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Toto トト/PA,USA 2019

ついに40周年ツアーを完遂し、活動休止を発表したTOTO。そんな彼らの最新ライヴアルバムが4作一挙リリース決定です。本作は、4連作同時リリースの最終弾。デヴィッド・ペイチも参加したワールド・ツアー千秋楽「2019年10月20日フィラデルフィア公演」の傑作オーディエンス録音です。すでに何度もご紹介している通り、TOTOはこのショウをもって活動を停止。現在のラインナップ(ルカサー/デヴィッド・ペイチ/スティーヴ・ポーカロ/ジョセフ・ウィリアムズ)の解体も宣言されています。このショウは大きなターニング・ポイントなのは間違いなく、「もしかしたらTOTO自体のラストショウになるかも」と囁かれているステージなのです。ここでは、2年に及ぶ“40 TRIPS AROUND THE SUN TOUR”の全景を振り返ってみましょう。●2018年《2月9日『40 TRIPS AROUND THE SUN』発売》・2月11日-4月8日:欧州#1(36公演)《デヴィッド・ペイチが離脱》・7月30日-8月25日:北米#1(18公演) ・10月20日-11月17日:北米#2(21公演)・12月30日+31日:オセアニア#1(2公演)●2019年・1月2日-13日:オセアニア#2(8公演)・2月14日-3月3日:アジア(9公演)《3月22日『40 TOURS AROUND THE SUN』発売》・6月13日-7月20日:欧州#2(27公演) ・9月20日-10月20日:北米#3(21公演) ←★ココ★ 【デヴィッド・ペイチも帰ってきたファイナル・ショウ】 これが世界と共に“TOTOの40年”を祝ったツアーの全体像。ルカサーは各レッグの合間にリンゴ・スターとのツアーも行っておりましたが、ここではTOTOだけに限定してまとめました。昨年7月の北米ツアーを前にペイチが健康を害して離脱。プリンスのバックメンバーとしても知られるドミニク・“ゼイヴィアー”・タブリンを迎え、ツアーを完遂しました。本作でも基本的にドミニクがキーボードを務めておりますが、活動停止で集まった注目に応えるようにペイチもゲスト参加しています。あまりにも特別なショウを記録した本作は、クオリティもなかなかのもの。今週同時リリースとなる4連作の中では最もオーディエンスらしいサウンドですが、それが悪いわけではない。ホール鳴りは艶や暖かみを演出しこそすれ、ディテールを隠すことはなく、そのド真ん中を突っ切ってて元に届く芯は実に力強い。そして何より素晴らしいのが厚み。絶品の鳴りがリズム隊のヴァイヴ、シンセの重厚感、それにコーラスにまで厚みを与え、実にゴージャスなのです。そこに一役買うのが観客の熱気。活動停止の報が契機になったのか、この日の観客は凄い。もちろん、間近な奇声に悩まされるような録音では(決して)ないのですが、現場の盛り上がり方は4連作でもピカイチ。リズム隊を補強する手拍子も名曲を唱和する観客の歌声も力強く、暖かい。40周年ツアーは世界各国で熱狂的に受け入れられましたが、この日ばかりは観客全員に「この日が最後」「聞き逃さない」という決意を固めているかのように盛り上がり、それでいて悲壮感はまったくないのです。 【会場中の万感が核爆発を起こす魔法の「Africa」】 そんなムードを特に強く感じるのはラスト2曲。最後にデヴィッド・ペイチが登場して「Africa」「Home of the Brave」を演奏するのですが、これがもう鳥肌モノ! ペイチの名がコールされた瞬間から凄い声援が飛び交いますが、「Africa」が始まるや会場中を巻き込んだ大・大・大合唱!!! 現場となった“メトロポリタン歌劇場”のキャパは3500人なのですが、そこに詰まった観客が1人残らず歌っているような巨大な唱和。しかも、本作はコーラスもぶ厚いサウンドなために唱和とバンドの歌声が調和し、その厚みは凄まじい事になっている。途中でブレイクして会場中に観客の合唱だけになるわけですが、これがもう爆発するよう。もちろん、その熱気はステージにもフィードバックされ、「Yeees!!」のシャウトもいつもより力強く、サビを観客に任せてカウンターを歌うパートでもとんでもない爆テンション。まるでカーニバルが一室に濃縮されたような凄まじさで、粟立った肌が元に戻らない。今週同時リリースの4連作でも……いえ、2年に及ぶ40周年ツアー全体でも最高・最大のハイライト。そのただ中に立ち、全身で喜びを噛みしめられる名シーン中の名シーンです。そんな「Africa」とは変わって、歌える人だけが歌える「Home of the Brave」は唱和よりも万雷の手拍子を呼び、バンド自身が別れを告げるような熱演で応える。そして口笛と大喝采が渦巻く中、本作は幕を閉じます。このショウが本当にTOTO最後の勇姿になってしまうのか。それは神のみぞ知るところです。しかし(ルカサーの断言を信じるなら)もう、この編成では還ってこない。ロック史にはさまざまな「ラスト・ショウ」がありますが、そのほとんどは本人達も意図せず、後から振り返った結果の「ラスト」です。しかし、本作は違う。メンバー自身が決断を下し、事前に告知した上で臨んだ「ラスト・ショウ」。演る側にも観る側にも決意めいた炎が灯り、1曲1曲を特別にしていく。そして、その万感が一気に爆発する「Africa」……。毎晩ハイライトの熱気を誘う曲ではあるのですが、本作の集中力と熱量は他のショウとはまったく違うのです。単なるデータやコレクタブルな意味の「最後」ではなく、演奏にも感情にも強烈に訴えかけてくるラストショウならではの感動。その刹那を現場体験できる大傑作。 Live at Metropolitan Opera House, Philadelphia, PA, USA 20th October 2019 PERFECT SOUND Disc 1(74:54) 1. Intro 2. Devil's Tower 3. Hold the Line 4. Lovers in the Night 5. Alone 6. I Will Remember 7. English Eyes 8. Jake to the Bone 9. Rosanna 10. Georgy Porgy 11. Human Nature 12. I'll Be Over You 13. No Love 14. Stop Loving You 15. Xavier Talpin Piano Solo Disc 2(64:58) 1. Girl Goodbye 2. Band Introductions 3. Lion 4. Dune (Desert Theme) 5. While My Guitar Gently Weeps 6. Make Believe 7. Introduction of David Paich 8. Africa (with David Paich)★ 9. Home of the Brave (with David Paich)★ Steve Lukather - vocals, guitars Steve Porcaro - keyboards Joseph Williams - vocals Shannon Forrest - drums Shem von Schroeck - bass Warren Ham - saxophone, vocals Lenny Castro - percussion Dominique “Xavier” Talpin - keyboards David Paich - vocals, keyboards (on Africa & Home of the Brave)

Toto トト/PA,USA 2019

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