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Motorhead モーターヘッド/Saitama,Japan 2010

MOTORHEAD最後の来日は、最晩年の2015年でした。しかし、そのときのライヴは、新潟の“FUJI ROCK FESTIVAL”1回のみ。「LOUD PARK 2010 : LEMMY'S LAST STAND IN KOBE」がレミー最後の関西公演だとすれば、その翌日に行われた“LOUD PARK 2010”のさいたまスーパーアリーナ公演は、関東最後のライヴなのです。本作は、そんな「2010年10月17日」のステージを収めたオーディエンス・ショット。残念ながら8曲ほどの収録ですが、首都圏のファンが見つめた“レミー最後の姿”がしっかりと刻まれた1本です。気になるクオリティは、素晴らしいデジタル・クオリティ。シンバルの支柱1本1本も金属光沢に輝く鮮明な画質で、近年のデジタルカメラでもここまで美しいものはそうそうないもの。ステージにたゆたうスモークの粒子まで見えてきそうな映像美です。それ以上に素晴らしいのがアングル。ステージ右側の2階席から見下ろすショットで、遮蔽物が全然ない! ズームこそないものの、視界いっぱいにMOTORHEADのステージが広がる。1階アリーナで暴れてこそのMOTORHEADという気もしますが、映像で振り返る以上はキッチリと安定してもらわなくては困る。その意味で、本作の“特等席感覚”は満点なのです。その撮影ポジションが可能にした音声も素晴らしい。視野と同じく、録音でも遮蔽物は最大の障壁。物体が回り込んでしまうと、とたんにこもってしまうからです。ところが、遮蔽物ゼロの本作のサウンドは、真っ直ぐに直撃するレーザービームのよう。さすがにCDには及ばないですし、少々ピークに割れも感じられますが、歪みまくったレミーのベースの1音1音までクッキリと聞こえるクリアさで飛び込んでくるのです。そのクオリティで映し出される、“関東最後の勇姿”のかっこよさ! おもむろに現れてはリッケンバッカーをかき鳴らし、「オーライ? 俺たちはMOTORHEADだ。ロックンロールを演るぜ」と一声かけるだけで会場を完全に支配。しわがれ声でぶちかまされる激烈ロックンロールがオーディエンスを蹂躙していく。元々、激しいアクションやテクニカルな歌い上げもしない人ではありますが、齢64にしてこの激しさ、かっこよさ。もう二度とこんな人は現れないでしょうし、こんな光景を見ることもない……。そんな想いに胸が詰まるのは、ラストの「Overkill」。アンコールに呼び出されたレミーが一声、「俺たちを忘れるな、忘れるなよ。俺たちはMOTORHEADだ」と………。えぇ、忘れません。忘れませんとも! 画面の中のレミーも観客も想像だにしてはいないでしょうが、今になってこの言葉が胸に突き刺さる。そして「Overkill」が目映いフラッシュの中で疾駆し、永遠に消えて欲しくないフィードバックが轟く中、レミーは去っていく。CDの神戸と同じ、お馴染みのエンディングですが、その光景がここにはあるのです。CDの極上サウンドをさらに鮮やかに、光景レベルにまで引き上げてくれる1枚。もしかしたら、直に目撃できた最後の姿。 Saitama Super Arena, Saitama, Japan 17th October 2010 (31:21) 1. Iron Fist 2. Stay Clean 3. Be My Baby 4. Metropolis 5. Over The Top 6. One Night Stand 7. Ace Of Spades 8. Overkill Lemmy Kilmister - Bass, Vocals Phil Campbell - Guitar Mikkey Dee - Drums COLOUR NTSC Approx. 31min.

Motorhead モーターヘッド/Saitama,Japan 2010

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