IRON MAIDENのあらゆるアンダーグラウンド音源の中でも、“象徴”とさえなっている歴史的大名録音が究極バージョンで復活です! その大名録音とは「1983年5月26日ハマースミス・オデオン公演」を収めたオーディエンスアルバム。古くはアナログ時代から「10 YEARS OLD EDDIE'S BOYS」「DIE WITH YOUR BOOTS ON」として親しまれ続け、そして現在もなお“サウンドボード”として流通することもある名録音中の名録音です。実際、その極度にクリアでビビッドな楽音は、ダイレクト感も満点で(極上の)サウンドボードだと思っても不思議はないもの。しかし、それだけでは「MAIDENブートの象徴」にはなり得ない。その中身こそが、この録音をアイコンにまで引き上げているのです。その理由の1つは、この録音が“WORLD PIECE TOUR 1983”の代表作なこと。このツアーは、“ただ今、世界を制覇中”の上り坂IRON MAIDENにも関わらず、オフィシャルにはドルトムント公演が数曲公開されたのみで、ブートレッグでもフル・サウンドボードの1つもない。特に日本のファンにとっては、来日公演もなかったことで謎のベールに包まれ、ショウは極限的に良いにも関わらず、“歴史の穴”となっているツアーなのです。それだけ希求される“WORLD PIECE TOUR 1983”ですが、世界中のマニアが頂点として認めている録音は2つあります。1つは5月8日イプスイッチ公演で、もう1つが本作のハマースミス公演。そう、本作はあの超名盤「EAGLE’S NEST」と双璧とさえなるライヴアルバムなのです。この録音が「象徴」たり得る理由はもう2つめの理由は、絶好調を極め抜いた名演中の名演であること。イギリスツアーは“WORLD PIECE TOUR 1983”でも初期日程にあたり、本作のハマースミス公演は21公演目。「EAGLE’S NEST」で聴ける7公演目のイプスイッチ公演も素晴らしいライヴ(未体験の方は即チェックを!)でしたが、本作はさらにバンド全体が暖まり、エンジンのかかってきたタイミング。その本作のド迫力パフォーマンスは、輪をかけて凄まじいのです。特に素晴らしいのがブルース・ディッキンソン。「Where Eagles Dare」の冒頭を何としてでも聴いていただきたい! いきなり轟く“Ahhhhh!!!”絶叫の鋭さ、伸び! そして声の張り!! もちろんシャウト一発だけでなく、その後も絶・絶好調。歌い上げもどこまでも気持ちよく伸び、シャウトは頬を引っぱたくように強烈で、囁く声も表現力バツグン。正直なところ、いかな全盛期・絶好調のブルースでも高音の張り上げや豪快さを意識しすぎてラフなことが多いのですが、本作はダイナミックでありながらも、丁寧な歌いっぷりで名曲群の理想型を体現し続けていく。ブルースのライヴを何十聴いてきたか分かりませんが、まさに一世一代の名唱・絶唱のオンパレード。正直に申し上げて、かのオフィシャル名盤「LIVE AFTER DEATH」でさえ問題外のスーパーライヴなのです。常にハイクオリティなステージのIRON MAIDENでも、ヴォーカルは好不調の波が出やすいために重点的に書きましたが、演奏陣もブルースに一歩も引かない絶好調。ツイン・ギターも艶やかなハーモニーを聴かせ、スティーヴ・ハリスのギャロップとニコ・マクブレインの幾何学ドラムが織りなす構築感は微塵のブレも許さない。それでいて、生演奏ならでは熱さに充ち満ちている……まったくもって隙がないライヴです。その上、1983年特有の旨みもたっぷり。IRON MAIDENのライヴ・スタイルは、この次の“WORLD SLAVERY TOUR 1984-1985”で完成し、現在まで続いています。この“WORLD PIECE TOUR 1983”は、その直前。ニコの加入によって演奏面では完全系であるものの、ショウ構成には初期の薫りが残っている。特に色濃いのが後半で、このツアーだけのレアライヴ「To Tame A Land」を軸にしつつ、ギターソロ、ドラムソロでじっくりと盛り上げていく。実のところ、1983年はレギュラーでドラムソロを盛り込んだ最後のツアーでもあり、IRON MAIDENでニコのソロタイムがある唯一のツアーなのです。さらに、アンコールの「Drifter」での長ーいやりとりも初期の匂いが強烈。ワイルドな初期と洗練のバランス、これこそがマニアの心を捕らえてはなさい“WORLD PIECE TOUR 1983”の魅力なのです。そんな名演中の名演、名録音中の名録音を究極形にまで磨き上げたライヴアルバム、それが本作の正体です。最新のマスタリング技術の粋を凝らし、録音自体のサウンドボード調の音質を活かしつつも、さらに低音の迫力も図太く、中音域もコシも豊か。ピッチもジャストに調整(既発では、一番正しいものでも半音の20%ほど狂っていました)され、唯一の欠点と言われた「The Number Of The Beast」以降の音質変化も違和感を最小限に抑えられています。その結果、生み出されたサウンドは、まさに「オフィシャル級オーディエンス」とさえ言いたい。いえ、もはや“サウンドボードか、オーディエンスか”といった次元ではないサウンドで、ヘヴィメタル理想のライヴサウンドを蘇らせているのです。“MAIDENブートの象徴”の究極形にして、“最上録音”をさらに上へグイッと引き上げてしまったライヴアルバム。オフィシャルでは見過ごされている“WORLD PIECE TOUR 1983”の凄味、ぜひ頂点の1本でご体験ください!
Hammersmith Odeon, London, England 26th May 1983 TRULY PEREFCT SOUND
Disc 1 (52:14)
1. Theme From "Where Eagles Dare" 2. Where Eagles Dare 3. Wrathchild 4. The Trooper 5. Revelations 6. Flight Of Icarus 7. Die With Your Boots On 8. 22 Acacia Avenue 9. The Number Of The Beast 10. Still Life
Disc 2 (64:55)
1. MC 2. To Tame A Land 3. Guitar Solo 4. Drums Solo 5. Phantom Of The Opera 6. Hallowed Be Thy Name 7. Iron Maiden 8. Run To The Hills 9. Sanctuary 10. Drifter 11. Prowler
Bruce Dickinson - Vocals Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar Steve Harris - Bass Nicko McBrain – Drums





























