ファン主幹レーベル「ハーヴェステッド」が発表した、1970年11月21日のモントルー公演決定盤「TOO LATE FOR MIND EXPANDING」に続く、モントルー公演第2弾。今回は翌日のモントルー2日目公演の最高音質決定盤です。バンドがこの日、ステージに登場したのは午 後2時30分ということで、今回、「TOO EARLY FOR A GIG」とタイトルリングされたとのことです。この2日間の記録は、ヴィクターなる人物によってUher 4200とSennheiser MD-421を使用して、サウンドボード録音(それ以上?)に匹敵する超高音質マイク録音で収録されたのは周知の事実。「TOO LATE FOR MIND EXPANDING」は、2009年に登場したヴィクターの「RAW MASTER」のリストアヴァージョンを収録し、最良の初日ライブ盤を作り上げていましたが、本盤は、現存する3音源を組み合わせ、2日目のベスト・ ヴァージョンを2時間19分に渡って収録しています。ディスク1のAstronomy DomineからAtom Heart Motherまでは、1995年に「Smoking Blues」としてリリースされた、ヴィクター録音による最高音質テイクを収録。音質はこれ以上は無い程でまさにパーフェクトなサウンドです。これはマス ターの1st Genか2nd Genと言われていますが、ピッチの調整は勿論、リマスターにより音質は向上しており、左右のバランスもアジャストされており、原音に比べて、格段にブ ラッシュアップされた印象を受けます。右チャンネルのラウドパートにおける歪みも緩和されています。EmbryoからA Saucerful Of Secretsまでは、ヴィクターとは別の録音者によるディフ・マスターより収録しています。通称「Reeling On Pink Floyd - Tape 24」と呼ばれる音源で、マスター・リールから直にDATにコピーしたテイクです。ヒスノイズを含むものの音の鮮度は申し分なく、公式版かと錯覚させるヴィクター音源ほどの高音質ではないものの、この時代としては、相当高レベルな録音であり、全体の安定度も含め、聴き応えは十分です。ピッチも正確にアジャストされており、全体の音像も適度に整えられています。ハーヴェステッドも発表している通り、この音源の弱点はヒスノイズにありますが、ヒスを緩和することで、楽音の音色そのものが変化してしまうので、私たちも、明確なアナログノイズは緩和しましたが、ヒスノイズはそのままにしました。現行では、これ が最良のヴァージョンであることは間違いありません。ラストのInterstellar Overdriveは2009年に登場したヴィクターの「RAW TRANSFER」テイクです。こちらもテープ特有のヒスノイズはありますが、澄み切ったようなクリアーなサウンドで壮絶なライブを堪能できます。最後の 5分間はヴィクター版では欠落していたので、この部分は「Reeling Tape 24」で繋いでおり、15分に及ぶ同曲の完全収録を実現しています。
Live at Altes Casino, Montreux, Switzerland 22nd November 1970 ULTIMATE/PERFECT SOUND
Disc 1(71:47)1. Astronomy Domine 2. Fat Old Sun 3. Cymbaline 4. Atom Heart Mother 5. Embryo
Disc 2(67:18)1. Soundcheck 2. Green Is The Colour 3. Careful With That Axe, Eugene 4. Set The Controls For The Heart Of The Sun 5. A Saucerful Of Secrets 6. Interstellar Overdrive





























