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Badfinger バッドフィンガー/Maine,USA 1970

ジョー・マロニーというテーパーの偉大なところは、1970年からオーディンス録音を残してくれていることでしょう。確かに音質面においては後進のマイク・ミラードやダン・ランピンスキーの方が上なわけですが、彼らより5年近くも先に名だたるアーティストのアメリカでのステージを録音してくれていた功績は計り知れないものがあります。バッドフィンガーもまた彼の録音行為の恩恵を受け、70年に行われた初のアメリカ・ツアーから素晴らしい音源が残されました。マロニーがバッドフィンガーのステージを録音してくれたのは11月7日に行われたポートランドでのショー。実際に彼らのまとまったライブ音源というのはBBC以外ではアメリカ・ツアー以前に存在せず、彼による録音もアメリカ・ツアーで二番目の音源という歴史的価値の高いもの。それに何と言っても音質が驚くほど良い。これもまたマロニー音源の特徴であり、それほど聞きやすい音質でバッドフィンガーのライブ・ステージがほぼフルセット(「Feelin' Alright」でテープチェンジによるカットあり)収録されているという点でも価値の高いものです。そうした貴重音源ですので、過去にもリリースされた実績がありましたが、それはマロニーがネット上に公開してくれていた時点で狂っていたピッチがそのままの状態という欠点がありました。そこで今回は徐々に変動していたピッチを丁寧にアジャスト。バッドフィンガー最初期のライブ音源をベストな状態で収録したハイクオリティ・アイテムとなっています。もちろん内容面も貴重極まりない。このアメリカ・ツアーはジョージ・ハリスンも途中から同行するなど、アップルとしてもアメリカでのグループの成功を確実なものとすべくプロモーションに力を入れ、ツアー終盤には卓直結サウンドボードまで残されていました。ところが、それには収録されていなかった大ヒット曲が「Come And Get It」。この曲の演奏にはピアノが必要なことから、それが置かれている会場だけで演奏されており、マロニーが録音したポートランドの会場にはピアノが設置されていたのでしょう。ポール・マッカートニー作でバッドフィンガーにとって出世作となった同曲のライブ音源というのも希少であり、それがマロニーによって高音質で記録されたのはラッキーとしか言いようがありません。ライブ全体も今回DVDにて最高画質映像がリリースされる72年グラナダTVと比べるとまだロック的なハードさより1960年代後半ののポップさを色濃く残したライブ・サウンドである点が魅力でしょう。なおかつグループの代表作「NO DICE」のリリース直後ということから、「I Don't Mind」に「Blodwyn」といった同アルバムからの曲が多くフィーチャーされているのもまた魅力。そしてショーはスティーブ・ミラーのカバー「My Dark Hour」で幕を開け、今回のDVDで見られたバンドのライブ・サウンドが完成された72年とは違った初々しくもポップな、初期バッドフィンガーらしさに溢れたライブが正確なピッチで楽しめる極上アイテムです。 Gymnasium, University of Maine, Portland, Maine, USA 7th November 1970 (50:49) 1. Introduction 2. My Dark Hour 3. Midnight Sun 4. Better Days 5. I Don't Mind 6. Blodwyn 7. We're For The Dark 8. Feelin' Alright 9. I Can't Take It 10. No Matter What 11. Come And Get It 12. Love Me Do/Lucille/Rip It Up/Long Tall Sally

Badfinger バッドフィンガー/Maine,USA 1970

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