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Ringo Starr リンゴ・スター/Ringo Original DCC Compact Classics

“モービル・フィディリティ”と並んでカリスマ的人気を誇る高音質CDレーベル“DCC Compact Classics”。そのCD『GZS-1066』から復刻されたリンゴ・スター初の本格的なソロ作『リンゴ』がリリース決定です。 【カリスマ・エンジニアによる高音質CDシリーズ“DCC”】 90年代から2000年代にかけて様々に登場した高音質CD。しかし、ひと口に「高音質CD」と言っても手法は多種多様。各社が競い合うようにリリースするようになって優劣や人気にも差が出るようになりました。種々雑多な手法を大きく分けると3つ。1つは「素材系」とでも呼ぶべきもの。通常CDは信号を記録したアルミ蒸着膜をポリカーボネートで挟み込む構造となっていますが、その素材を反射率の高い金属膜や透明度の高い樹脂に代え、読み取りエラーを減らすもの。「SHM-CD」や「Blu-spec CD」があたります(ただし、これは記録されたデータ自体は通常のものと変わらず、プレイヤー側の読み取りチューニングによっては逆にエラーが増える恐れもあるとも言われています)。2つめは言わば「デジタル技術系」。CD規格は16ビットなのですが、高音質のデジタル・リマスタリングはアナログ・マスターから20ビット以上の高音質でデジタル化し、16ビットに変換します。その変換の際に新技術でデジタル劣化を抑えるタイプのこと。「SBM CD」「HDCD」等が代表的です。そして、3つめはさしずめ「エンジニア系」。レコード会社からアルバムの大元マスター・テープを借り受けてデジタル化していくもので、そのテープ再生環境や行程に徹底的にこだわり抜く。もちろん、メーカーそれぞれに独自のノウハウがあり、仕上げにも細心の注意が払われ「マスターテープの音そのもの」の再現に注力される。これの代表格は“Mobile Fidelity”や“DCC Compact Classics”なのです。そして、このタイプで重要なのは「誰がリマスタリングしたか」。デジタル技術や素材による音質向上ではないため、その行程1つひとつが職人の技量やセンスに左右され、誰がやっても同じとはならない。その中で人気のエンジニアも登場し、巨匠ボブ・ラディックやRhinoレーベルのビル・イングロット等、数々のエンジニアがカリスマとなった。彼らが手掛けた名盤は数ある高音質CDの中でも格別の人気を誇り、物によっては中古でも数万円で取引されているほどなのです。そして、その1人がスティーヴ・ホフマン。マスタリング機材に真空管を採用したアナログ・サウンドはマジックとさえ呼ばれ、“DCC Compact Classics”のブランドを世界に広めたカリスマなのです。 【ストリングスやホーンが重なり合っても決して混じらない『リンゴ』】 そして、本作はそんなホフマン・サウンドで甦ったリンゴの本格的ソロ第1弾『リンゴ』。ポールは『McCARTNEY』から『WINGS AT THE SPEED OF SOUND』までの6作品がDCCからリリースされましたが、リンゴはこの1枚だけでした。そして、要注目のサウンドですが、これがまた極めて自然な上にリッチで力強い。アナログらしい暖かみもあるのですが、1音1音を拾うように聴くと実に表情豊かで、その細やかさのおかげで鮮やかでもある。例えばバスドラ1つ取ってもまったく違う。1991年の初期CDと比べると圧倒的に立体的であり、1発1発が太く、輪郭がハッキリとしていて厚みも深みもある。まるで現代リマスターの話をしているかのようですが、実際に現行盤と比較してみると実は現行盤の方が丸く潰れていて輪郭がボケている。軽々に現行盤のサウンドをマスター劣化と結論づけるわけにもいきませんが、現行盤はそんな機微を隠すようにピークが引き上げられ、一聴するとダイナミックなのに、妙に凸凹しているのです。本作が製作されたのはリリースから21年後であり、現行盤はそれから更に23年が経過している。その瑞々しさ、バランスをイジらない自然なアンサンブルがとても心地良いのです。さらには奥行き。パッと聴いた感じでは現行盤の方が鮮やかなようでもあるのですが、本作にはしっかりとした空間が感じられ、大所帯のストリングスやホーン、コーラスが重なっても1つひとつが細やかに息づいている。特に低音の再現力が素晴らしい。ヴァイオリンとチェロ、さらにエレキベースが重なると現行盤では高音のヴァイオリンとベースに焦点が当てられ、チェロが消されがちになる。しかし、本作ではそのどれもが立体的で、いかに多彩な音が重なっても混じって濁る事もかき消される事もなく、余裕たっぷりなスキマまで感じられるのです。デジタル媒体CDとは言え、やはり音楽は人の手と感性の賜。特にアナログ時代に手作りされた作品なら尚のことです。デジタル新技術や素材も素晴らしいですが、最後はマスター・テープ自体の鮮度とエンジニアの“カン”こそが頂点を極める。本作は、そんなカリスマ:スティーヴ・ホフマンの全盛期にデジタル化された希代の大名盤。“モービル・フィディリティ”と同じく今になって現物を手に入れようと思っても、元々が少数限定生産なために困難。 Taken from the original DCC Compact Classics CD(GZS-1066) Remastered by Steve Hoffman 1. I'm The Greatest 2. Have You Seen My Baby (Hold On) 3. Photograph 4. Sunshine Life For Me (Sail Away Raymond) 5. You're Sixteen (You're Beautiful And You're Mine) 6. Oh My My 7. Step Lightly 8. Six O'Clock 9. Devil Woman 10. You And Me (Babe) Bonus Tracks 11. It Don't Come Easy 12. Early 1970 13. Down And Out

Ringo Starr リンゴ・スター/Ringo Original DCC Compact Classics

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1,630円 (税込)

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