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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/MD,USA 2019

ストーンズ昨年の「NO FILTER TOUR」の中でマニアが聞きたかった一日と言えば7月3日のワシントン公演でしょう。何しろ「Mercy Mercy」が69年ハイドパーク以来、何と50年ぶりに演奏された日だったからです。ところが、この日に限って良質オーディエンスがどうしても登場してくれなかった。スマホ動画の時代ですから、YouTube上でその貴重な演奏を観て急場をしのいでいたマニアが大半だったのでは。ところが今月になって、ようやく本公演のオーディエンス録音がネット上に現れました。流石にいまさら感が否めませんが、それでも録音状態は中々に素晴らしい。「まるでサウンドボード」とまで形容されるような域でなくとも、音像は非常にオンなバランス。あまりに時期外れな登場が本当に惜しまれます。そしてこの日前半、ストーンズは快調そのもの。オープニングの「Jumping Jack Flash」から勢いと力強さに溢れた演奏を聞かせてくれます。この勢いを持続した中で披露されたのが50年ぶりの「Mercy Mercy」だったのですね。実際にミックも演奏が始まる前に「ハイドパーク以来」ということを告げてくれますが、その出来映えはブランクを感じさせない素晴らしさ。今のストーンズでもいい感じに演奏できる60年代レパートリーということが見事に証明されました。次の「Rocks Off」も2019年ではこれが最初の演奏だったレア・レパートリーで、こちらもいい感じではあるのですが、テンポが下がる中間部で演奏がもたついてしまうのが惜しい。こちらに関してはリリース済なサンタ・クララの方が良い演奏かと。その後も快調な演奏が続き、「You Can't Always Get What You Want」ではミックが勢いあまって歌い出しを間違えるという傑作なハプニングまで。と、ここまではよかったのですが、キースが「Honky Tonk Women」の間奏で音を外しまくった辺りからストーンズの雲行きが怪しくなり始めてしまいます。中でも「Paint It Black」は今にも止まってしまいそうなテンポで演奏が続いており、ショー中盤でチャーリーが息切れしてしまったかのよう。もちろん現在のメンバーの年齢を考慮すればこれも致し方がないことではありますが、2017年や2018年と比べて明らかにストーンズのボルテージの高かった昨年のツアーにおいて、これはちょっと残念。次の「Midnight Rambler」でもいつものような切れ味がなく、やはりこの辺りは息切れ感が演奏に現れてしまったように思えてなりません。何しろショー前半が全長だっただけに、なおさら惜しまれるというもの。よってショー全体は昨年の中ではベストに及ばなかった一日だった感が否めませんが、やはりレアな「Mercy Mercy」の復活は聞き逃せない。それに音質が非常に良好ですので、昨年のツアーにおける目玉でもあったレア演奏が手軽に聞けるのは魅力的。 Live at FedExField, Landover, MD, USA 3rd July 2019 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND Disc 1(72:58) 1. Intro 2. Jumping Jack Flash 3. It's Only Rock 'n' Roll 4. Tumbling Dice 5. You Got Me Rocking 6. Mercy, Mercy 7. Rocks Off 8. You Can't Always Get What You Want 9. Angie 10. Let It Bleed 11. Sympathy for the Devil 12. Honky Tonk Women 13. Band Introductions 14. Slipping Away 15. Before They Make Me Run Disc 2(51:31) 1. Miss You 2. Paint It Black 3. Midnight Rambler 4. Start Me Up 5. Brown Sugar 6. Gimme Shelter 7. Satisfaction

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/MD,USA 2019

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