極上サウンドでのサウンドチェックが聴けるイン・イヤー・モニター(IEMs)アルバムをお贈りします。本作は「2016年4月15日:大阪オリックス・シアター」公演の直前に行われたサウンドチェックを録音したもの。東京公演と同じくポール・マーテンズと、マット・ジャーディンのIEMを自然なバランスでミックス。各楽器の試し弾きから始まり、打ち合わせの会話と7曲分の音合わせが約26分に渡って生々しく記録されています。強烈なのは、そのサウンド。通常、サウンドチェック音源というと現場に居合わせたスタッフがマイク録音したものがほとんどですが、本作はIEMsによる録音。そのため、PAを通さず、現場の空気にも晒されないビビッド・サウンドで捉えられています。実際、本作から聞こえてくる演奏や歌声、会話は超・鮮烈。「サウンドチェックの現場に居合わせる」というより、「脳内にバンドがいる」という感覚。しかも、その音質はまるでFM放送かオフィシャル盤かというほどに美麗なのです。途中で切り上げる「Add Some Music to Your Day」やイントロだけの「Surfer Girl」もありますが、ほとんどが1曲ずつフル演奏。本番ではやらなかった「Do It Again」も嬉しいですが、それ以上に強烈なのが打ち合わせ。左右から話し声が飛び交い、その1つひとつが各人の距離感もないほどに間近。バンド演奏ならサウンドボードでお馴染みの体験ですが、それが会話となると話は別。まるで左右に受話器を持ち、脳ミソ越しにメンバー同士が電話しているような感覚なのです。しかも、その内容は細かな演奏ポイントの相談。本編プレス2CDで見事なライヴを聴いた後だからこそ、名演の意図、裏側が透けるスペクタクルも凄いのです。舞台裏感覚満点のサウンドチェックを極上サウンドで体験できるIEMsアルバム。話し声も耳元で囁き、“ブライアン・ウィルソンがそこに居る”感覚が溢れ出る1枚。まるで電話を盗み聞きしているような密やかな楽しみが味わえる裏世界の大傑作、本作で“その裏側”もたっぷりとお楽しみください。
ORIX Theater, Osaka, Japan 15th April 2016 IEM(from Original Masters) STEREO
1. Soundcheck / Intro / Talk 2. Little Honda 3. Do It Again 4. Wake The World 5. Add Some Music to Your Day 6. In My Room 7. Surfer Girl Intro 9. Sail On, Sailor 10. Outro MC / Talk





























