遂に始まったエリック・クラプトン21回目のジャパン・ツアー。その初日のステレオオーディエンスソースが早くも登場です!先週行なわれたばかりの公演の音がもう聴ける。こんな素敵なことはないでしょう。しかも録音ポジションは、武道館アリーナB4ブロックの最前列という好条件、とてもきれいなサウンドで全編が収録されています。そのサウンドクオリティはアベレージレベルをはるかに超えていると断言できます。ほぼイギリス人セッションミュージシャンで固められた今回のバンドは2013年11月のスイスでの「バロワーズ・セッション」以来率いている布陣ですが、ここ日本でのこのメンバーのお目見えは久々となるものでした。ギターのアンディ・フェアウェザー・ロウは03年以来、ベースのデイヴ・ブロンズは95年以来、ドラムのヘンリー・スピネッティに至っては何と「JUST ONE NIGHT」がレコーディングされた79年以来となる来日でした。さらにアコーディオン、マンドリン、フィドルを操るマルチプレイヤー、ダーク・パウエルが参加していました。彼の参加によって、楽曲により牧歌的テイストが付与されたことが今回のステージの妙味と言えたでしょう。こうした実力派にサポートされてのステージは、初日の緊張もなく、まさにいぶし銀、円熟の極致と言えるパフォーマンスを展開しました。セットリストも概ねここ数年の流れを汲んだもので派手さはありませんでしたが、一切ミストーン、ミスプレイのない手堅い演奏が聴かれました。意外にもオープニングのSomebody Knockin’が日本でプレイされたのは初めてのことでした。そして来月リリースが予定されているニュー・スタジオアルバムからの新曲を3曲、中盤のアコースティックセットで披露したのがハイライトと言えました。しかもこの日は、プライベートで来日していたイギリスの若手アーティスト、エド・シーランがそのアコースティックセットに飛入りし、3曲でクラプトンと共演するというハプニングがあったのです。「新曲でシーランが共演」と聞いて、「いきなりそんなことが可能なの?事前にリハーサルしていたのか?」と思われるファンの方は多いでしょう。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 13th April 2016 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (59:12)
1. Somebody's Knockin' 2. Key To The Highway 3. Hoochie Coochie Man 4. Next Time You See Me 5. I Shot The Sheriff 6. Circus Left Town 7. Nobody Knows You When You're Down And Out 8. I Dreamed I Saw St. Augustine 9. I Will Be There (with Ed Sheeran)
10. Cypress Grove (with Ed Sheeran) 11. Sunshine State (with Ed Sheeran)
Disc 2 (42:57)
1. Gin House 2. Wonderful Tonight 3. Crossroads 4. Little Queen Of Spades 5. Cocaine 6. High Time We Went
Eric Clapton - guitar, vocals Andy Fairweather Low - guitar, vocals Chris Stainton - piano, keyboards Paul Carrack - organ, keyboards, vocals Dave Bronze - bass Henry Spinetti - drums Dirk Powell - multi-instrumentalist Michelle John - backing vocals Sharon White - backing vocals





























