon It 2. Pour Some Sugar On Me 3. Two Steps Behind 4. Hysteria 5. Promises 6. Demolition Man 7. Rock Of Ages 8. Goodbye
STEREO SOUNDBOARD RECORDING