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Bryan Ferry ブライアン・フェリー/Tokyo,Japan 2019

17年ぶりのソロ来日も大好評のうちに終了したブライアン・フェリー。その最新オリジナル録音が2タイトル同時リリース決定です。今回の来日公演は、大阪・東京の2公演のみ。本作は、その東京編となる「2019年3月13日オーチャードホール公演」の傑作オーディエンス録音です。ソロでは17年ぶりとなりましたが、9年前にはROXY MUSICで来日していたフェリー。どちらにしても久々なわけですが、良い機会ですので、彼の来日史も振り返ってみましょう。 ・1977年6月:ソロ初来日(4公演)・1979年4月:ROXY MUSIC初来日(3公演)・1983年2月:ROXY MUSIC来日#2(7公演)・1988年10月:ソロ来日#2(8公演)・1995年3月:ソロ来日#3(8公演)・2001年9月:ROXY MUSIC来日#3(3公演) ・2002年11月:ソロ来日#4(2公演)・2010年7月:ROXY MUSIC来日#4(1公演)・2019年3月:ソロ来日#5(2公演) 1977年にソロで初来日を果たしてから42年目。ソロ5度目、計9度目の来日公演だったわけです。そんな東京ナイトを記録した本作は、とにかく端正さを極めたような美録音。同時リリースの『OSAKA 2019』ほどサウンドボード的なサウンドではないのですが、それが実に良い。フェリーのマイルドな出音とオーチャードホールの会場音響が境目もなく絶妙に混じり合い、トロけるように甘い音空間を描き出している。もちろん、ボケたサウンドでは本末転倒ですが、そうではない。しっかりとした芯が手元に真っ直ぐ届き、空気感も透き通っていて歌声も歌詞の1語1語までクッキリと分かる。それだけのクリアさを誇りつつ、芯からオーラのように立ち上るホール鳴りが幻想的で実に色っぽい。例えば、サックス。メロディの輪郭もクッキリとしていれば、息づかいまで感じるディテールも見事。その上で、鳴りがクリスタルな空気感の中を綺麗に伸びていく。その音色には金属光沢の輝きとうっとりするほどの色気まで宿しているのです。さらに中低音も美音。特に低音はオーディエンス録音の弱みになりやすく、ピークがビビったり、逆にスカスカになったりすることも珍しくない。しかし、本作は手応えもたっぷりとしていて、それでいて微塵も乱れない安定感が絶品。ジェリー・ミーハンのベースは甘みのある音色で優雅にラインを紡ぎ、ルーク・バレンのビートにもコシがある。長年フェリーのサポートを務めてきた匠のグルーヴが出すぎず、引っ込みすぎず、実に気持ちよく鳴るのです。そして、御大フェリーの歌声。これがもう絶品。ささやき声のニュアンスもしっかりと伝わり、円熟の歌い回しも美しい音響に彩られる。サウンドボード的な録音ではあり得ない色気のサウンドに全身を浸しきれるのです。そのサウンドで描かれるショウがまた素晴らしい。セットは大阪・東京ともに共通で、ROXY MUSIC&ソロの名曲が大盤振る舞い。今年7月には『AVALON』をフィーチュアしたツアーを行うと発表していますが、日本では『AVALON』だけでなく、デビュー作『ROXY MUSIC』とソロの大ヒット作『BOYS AND GIRLS』が3本柱。そして、それ以外も美味しい。ソロは「Tokyo Joe」「Bete Noire」「Zamba」といった美味しい時期の曲に絞り込まれ、ROXY MUSICは全アルバムから満遍なく名曲が散りばめられている。圧倒的なのはショウの後半。本作のディスク2は大ラスの「Let's Stick Together」以外は、すべてROXY MUSICナンバーで埋め尽くされている。特に圧巻なのが「Avalon」「Love Is the Drug」「Remake/Remodel」の三連発。フェリーもキーボードを弾き、クリス・スペディングのギターも時に叙情的に迫り、時に鋭く切り込む。繊細にして壮大なアンサンブルがじっくりと醸成していき、美意識の高い歌声と見事に融合。得も言われぬ情感と滋味をたっぷりと繰り広げていくのです。とにかく美しいサウンドで描かれる名曲の宝箱。17年ぶりの感慨さえも忘れ、ただひたすら酔いしれられるビューティフルなライヴアルバムの大傑作です。この抱擁感は、優れたオーディエンス録音にだけ許されるもの。そんな贅沢なひとときを全身で味わえる1本。 Live at Orchard Hall, Tokyo, Japan 13th March 2019 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (48:19) 1. Intro 2. The Main Thing 3. Slave To Love 4. Don't Stop the Dance 5. Ladytron 6. Out of the Blue 7. Oh Yeah 8. Tokyo Joe 9. A Waste Land 10. Windswept 11. Bete Noire 12. Zamba 13. Stronger Through the Years 14. Don't Think Twice It's Alright Disc 2 (48:09) 1. My Only Love 2. In Every Dream Home a Heartache 3. If There Is Something 4. More Than This 5. Avalon 6. Band Introductions 7. Love Is the Drug 8. Remake/Remodel 9. Editions of You 10. Jealous Guy 11. Let's Stick Together Bryan Ferry - Lead Vocals Chris Spedding - Guitar Jorja Chalmers - Saxophone, Clarinet, Keyboards Marina Moore - Viola, Violin Richard Cardwell - Keyboards Jerry Meehan - Bass Luke Bullen - Drums Aleysha Lai - Backing Vocals Hannah Khemoh - Backing Vocals

Bryan Ferry ブライアン・フェリー/Tokyo,Japan 2019

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