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Roger Waters ロジャー・ウォーターズ/Radio K.A.O.S. aOriginal Concept Than the Released Ver.

コンセプト・アルバム作家、ロジャー・ウォーターズ渾身の傑作『RADIO K.A.O.S.』。その完全版スタジオ・アルバムが登場です。『RADIO K.A.O.S.』は言わずもがな、『ヒッチハイクの賛否両論』に続いて制作されたロジャーのセカンド・ソロアルバム。コンセプト・メーカーの本領発揮となる傑作でしたが、難解なストーリーもあってやや過小評価されている節もあります。それには原因がありました。そもそも『RADIO K.A.O.S.』のコンセプトは、もっと長い物語として構想されていたのです。しかし、当時のレコード会社はCDではなく「LPサイズ」に固執。結果、大きく削られて物語が舌っ足らずになってしまったのです。例えば「Going to Live in L.A.」は物語に不可欠な曲ですが丸ごとカット。そのため、A面ではイギリスにいたのに、B面では何の説明もなく突如LAに移動してしまう作りになっていました。そんな物語の欠落を補足するため、ロジャーはライナーにあらすじを記載したわけですが、“音で表現し切れていない”との誹りを免れなかったのです。本作は、そんな『RADIO K.A.O.S.』の“真の姿”を再現したもの。もちろん、過去にも似たコンセプトのファンメイド・アルバムもありましたが、本作は次元が違う。何しろ、制作したのはPINK FLOYDの超傑作『FOREVER AND EVER』を制作した海外研究家チームなのです。アルバムはもとより、ありとあらゆる素材をかき集め、ストーリーを歌詞・資料の1語に至るまで精査している。微に入り細に入って組み上げられた上で、完璧に「ひとつの音楽作品」として完成された1枚。「41:24」だったオリジナル・アルバムを遙かに超える「65:03」の完全ストーリー・アルバムなのです。主な素材は、オフィシャル作品。『RADIO K.A.O.S.』のオリジナルCDや各種シングル・トラック、『KAOS VIDEO EP』、サントラ『THE WIND BLOWS』、それに『THE BANDED RADIO KAOS』です。『THE BANDED RADIO KAOS』は、放送局用に制作されたもので、ジム・ラッドの語りがカットされたレアバージョンです。もちろん、こうした公式トラックをただ並べ直したわけではなく、さまざまな資料から「ロジャーのオリジナル案」を洗い出し、1つのトラック内でも大胆に編集している。例えば「Radio Waves」や「Home」は1分前後長くなっていますし、逆に「Sunset Strip」は繋ぎの関係もあってか短いトラック割りになっています。さらに、その異常なこだわりぶりは、ビリーのセリフ1つにまで徹底。先ほど「主な素材」と書きましたが、公式品では足りないセリフに関しては、“SPEECH!”なるソフトウェアで改めて制作している。これは80年代のコンピュータ“コモドール64”用のソフトで、実際にオフィシャル作品『RADIO K.A.O.S.』で使われたもの。本物の製作現場まで遡ってパーツを創り出しているのです。これだけでも意匠極まる1枚なのはご理解いただけると思いますが、最後に研究肌のマニア諸氏のため、各曲の詳細もご紹介しておきましょう。真の『RADIO K.A.O.S.』、究極の1枚を聴きながら読み返していただけたら幸いです。 ●「Get Back To Radio」※新規収録 12インチ・シングル『THE TIDE IS TURNING』から収録。●「Radio Waves」オリジナルCD版と12インチ・シングルの拡張版から融合。拡張バージョンにあったインスト・ヴァースと別エンディングから中間セクションが制作されています。 ●「Who Needs Information」オリジナルCD版に『VIDEO KAOS』のセリフを追加。●「Folded Flags」※新規収録 サントラ『THE WIND BLOWS』より収録。●「Me Or Him」と「The Powers That Be」この2曲は、おおよそオリジナルCDのまま。ただし、トラック分けの位置は変わっています。 ●「Going To Live In LA」※新規収録 12インチ・シングル『RADIO WAVES』から収録。●「The Fish Report With A Beat」(新規収録)『VIDEO KAOS』から収録。●「Sunset Strip」オリジナルCDからですが、ラストはジム・ラッドの語りがない『THE BANDED RADIO KAOS』バージョンが採用され、次曲へ繋がります。●「Molly's Song」※新規収録 アルバム用に書かれながら、スタジオ録音が残っていない曲。シングル『WHO NEEDS INFORMATION』に収録されたライヴ・バージョンを収録しています。●「Home」オリジナルCDでは冒頭のパーカッションが短いため、『THE BANDED RADIO KAOS』で伸張し、ジム・ラッドの語りは『VIDEO KAOS』から追加されています。●「Four Minutes」『VIDEO KAOS』からジム・ラッドの語りが追加されています。●「The Tide Is Turning (After Live Aid)」元はオリジナルCDですが、そこに“SPEECH!”によるビリーの新規セリフが追加されています。 ●「Pipes And Drums」※新規収録 エピローグには、サントラ『THE WIND BLOWS』の「Hilda's Dream」を収録。ただし、“ヒルダ”は『風が吹くとき』の登場人物ですので、「Folded Flags」の一節“There must be more to life than lucky strikes and some unlucky ones, and folded flags, and pipes, and drums”から引用されています。★レッド・ツェッペリン「The Song Remains The Same Expanded」、ピンク・フロイド「Forever & Ever」等でお馴染みの製作者が、オリジナル・リリースから30年を記念して発表したロジャーの「Radio K.A.O.S.」2017年版。ビデオ、12インチ、サントラ等のテイクを駆使して、ロジャーが本来目指したであろう、真の「Radio K.A.O.S.」を目指して再構成した、これぞ真のファン必聴盤。全くもって超ハイクオリティ、そしてスマートな仕上がりです。大推薦の一枚です。 A variation on the Radio KAOS album that is more true to the original concept than the released version. This is more of what Roger had in mind... (but the record company restricted him to the length of one album) (65:11) 1. Get Back To Radio 2. Radio Waves 3. Who Needs Information 4. Folded Flags 5. Me Or Him 6. The Powers That Be 7. Going To Live In L.A. 8. The Fish Report With A Beat 9. Sunset Strip 10. Molly's Song 11. Home 12. Four Minutes 13. The Tide Is Turning (After Live Aid) 14. Pipes And Drums

Roger Waters ロジャー・ウォーターズ/Radio K.A.O.S. aOriginal Concept Than the Released Ver.

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