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Sammy Hagar & the Circle with Vince Neil サミー・ヘイガー ヴィンス・ニール/OH,USA 2019

THE CIRCLEの初スタジオ作『SPACE BETWEEN』を全米4位に送り込んだサミー・ヘイガー、そしてMOTLEY CRUEの伝記映画『THE DIRT』で再び注目を集めているヴィンス・ニール。アメリカンHRの重鎮2組の最新カップリング・アルバムが登場です。現在、サミー&THE CIRCLEは全米ツアー中で、本作に収められているのはそのうち「2019年5月20日ヒューバー・ハイツ公演」。サポートにはヴィンスとNIGHT RANGERは日替わりで務めており、この日はヴィンスでした。本作は、ヴィンスのステージをディスク1に、サミーをディスク2-3で完全収録した極上オーディエンス録音です。そんな本作最大のポイントは、まさに極上のクオリティ。とにかくオンで力強く、それでいて艶やか。ヘッドフォンで聴くとわずかなホール鳴りにも気づきますが、その極太で距離感のまるでない芯はサウンドボードもかくやの凄まじさ。オーディエンス録音では弱みになりがちな低音もド迫力で、ベースはゴリゴリと五臓を揺るがし、ズンズンと六腑に轟く。それだけのパワフル録音でありながら安定感まで凄い。バンドが全力フォルテッシモでぶちかまそうと割れる事がなく、マイクの方向に迷うようなこともないのです。もちろん、重低音ばかりが飛び抜けているわけでもありません。中音域は手応えたっぷりながらギターのピッキング・ニュアンスまで克明で、高音も美しく伸びる。特に素晴らしいのは肝心要のヴォーカル。パワフルなバンドの一体感が渦巻きつつ、そこからヴィンスやサミー、それにマイケル・アンソニーのハイノートが綺麗に突き抜け、吐息レベルの密着感で耳元に飛び込む。あくまでもド迫力こそが圧倒的ではあるものの、端正な機微も逃してはいない。進歩著しい現代のデジタル録音にあっても、ここまでのサウンドはそうはない。まるで“西日本最強テーパー”氏の録音家のような(もちろん実際には違いますが、個性が似ています)極上サウンドなのです。さらに言えば、オーディエンスの息吹までもが理想的。骨太・肉厚な演奏音と歌声が主役の座を1ミリも譲りませんが、それに付き従う大合唱スペクタクルが凄い。間近な声はほとんどないものの、重鎮たちのキャリアを総括する名曲群への熱狂がうねりとなって押し寄せ、サビのメロディは何倍にも拡大される。「Three Lock Box」のイントロで叫ぶ「Suckers walk, money talks!!」でさえぶ厚い事この上ない。サウンドボード級の極上サウンドでありながら、ライン録音では決してあり得ないリアリティと臨場感。まさに現代客録の理想像を体現するような名録音なのです。そんなサウンドで描かれるショウが凄いのなんの。ヴィンスは徹頭徹尾、MOTLEY CRUE黄金期の濃縮還元。約42分という短い持ち時間ではあるものの、そこに『SHOUT AT THE DEVIL』から『DR. FEELGOOD』の超・代表曲“だけ”を披露。その濃さはハンパではなく、この中に加えたい曲はあっても、外せる曲は皆無。もし、MOTLEY CRUEのベスト盤をLP1枚サイズで組むとしたら、このショウと同じ7曲にするしかない。もちろん、それだけの超代表曲ラッシュが盛り上がらないはずがなく、粉になるまで煮詰めたような超濃厚のステージなのです。そして、ヴィンスが異様に盛り上げたところで登場するのが御大サミー・ヘイガー率いるTHE CIRCLE。サミー&マイケルの元VAN HALENにジェイソン・ボーナム、ヴィック・ジョンソンを加えた4人組で、サミーのキャリアを彩ってきた超名曲をド迫力にブチかましていきます。いかに豪華なショウなのか、ここでセットの内容を整理してみましょう。 ●SPACE BETWEEN(5曲)Trust Fund Baby、Can't Hang、Devil Came To Philly、Full Circle Jam、Affirmation ●サミーのソロ(6曲) There's Only One Way To Rock、I Can't Drive 55、Heavy Metal、Three Lock Box、Mas Tequila、Eagles Fly ●VAN HALEN(5曲)Poundcake、Finish What Ya Started、Right Now、Why Can't This Be Love、Best Of Both Worlds ●その他(2曲)Rock Candy (MONTROSE)、Rock And Roll (LED ZEPPELIN) ……と、このようになっています。彼らのライヴと言えば、4年前の『AT YOUR SERVICE』もありますが、そこで幅を利かせていたZEPナンバーは「Rock And Roll」だけに絞り込まれ、後はすべてサミーのレパートリー。『SPACE BETWEEN』の新曲群はもちろんのこと、「Three Lock Box」「Mas Tequila」「Eagles Fly」も公式盤『AT YOUR SERVICE』では聴けなかったナンバーです。そんなセットを演じるアンサンブルがまた凄い。父親譲りなジェイソンのドラミングも強烈なら、サミーのバックを長く務めてきたヴィックのギターワークも変幻自在。そして、サミー&マイケルの歌声。サミーの燃え上がる歌声は70代とはとても思えず、マイケルとの超・個性的なハイトーンの絡みは、まさに在りし日のVAN HALENそのもの。同世代のシンガー達は、“黄金時代の面影”を探すように聴く事が多いのですが、彼らはまったく違う。マイケルはVAN HALEN復帰を否定し、サミーは「SPACE BETWEENが最後のアルバムになるかも」と発言しているわけですが、これだけ歌えるのに終わりを考えるとはもったいないにもほどがあります。とにかくアメリカンHRの粋のような名曲ラッシュ。それを現代デジタル録音の理想を体現する極上サウンドで楽しめる3枚組です。とにかく熱く、聴いているだけで握ったグーが痛くなる灼熱のライヴアルバム。 Live at Rose Music Center, Huber Heights, OH, USA 20th May 2019 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(41:48) VINCE NEIL 1. Dr. Feelgood 2. Shout At The Devil 3. Looks That Kill 4. Home Sweet Home 5. Kickstart My Heart 6. Girls, Girls, Girls 7. Wild Side SAMMY HAGAR & THE CIRCLE Disc 2(55:47) 1. Intro 2. Trust Fund Baby 3. There's Only One Way To Rock 4. Three Lock Box 5. Poundcake 6. I Can't Drive 55 7. Can't Hang 8. Finish What Ya Started 9. Right Now 10. Devil Came To Philly 11. Full Circle Jam (Chump Change) Disc 3(48:46) 1. Rock Candy 2. Why Can't This Be Love 3. Rock And Roll 4. Heavy Metal 5. Mas Tequila 6. Eagles Fly 7. Best Of Both Worlds 8. Affirmation Sammy Hagar - lead vocals, guitars Vic Johnson - lead guitar Michael Anthony - bass, vocals Jason Bonham - drums

Sammy Hagar & the Circle with Vince Neil サミー・ヘイガー ヴィンス・ニール/OH,USA 2019

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