カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/CA,USA 6.23.1977 3 Source Mix

1977年LAフォーラム連続公演において、あの「LISTEN TO THIS EDDIE」の6月21日と並んで永遠の名演と化した感があるのが23日の「FOR BADGEHOLDERS ONLY」ショー。どちらのアナログLP時代から高音質のオーディエンス録音に恵まれたことで、早くからその演奏の素晴らしさがマニアの間で言い伝えられてきた点においても共通します。しかし21日と違って「FOR BADGEHOLDERS ONLY」(以下「FBO」と称します)LPはオープニングから収録されていないという点が大きなウィーク・ポイントになっており、この日の双璧を成す高音質オーディエンス録音もショーの序盤を録音しそびれてしまうという不幸が重なってしまいます。それが巨匠テーパー、マイク・ミラードによって録音された「recorder 2」。また「recorder 1」と呼ぶべき「FBO」音源はテープ・ソースが発掘されず、その独特な味わいの音質を味わうには2010年代の今もなおLPを必要とし、なおかつそれの価値が色褪せないというものでした。おまけにLPというメディアの限界から長尺な「No Quarter」が二つの面に分断されてしまうというデメリットがあった。そんな「FBO」LPはかのTMOQ系列のブートレガー(ケン・ダグラス)によってリリースされたものですが、彼が生み出した数多くのアイテムの中において、珍しくテープ・ソースが出回らないまま現在に至ってしまいました。ここまで時間が経過してしまうと、これから発掘される可能性も極めて低いと言わざるを得ません。さらにミラードの「recorder 2」は会場への到着が遅れてしまうという、1975年ロングビーチ二日目以来の失態を彼が演じてしまった挙句、慌ててレコーダーとマイクをセットして録音を始めたまではよかったものの、まさかの接続ミスで細かな音切れが頻発。音質面において二大巨頭と呼べたこれらの音源はそれぞれに問題を抱えていたのです。それでもなお、これらの音源のずば抜けたクオリティと演奏内容の素晴らしさは大きな魅力であり、それぞれの音源のベストバージョンを「FOR BADGEHOLDERS ONLY」と「LOS ANGELES 1977 3RD NIGHT」として近年リリースしてまいりました。そうなると次にリクエストの声が寄せられたのは、やはり複数の音源を駆使してまとめた6月23日の全長版アイテム。とはいっても、ここ十年の間でそうした編集でまとめられたアイテムも数多くリリースされており、現在6月23日のすべてを鳥瞰することは難しくありません。ただし、それらのアイテムはつなぎやピッチに問題があったり、あるいは各音源の音質の格差を縮めるべくイコライズを施したりと、今一つ不満が残るアイテムが多かったのも事実。今回のリリースにおいて白羽の矢が立てられたWINSTON REMASTERSバージョンに関してもそれは同様。FOBソースをベースとしながら欠損箇所をミラード・ソースで補い、どちらでも未収録だった「The Song Remains The Same」に関しては23日の補填要員としておなじみの「Carl Gabe's source」こと「recorder 3」を使用。その編集センス自体は素晴らしく、先の「No Quarter」分断箇所や「Achilles Last Stand」終盤におけるミラード音源のパッチぶりなども非常になめらか。しかし大きな問題はそれぞれの音源で生じていたピッチの違いがおざなりなままで編集されていたこと。以前リリースした「LIVE ON BLUEBERRY HILL」のWINSTON REMASTERSバージョンにも言えたことですが、WINSTONは編集テクニックが秀でている一方でピッチをおざなりにしてしまうきらいがあります。ことFOBに関しては録音ソースによってピッチの大きな違いが生じており、そのままですと不自然なこと極まりない。今回のFBO音源のWINSTON REMASTERSバージョンは既にプレスCDアイテムがリリースされていますが、問題のピッチに関しては完全に放置プレイ。せっかく伝説のFBOショーのベスト編集による全長版が聞けるというのに、肝心の編集箇所でピッチが変わってしまってはリスニング上のストレスが計り知れないというもの。そこで今回のリリースに際しては、この問題を徹底的にアジャストすることに全神経を傾けました。中でもピッチの違いがおざなりにされたままクロスフェイド編集された箇所における変調も徹底したアジャストを敢行。現在もネット上で容易に入手できる大本のWINSTON REMASTERSバージョンとは、もはや比べ物にならないほど安定した状態でショー全体を楽しめるようになったのです。 いつもなら続けざまに演奏される展開が分断されて、それぞれの曲が単体で演奏されるオープニングはこの日の大きな聞きどころの一つ。結果として単体で演奏された「The Song Remains The Same」はメインとなる二つの高音質オーディエンス録音と比べると、いかにも普通のモノラル・オーディエンス録音といった感じで暗くて遠い音像でした。それでもなお6月21日に負けじとイキまくりドラミングを披露するボンゾのハイパー・プレイはしっかり聞き取れます。この「Carl Gabe's source」は全編を通して左右のチャンネルの不安定さが持病となっており、今回のリリースに当たって補正を試みています。メインの高音質ソースに関してはイコライズ不要でしたが、こちらに関してはイコライズを施したことによって聞きやすさが向上しており、なおさらぶっ飛びボンゾが楽しめることでしょう。他にもプラントのMCの間でも音を鳴らしてちょっかいを出すボンゾ、ジョンジーがメロトロンを弾き違えたのをきっかけとして大パニックとなる「Kashmir」のようなドタバタがあるかと思えば、ジミーがスマートに決めてくれた「Ten Years Gone」やバンドが一丸となった火の玉「Achilles Last Stand」といった極めつけの名演もある。そして後半ではキース・ムーンが乱入。これぞスペクタクル・ショーという表現が相応しい名演。今回のリリースを聞いたところで、むしろLPやミラード音源本体に立ち返ってみたくなるマニアもおられることでしょう。今回の全長版共々、当店の各種FBOリリースで「エディ」と並ぶ伝説の一日をお楽しみください。とにかく今回はオープニングから収録されていますので、6月23日のFBOショーと言えば、まずはこれから! (リマスター・メモ) ★Intro ~ The Song Remains The Same の音源はその他に比べて大きく劣っており、左チャンネルが大きく小さいのでこの部分のみイコライズして改善しました。(それでも右に寄っている)★各音源で20%前後高かったり低かったりしており、それがクロスフェードで繋がれているために、難しい事になっていますが、なるべく直しました。 The Forum, Inglewood, California, USA 23rd June 1977 Disc 1(68:25) 1. Intro 2. The Song Remains The Same ★ 3. The Rover Intro/Sick Again 4. Nobody's Fault But Mine 5. Over The Hills And Far Away 6. Since I've Been Loving You 7. No Quarter Disc 2(61:25) 1. MC 2. Ten Years Gone 3. The Battle Of Evermore 4. Going To California 5. Black Country Woman 6. Bron-Yr-Aur Stomp 7. White Summer 8. Black Mountain Side 9. Kashmir 10. Trampled Underfoot Disc 3(63:39) 1. Over the Top 2. Guitar Solo 3. Achilles Last Stand 4. Stairway To Heaven 5. Whole Lotta Love 6. Rock And Roll

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/CA,USA 6.23.1977 3 Source Mix

価格:

2,261円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ