マイケル・シェンカーが在籍時にUFOとしての最後のジャパン・ツアーとなった1998年の来日公演は、途中マイケルの乱心で、途中で中止となることに。そのツアー初日となるうち4月21日大阪IMPホールでのライブを、93分にわたり良好オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。まずこの時のツアーで翌日の名古屋公演はセカンド・アンコールがなく、続く東京初日では、7曲目が終わったところで、マイケルがギターを叩きつけてライブは中止となり、結局後の日程もすべてキャンセルになり、マイケルはUFOから去ることに。 よってUFOでのマイケルでのパフォーマンスはこの日が最後ということになっており、フル・ライブで聞ける日本での最後の演奏だけに、ファンとしてはやはり興味深いところ。なおセットは1994年の初“マイケル+UFO”来日に準じたもので、さらに当時はまだリリースされていなかった『WALK ON WATER』からの「A Self-Made Man」「Venus」「Pushed To The Limit」が日本初披露されたほか、『LIGHTS OUT』の「Electric Phase」、『OBSESSION』の「One More For The Rodeo」といったナンバーも披露。特にギター・ソロになると突然世界が変わる「Electric Phase」、マイケル節全開の「One More For The Rodeo」、そして憂いのギターが熱を帯びていくドラマティックな「Venus」など、マイケル+UFOとしての最後の名演をベスト・クオリティーでここに。
Disc 1 : 1. Intro 2. Natural Thing 3. Mother Mary 4. A Self-Made Man 5. Electric Phase 6. This Kid's 7. Out in the Street 8. One More for the Rodeo 9. Venus 10. Pushed to the Limit
Disc 2 : 1. Love to Love 2. Too Hot to Handle 3. Only You Can Rock Me 4. Lights Out 5. Doctor Doctor 6. Rock Bottom 7. Shoot Shoot
[Live at IMP Hall, Osaka, Japan 21st April 1998]
Phil Mogg - Vocal / Michael Schenker - Guitar / Pete Way - Bass / Paul Raymond - Keyboards & Guitar/ Simon Wright – Drums