BLACK SABBATHがヴォーカルにイアン・ギランを迎えた「BORN AGAIN」のツアーから、最初の大舞台となった1983年8月27日のイギリス・レディング フェスティバルでのステージを、高音質オーディエンス録音とFM音源でセットにした、ギランそしてSABBATHファン垂涎の一本がリリースです!この年のレディング フェスティバルは8月26日から28日まで3日間行われ、特に最終日の28日は事実上の解散ショウとなったTHIN LIZZYの伝説的なパフォーマンスもあり、現在でも英国ロックファンの間では語り草となっています。SABBATHも伝統のフェスティバルで2日目のヘッドライナーを務める事からバンドとしても力が入っていたようで、アルバム発表に先立つ形で'83年8月18日にノルウェーのオスロからツアーをスタートし、レディングまで計5公演、ウォーミングアップを兼ねて北欧各地をサーキットし、入念な準備をした上でイギリス国内における事実上の"ギランSABBATHのお披露目ステージ"に臨みました。本作ではDisc1とDisc2へオープニングからショウエンドまでほぼ完全に収録したオーディエンス録音を収め、Disc3には定番としてファンにはよく知られるBBC録音によるFM音源を配し、この歴史的なショウをかつてないボリュームで楽しむ事ができます。Disc1そしてDisc2に収録されたオーディエンス録音は、10年以上昔に「SMOKE ON THE WATER」というタイトルの既発音源が存在していました。現在では姿を見かけることもほとんど無くなったこのタイトルは、一部マニアの間で高価取引されているといいます。本作ではその「SMOKE ON THE WATER」のベースとなった音源を、新たに発掘した上位マスターテープより音を起こし、トリートメント・リマスターを経て音盤化しました。音のクリアさや見通しは、イントロの「Supertzar」を聴いた瞬間納得する極上音質で、まるでつい先日に行われたショウのような鮮度を放っています。そのクリアさに裏付けられた臨場感がまた素晴らしく、整った再生環境で本音源を再生すれば、自分がレディングのオーディエンスに紛れ込んだような錯覚に陥る事は請け合いです。それだけに若干オーディエンスノイズが耳につくようにも思われますが、それも曲間がメインで、演奏がスタートすると周囲の観客もバンドのプレイに集中し、拍手や歓声もほど良い"効果音"と化します。バンドの演奏もアイオミのギターが立体的かつメタリックなエッジを持った音像で克明に記録され、ギーザー・バトラーのベース、ベヴ・ベヴァンのドラムも野外フェスティバルとは思えないほど聴き取りやすい音で捉えられており、バンドサウンド全体で考えても本音源はSABBATHの'83年ツアー中においても特に上位にランクできる素材となっています。もう一人の主役ギランは「Children Of The Grave」から抜群の存在感で聴くもの全てを圧倒します。冒頭における狂気じみた絶叫でスタートする「Hot Line」は特に凄まじく、スピーディな展開で軽やかにロックしつつ要所で熱いシャウトやスクリームをキメる姿には、誰もが聴き惚れてしまうでしょう。一転してヘヴィな「War Pigs」ではいかにもビッグネームらしい器の大きいステージングと歌い回しを、さらに新曲「Born Again」では陰鬱で破滅的な世界観をエキセントリックに歌い上げるなど、この日のギランの凄さはとても一言では語りつくせません!レコーディングのみで脱落したビル・ワードに替わってツアー開始前にE.L.O.から新加入したベヴは、持ち前のテクニカルな手数の多さで、「Supernaut」とそこから続くソロ、さらにこの年ならではの「Rock'N'Roll Doctor」では、ビルにも負けないもうひとつのオリジナルのようなプレイを聴かせてくれます。「Disturbing The Priest」は残念ながら冒頭にテープチェンジらしいカットが見られますが、ギランの歌は最初から聴く事が出来ます。SABBATHらしいヘヴィネスとアイオミの金属感むき出しのギター、そこへギランが狂乱の歌をぶつける本曲は、本作中でも大きな聴き所です。Disc1のラストに位置する「Keep It Warm」はこの後間もなくセット落ちしてしまうので、クリアな音で楽しめる本作のテイクは貴重です。ライヴの後半は「Zero The Hero」からアイオミのギターソロを経て「Digital Bitch」に連なる重厚長大なメドレーがハイライトとして位置します。ここで繰り広げられる超重量級のリフと曲展開はSABBATH以外の何者にも不可能なヘヴィネスを提示しており、聴き手は悶絶するほかありません。また「Digital Bitch」は幾つかのファンサイトに記されているように、Disc3で聴けるFM音源と比べてヴォーカルのテイクが全く違っており、放送に当たっての裏事情を推理しながら聴き比べても楽しいです。一般的な論調では、SABBATHが演奏した「Smoke On The Water」にファンは落胆したように述べられる事が多いようですが、本音源でこの「世界一有名なリフ」がスタートした瞬間始まるテーパー周囲のお祭り騒ぎは非常にポジティヴで、アイオミが同曲を「ギランといえばこの曲」とセットインさせた狙いの正しさを証明しています。本音源はその大きな証拠になっているとも言えるでしょう。オープニングからショウエンドまで約94分間、フェスティバルならではの熱気あふれるショウを最高の臨場感でお楽しみいただけます。FM音源ではカットされていた楽曲も聴き所ですが、それ以外のパートも今までとは違った視点から、新鮮な感動と共に満喫できる事でしょう!Disc3はこの'83年レディング音源の決定版としておなじみのFM音源をサウンドボードマスターより収録しています。 「CAPTURED ALIVE DEFINITIVE EDITION」と同時リリースされた音源にリマスターを施して、より聴き易い音へと着実なアップグレードを図っています。全体の音を引き締め、低音域を調整することで、より音の抜けを良くした。ベスト・ヴァージョンです!1曲目の「Hot Line」からオーディエンス録音で楽しめた、触れると火傷してしまいそうなほどの熱さはそのままに、放送音源らしい公式感覚あふれるミックスと聴き易さで、さらにこの歴史的ライヴを深く味わえます。 放送音源のため全51分の短縮版ですが、聴いておきたいライヴの要所はしっかりと押さえられており、ギランの歌も「War Pigs」ラストのスクリームや、前任のロニーとは正反対の「Black Sabbath」における下品で邪悪すぎる魔王ぶりなど、長らくバンドにいたかのようなハマり方で、おなじみの楽曲もギランテイストで染め上げています。オーディエンス録音ではギランが歌をきちんと再現できなかった「Digital Bitch」が、このFM放送では別音源に差し替えられており、スムーズな歌声を聴かせているのも大きな聴き所です。SABBATHファンにとって本作はこの曲を比較する絶好のサンプルだと言えるでしょう。オーディエンス録音では音声の入力がやや強い感がある「Iron Man」も、均整がとれた聴き易いサウンドで改めて楽しめます。アンコールの「Smoke On The Water」と「Paranoid」のライヴテイクとしての素晴らしさは、大定番サウンドボードの「CAPTURED ALIVE」を凌ぐと言っても過言ではありません。割れんばかりの大歓声と喜びを隠し切れないオーディエンスの大合唱が会場全体を支配する「Smoke On The Water」に続き、「Paranoid」で爆発するエネルギーの壮絶さは何度聴いても飽きさせません。 特に「Paranoid」前半で、ギラン渾身のスクリームに歓声が「Oh! Year!!」と応酬する場面は、SABBATH史いやレディング・フェスティバルの長い歴史においても決定的な名場面というべきでしょう!'83年のSABBATHにとって意外な事にイギリス本土におけるライヴはこの日だけとなりましたが、その1回こそ伝説的な名演だったのですから、記録以上に記憶へ残る、このギランSABBATHらしいライヴだったと言えるでしょう。本作はレディングの歴史に深々と刻み込まれた伝説の一夜を、高音質オーディエンス録音と大定番FM音源でコンプリートしたこだわりのセットです。どうぞこの極上ライヴをお手元にコレクションして、彼らの熱演を独り占めしてください!
Live at Thamembe Arena, Reading, UK 27th August 1983 TRULY AMAZING SOUND/STEREO SBD
Audience Recording
Disc 1
1. Supertzar 2. Children Of The Grave 3. Hot Line 4. War Pigs 5. Born Again 6. Supernaut 7. Drum Solo 8. Rock And Roll Doctor 9. Disturbing The Priest 10. Keep It Warm
Disc 2
1. Black Sabbath 2. The Dark 3. Zero the Hero 4. Guitar Solo 5. Digital Bitch 6. Iron Man 7. Smoke On The Water 8. Paranoid.
Disc 3
FM Broadcast Recording(Remastered Version)
1. Hot Line 2. War Pigs 3. Black Sabbath 4. The Dark/Zero The Hero 5. Digital Bitch 6. Iron Man 7. Smoke On The Water 8. Paranoid
Tony Iommi - Guitars Ian Gillan - Vocals Geezer Butler - Bass Bev Bevan – Drums Geoff Nicholls - Keyboards





























