最後にして最大の成功をもたらした栄光の“THE MAGIC TOUR”。その新たなマスターピースが登場です。そんな本作に収められているのは「1986年6月11日ライデン公演(オランダ)」。その全貌を捉えた傑作オーディエンス録音です。“THE MAGIC TOUR”と言えばQUEEN自身の成功だけでなく、名録音を大量に生み出したことでも知られています。当店では、そんなツアーを幾多の名作でアーカイヴしてきました。良い機会ですので、そのコレクションを日程で整理し、本作のポジションも確かめてみましょう。
・6月7日『DEFINITIVE STOCKHOLM 1986』・6月11日:ライデン公演 ←★本作★・6月12日:ライデン公演・6月14日『SPECTACULAR: PARIS 1986』・6月17日『MAGIC IN BELGIUM』・6月19日:ライデン公演・6月21日『DEFINITIVE MANNHEIM』・6月26日『BERLIN 1986』
・6月28日+29日:ミュンヘン(2公演)・7月1日+2日:チューリッヒ(2公演)・7月5日『IRISH MAGIC CASTLE』・7月9日『ONE SWEET MOMENT: NEWCASTLE 1986』・7月11日+12日:公式『LIVE AT WEMBLEY STADIUM』・7月16日『MANCHESTER MAGIC』
・7月19日『KOLN OPEN AIR 86』・7月21日+22日『VIENNA MAGIC』・7月27日:公式『HUNGARIAN RHAPSODY』・7月30日『FREJUS MAGIC』・8月1日『BARCELONA 1986』・8月3日『MADRID 1986』・8月5日:マルベーリャ公演
・8月9日『DEFINITIVE KNEBWORTH 1986』(ラストショウ)※注:各日とも代表作のみ(廃盤タイトルも含む)。 以上、全26公演。ご覧の通り、ほとんどのショウで名録音が残されており、当店でも1日1日ベストなマスターをベストな状態に磨き込んでコレクションしてきました。そんな中で本作のライデン公演は序盤も序盤の2公演目。同会場では3公演実施されましたが、その初日にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、クリアでリアルなオーディエンス録音。何よりも素晴らしいのはフルショウの体験感。この日は幾つかの録音が知られており、「Tie Your Mother Down」が欠けていたり、アンコールが録音漏れなものもあるのですが、本作は完全収録であり、サウンドも「この日のベスト」として知られているもの。やや距離があるのは否めませんが、マスター鮮度が良いのか空気感が透き通っており、歪みもヨレもない安定感が素晴らしく、演奏や歌声が真っ直ぐ飛び込んでくる。QUEEN史上最大スケールのツアーが始まったばかりでフレディも燃えており、その張り切るテンションもしっかりと感じられるのです。さらに本作のポイントとなっているのが観客の熱さ。間近声の絶叫に悩まされるタイプではないものの、現場の熱狂を広く拾っており、その盛り上がり方が凄い。ウェンブリー・スタジアムを挙げるまでもなく“THE MAGIC TOUR”のフレディは神懸かったカリスマ性を放っていたわけですが、自由自在に大観衆を操る術が冴えに冴え渡る。全編素晴らしいものの、特に象徴的なのは「Tie Your Mother Down」の後。ただでさえ盛り上がる曲ですが、その後の吠えるようなMCに煽られ、会場中に「Ore! Ooore!!」とサッカー賛歌が巻き起こる。それこそブダペスト公演の「Tavaszi Szel Vizet Araszt」ばりに“THE MAGIC TOUR”屈指の名シーンなのです。もちろん、序盤だけでは終わらない。一気に燃え上がったショウは絶好調のフレディに煽られてグイグイと盛り上がり、ハイライトまで突っ走る。そして、その終盤も大きなポイント。このツアーでは「We Will Rock You」と「We Are The Champions」の間に新曲「Friends Will Be Friends」を挟む構成となっていますが、その「Friends Will Be Friends」は、この日こそが初演。しかも、後のショウとは異なり、約4分のフル版で演奏されるのです。短く変更されることからも流れ的にはショート・バージョンの方が締まってはいるのですが、この長尺演奏はライデン2公演だけ。そんな貴重なバージョンを素晴らしいサウンドで現場体験できるのです。そして、現場の誰もが予想していなかった「Friends Will Be Friends」に盛り上がりまくったところで迎える「We Are The Champions」の巨大スペクタクルと「God Save The Queen」の大団円。なんと感動的なことか……。最大スケールなだけでなく、各地でいつも以上に名演を連発していた栄光の“THE MAGIC TOUR”。その序盤のスタートダッシュを現場体験できるライヴアルバムです。一期一会のオーディエンス録音だからこそのサッカー賛歌や激レアな「Friends Will Be Friends」だけでなく、序盤からエンディングまでフレディも会場も燃え上がる名演の真っ直中に立てる大傑作。1公演1公演が違っていて、“THE MAGIC TOUR”だからこその栄光の現場が楽しすぎる。これだからオーディエンス録音はたまらない……そんな感慨が沸き立って止まらない1本。
Live at Groenoordhallen, Leiden, Netherlands 11th June 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
Disc 1(57:19)
1. One Vision 2. Tie Your Mother Down 3. Football Song★ 4. In The Lap Of The Gods...Revisited 5. Seven Seas Of Rhye 6. Tear It Up 7. A Kind Of Magic 8. Day-O 9. Under Pressure 10. Another One Bites The Dust 11. Who Wants To Live Forever 12. I Want To Break Free
13. Impromptu 14. Guitar Solo 15. Now I'm Here
Disc 2(48:22)
1. Love Of My Life 2. Is This The World We Created? 3. (You're So Square) Baby I Don't Care 4. Hello Mary Lou 5. Tutti Frutti 6. Bohemian Rhapsody 7. Hammer To Fall 8. Crazy Little Thing Called Love 9. Radio Ga Ga 10. We Will Rock You 11. Friends Will Be Friends 12. We Are The Champions 13. God Save The Queen





























