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Europe ヨーロッパ/London,UK 1987 & more LD Ver.

『THE FINAL COUNTDOWN』で全世界を席巻していた1987年のEUROPE。そんな頂点期の彼らに出逢えるオフィシャル映像が史上最高峰クオリティで復刻です。本作に収められている映像は2種。『THE FINAL COUNTDOWN WORLD TOUR』をディスク1に、『IN AMERICA』をディスク2に配した2枚組です。似たタイトルの『THE FINAL COUNTDOWN TOUR 1986』も公式DVD化されていますが、それとはまったく別。キー・マルセロが加入してから仕切り直しで制作された2作品です。どちらもライヴをフィーチュアした映像作品ですので、まずはそれぞれの時期をツアー日程の中で整理してみましょう。 ●1986年・4月29日-5月26日:スウェーデン(19公演)←※公式DVD《5月26日『THE FINAL COUNTDOWN』発売》・9月6日-13日:日本(6公演)・9月26日-10月14日:北欧+西ドイツ(13公演)《10月:ノーラム脱退→マルセロ加入》・11月22日:“PETER'S POP SHOW”出演 ●1987年・1月24日-3月12日:欧州#1(33公演)←★ディスク1★・4月15日-5月17日:北米(23公演)←★ディスク2★・7月4日+6日/9月5日/11月7日:欧州#2(4公演) これが頂点期の全体像。公式DVD『THE FINAL COUNTDOWN TOUR 1986』はジョン・ノーラム在籍時で、アルバムリリース直前。それに対し、本作はアルバムも大ヒットし、世界を席巻していた1987年映像なのです。それでは、各映像を詳しくご紹介していきましょう。 【ディスク1:ライヴ作品『THE FINAL COUNTDOWN WORLD TOUR』】 まず登場するのは、王道のライヴ映像作品。上記日程の「欧州#1」22公演目にあたる「1987年2月23日ロンドン公演」のプロショットです。そのクオリティは、問答無用のオフィシャル級。もちろん、元が公式映像ですから当たり前のようですが、これが単なるビデオ起こしとはワケが違う。当時、日本でのみリリースされたレーザーディスクのミント・クオリティ盤を使用し、海外の専門メーカーに委託してのデジタル化。当店では、数々の日本盤レーザーディスクを復刻して参りましたが、そのノウハウが結集した最新作。実際、本作のクオリティは圧倒的で、本当のオフィシャルDVD『THE FINAL COUNTDOWN TOUR 1986』さえも凌駕する映像美なのです。公式品さえ超えたクオリティで描かれるのは、絶頂期に輝くショウ。ノーラム時代の公式DVDとはセットも異なり、あちらでは見られなかった「Danger On The Track」「Dreamer」「On Broken Wings」「Dance The Night Away」も収録している。それ以上なのがバンドのパフォーマンスそのもの。人気・知名度ではノーラムこそがEUROPEのギタリストに違いないものの、彼に代わって加入したキー・マルセロも本物の才人。サウンドはどこまでも端正で、フィンガリングも美しい。彼自身のオリジナル曲がないとは言え、見事すぎる演奏はすでに次作『OUT OF THIS WORLD』の鱗片をうかがわせ、ギターソロから突入するジャムで大爆発。流麗かつクラシカルでありながら泣きもたっぷりなギターはEUROPEサウンドに完全シンクロし、北欧メタルの理想を体現している。未だに「ノーラムより良かった」とさえ言うファンが多いのも納得です。さらに、従来の曲もプロとしての成長がうかがえて面白い。本格的なアカペラ・アレンジの「Dreamer」、クレーム電話の小芝居が可笑しい「Rock The Night」、一度スカしてから演奏に突入する「Dance The Night Away」等々、『THE FINAL COUNTDOWN TOUR 1986』よりも遙かにステージ慣れしている。単に良い曲を演奏するだけのバンドではなく、観客をノセて楽しませるバンドに成長したのがハッキリと分かるのです。 【ディスク2:ロードムービー『IN AMERICA』】 続くディスク2は、そんな彼らのロード生活に密着できるドキュメンタリー作品『IN AMERICA』。彼ら初の北米ツアー5公演目となる「1987年4月22日ロサンゼルス公演」のライヴ映像もフィーチュアしつつ、移動やバックステージなど、素顔の彼らに寄り添って旅ができる作品。もちろん、こちらも日本盤レーザーディスクから復刻された超極上のオフィシャル・クオリティです。もちろん日本盤ですから、日本語字幕が完備。メンバーのコメントもファンへのインタビューもビビッドに伝わるのです。そのコメントの数々がとにかくリアルで最高。「子どもの頃、大工さんになりたいと思ったことがある。それがいつの間にかロックスターさ」と語り、「成功をかみしめるという感じじゃないんだ」とつぶやく。空前の大成功に舞い上がりながらも、現実を受け止めようとする20代半ばの素顔が眩しいのです。そんなメンバーを囲む世界の空気も素晴らしい。ラジオからは「おはようデトロイト! 今夜ヨーロッパがやってくる。全米制覇だ!」と流れ、「アバ以来の大スター! 5人のメンバーは美形でもヘヴィ・メタルができると証明した」と紹介される。それ以上なのがファン。例えば、会場外のインタビューでは一緒にEUROPEを見に来たらしきカップルが喧嘩を始めてしまう。いかにもロック・オタクな彼氏が「前座が必要だと思うな」と評論家めいて口にするや、彼女が凄い剣幕で「ボン・ジョヴィより凄かったわ。前座なんていらないわよ!」とやり返す。また、女性ファンのグループも「みんな最高にカワイイのよね、全員大好き!目がステキ!」と無邪気にはしゃぐ。そんなアイドル人気を嬉しさ半分、苦さ半分なメンバーも面白い。ラジオ出演のQ&Aコーナーでは、ファンとの生対話。「ジョーイも他のみんなもゴージャスね!」と話しかけられ、ジョーイが「ありがとう。僕らの音楽聴いてる?」と思わず返してしまう。「テンペストって本名なの?」と訊かれ、困りながら「楽屋での名前だよ。とにかくボクの名前さ」と誤魔化す(彼の本名はRolf Magnus Joakim Larsson)。こうしたファンのノリがノーラム脱退の原因ともなったわけですが、その沸騰ぶりがリアルに感じ取れるのです。この他にも見どころだらけ。自家用ジェットでの移動、シェービングクリームを塗りあいする楽屋、ホームシックに駆られるメンバー、スウェーデン語で「The Final Countdown」を歌ってみたり、雑誌の酷評に凹んでは「この記者はフォークのファンだと思う。僕らのショウに迷い込んだのさ」と言ってみたり。華やかでありながら素朴さが残る北欧の若者ぶりが実にEUROPEらしい。雨の中でも帰らない観客に感動しての会話も良い感じ。「クイーンを見に行って以来だ」「あれはストックホルムのコンサートの時だったな」「(QUEENでは)みんな帰りはじめてたよ」「雨が好きだって曲を演ったんだけど、ファンの反感をかってね」「だから俺達は凄いんだ」等々。ロックを愛してきた若者らしさ、自分達のヒーローに近づいている実感を持とうとしてもどこかピンと来ていない。そんな素顔が楽しい映像作品なのです。黄金期の堂々たるプロショット・ライヴと、そんな彼らと共に旅するロードムービー。時代性が強すぎるためにオフィシャル側での復刻は望めませんが、これこそが絶頂期の輝き。その実録を史上最高峰の超ハイクオリティで刻み込んだ2枚組。 Hammersmith Odeon, London, UK 23rd February 1987 PRO-SHOT Wiltern Theatre, Los Angeles, CA. USA 22nd April 1987 PRO-SHOT THE FINAL COUNTDOWN WORLD TOUR Live at Hammersmith Odeon, London, UK 23rd February 1987 (55:06) 1. The Final Countdown 2. Danger On The Track 3. Carrie 4. Guitar Solo/Jam 5. On The Loose 6. Dreamer 7. Open Your Heart 8. Rock The Night 9. Cherokee 10. On Broken Wings 11. Dance The Night Away 12. The Final Countdown (Reprise) 55min. Linear PCM Stereo 4:3 IN AMERICA Live at Wiltern Theatre, Los Angeles, California, USA 22nd April 1987 (72:18) 1. The Final Countdown 2. Seven Doors Hotel 3. Heart Of Stone 4. Open Your Heart 5. Guitar Solo 6. Bass Solo 7. Drum Solo 8. Cherokee 9. Rock The Night 10. Dreamer アカペラ 11. Carrie 12. The Final Countdown (Reprise) 13. End Credits 72min. Linear PCM Stereo 4:3 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.128min.(total)

Europe ヨーロッパ/London,UK 1987 & more LD Ver.

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1,940円 (税込)

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