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Pink Floyd ピンク・フロイド/MD,USA 1973

1973年第二次北米ツアーの4日目、6月20日、メリーランド州コロンビアはメリウェザー・ポスト・パヴィリオン公演をマスター・クオリティの高音質オーディエンス録音で完全収録。音質は非常に安定しており、音圧・音のバランス・パンチともに最高レベル。トレーダー間に存在する同公演テイクとは一線を画す、鮮度抜群のサウンドで収録されており、Moneyの後半のカット、歓声部分の曲間のエディットに加え、一部テープ劣化の箇所が確認できますが、全体的には、この時代のオーディエンス録音としては、非常に優秀なサウンドで収録されています。マニア間でも論じられている通り、この日は1973年ツアーでもトップクラスの大変優秀な演奏が聴け、大会場の演奏でありながら、まるでスタジオライブを聴いているような、完璧にコントロールされた、実に見事なパフォーマンスを楽しむことができます。多くのフロイド・ライブ音源を聴いている方なら、この尋常ではない演奏クオリティに各所で大きな驚きを覚えることでしょう。コーラス・ソロ・アンサンブルの完成度の高さは特筆すべきものがあり、それでいて、果敢にエネルギッシュな演奏にチャレンジしているのですから、 ファンには堪りません。劇的なオープニングObscured By Cloudsに続く、キビキビとしたリズム隊をバックに完成度の高いソロで聴き手を圧倒するWhen You're Inでのギルモアの高品質な演奏ぶりがこの日の好調さを物語っています。最新作「狂気」がチャートの上位を独走し、一般のロックファンへの認知度が急激に高まった時期のライブですが、その尋常ではない人気の沸騰ぶりに臆することなく、パワフルで挑戦的な演奏で、聴き手を圧倒するこの時期のフロイドのポジティブな魅力に満ちた、力強い鋼のような演奏ぶりは真に絶品。1973年ツアーならではと言える、会場規模同様に音楽的なスケール感・立体感をパワーアッ プさせたフロイドの進歩的演奏は全編に渡って聞きごたえ満点。Set The Controls For The Heart Of The Sunは60年代末期を彷彿とさせる疲れを感じさせない疾走感溢れる演奏ぶりが見事であり、ここまでキビキビした演奏は、やはりこの時期までというのが、このクラシックナンバーからリアルに感じることができます。8~10分台のサイケデリックパートも確かな緊張感が持続した名演を楽しむことができます。 Careful With That Axe, Eugeneはいつもより速いスピードで演奏されており、「この日は違う」と確信させられる、バンド全体の放つ、ポジティブで熱いフィーリングに満ちた演奏をリアルに体感できる、素晴らしいテイクになっています。5~6分台のスクリームパートの異様なまでの音の完成度は唖然。個々のプレイがどうのこうのといった評価を超越しているような見事な音像はファン必聴。Echoesも、まるでスタジオライブを聴いているような高品質な演奏に驚きを覚えます。ボーカルもやけにパワフル。8~9分台に一部、若干のテープ劣化のポイントが確認できますが、すぐに問題なくなります。11分台のリズム隊だけになる部分はユニーク。そのあとの長めにいつも以上に様々なカモメトーンで聴かせるパートも強烈。突っ走り気味の演奏ながら、同時に妙に安定したエンドパートも見事。 「狂気」はSpeak To Meでの殺気立った手拍子と熱気が凄まじい。Breatheでの一風変わった粘りのあるギタープレイも見事。ボーカルにも艶があり、安定感も抜群。On The Runではあまりの音の迫力に終演後、観客が静まり返ったのち、Timeイントロと同時に大喝采を上げるところが非常にリアル。Timeは無機質なリズム がクリアーに収録されています。安定したボーカル、3分台の耳をつんざくような迫力満点のギターソロも見事。Breathe (Reprise)も驚くほどクリアーに収録されており、迫力満点。The Great Gig In The Skyもピアノがウルトラクリアーに収録されており、後半の激情的なスキャットパートはかつて聴いたこと無いほどに生々しい2声の歌声が聴けます。 Moneyもやけに歯切れの良い演奏でギルモアのボーカルも非常に好調。1:52では「Hoo!」というかけ声まで聴けます。情熱的なサックスソロの後に配置されたギターソロも太く見事な音でのロングプレイが炸裂。見事なまでにコントロールされた絶品ソロは必聴。3分台のフリーフォームのプレイも聞いたこと無いほどにやる気満々。バックのニックのマーチングドラムも雰囲気を盛り上げます。5:19でカットが入りその後エンディングはフェイドアウト。Us And Themの場面ががらっと変わる冒頭パートも良い感じで演奏されています。ボーカルも相変わらず安定しています。サックスのソロに続く、コーラス・ブリッジのパートでリックが歌詞と入りを間違え、「せっかく上手くっているのに!」とギルモアが続くボーカルパートでいらっとしているのが伝わります。ギルモア 主導のラストのサビの盛り上がりは完璧。結局、Any Colour You Like冒頭のノイズとふにゃふにゃしたシンセソロでリックがトラブっているのが確認されますが、ギルモアのギターは相変わらず見事で、ラストの Brain Damage、Eclipseともに、女性コーラスも含めたあまり聞いたこと無いほどに素晴らしいコーラス&ボーカルパートが堪能できます。この部分の完璧なハーモニーで盛り上がるエンドパートは圧巻で、深い感動に浸ることができます。冒頭熱狂していた観客が、あまりに迫力に黙りこくって聴き入っている様 がリアルに伝わってくるアンコールOne Of These Daysもまさに絶品。ウォーターズのベースがいつも以上に唸りまくり、後半のギルモアのギターが全てを埋め尽くす様な激しいプレイを披露し、完全別格の異次元空間を創造することに成功しています。ここまで凄かったのか!と思わせる、1973年第二次USツアーの演奏の充実ぶりをリアルで安定した高音質で 堪能できる絶品の一枚。 Live at Merriweather Post Pavillion, Columbia, Maryland, USA 20th June 1973 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 1. Obscured By Clouds 2. When You're In 3. Set The Controls For The Heart Of The Sun 4. Careful With That Axe, Eugene 5. Echoes Disc 2 Dark Side Of The Moon 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe (Reprise) 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse Encore 12. One Of These Days

Pink Floyd ピンク・フロイド/MD,USA 1973

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