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Brand X ブランド・X/London,UK 1976 & more

『UNORTHODOX BEHAVIOUR』で衝撃のデビューを飾ったフィル・コリンズ時代のBRAND X。その苛烈な生演奏をたっぷりと味わえる2枚組ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収録されているのは、1976年のライヴ3種。「2月26日+7月15日:BBCセッション」の極上ステレオ・サウンドボードをディスク1に、「8月29日:レディング・フェスティバル公演」の貴重なオーディエンス録音をディスク2に配したライヴ・セットです。1975年に結成されたBRAND Xは数々のドラマーとセッションを繰り返し、最終的にはフィル・コリンズが加入。翌1976年にはアルバム『UNORTHODOX BEHAVIOUR』のリリースに伴って散発的なライヴも行いました。当時のフィルはすでにGENESISの要となっており、BRAND Xの活動はあくまでその合間。まずは、当時のスケジュールを振り返り、彼らの活動概要と本作の内容をイメージしてみましょう。 《2月:GENESIS『A TRICK OF THE TAIL』発売》・2月20日:ロンドン公演 ・2月26日:BBCセッション ←★DISC 1★《6月18日『UNORTHODOX BEHAVIOUR』発売》・7月15日:BBCセッション ←★DISC 1★・7月30日:ロンドン公演・8月2日:ジョンピール・セッション・8月29日:レディングフェス公演 ←★DISC 2★・9月2日:ロンドン公演 ←※公式 ・11月12日-20日:英国(3公演)《12月17日:GENESIS『WIND & WUTHERING』発売》 これが1976年のBRAND X。GENESISはアルバムの発売日のみ記しましたが、その間には大規模なワールド・ツアーも実施。BRAND Xのステージは約10回ほどの限られたものでした。公式でも発掘ライヴアルバム『LIVE FROM RONNIE SCOTTS』が残されていますが、本作はもちろん別。2回分の“BBCセッション”と、唯一の大舞台“レディング・フェスティバル”という象徴的なパフォーマンスを丸ごと楽しめる決定的な2枚組なのです。それでは、ディスク毎に個別にご紹介していきましょう。 【DISC 1:BBCセッション(2月26日+7月15日)】まず登場するのは、2回分の“BBCセッション”。2月出演の3曲と7月出演の2曲を合わせた5曲分のライヴ演奏が楽しめます。そのクオリティは、まさに極上。いかなBBCセッションとは言っても、アンダーグラウンドの場合は放送ノイズや経年劣化のあるヨレヨレ・サウンドな事もあるわけですが、本作にその心配はナシ。完全なマスター・クオリティで、微細部も鳴りもシームレスに艶やかで猛烈にパンするステレオ感も絶大。放送原盤のスクラッチ・ノイズすらなく、それこそ公式盤『LIVE FROM RONNIE SCOTTS』さえ凌駕しかねないオフィシャル級サウンドです。そして、そのサウンドで描かれるパフォーマンスは苛烈そのもの。メンバーはは『UNORTHODOX BEHAVIOUR』の核となった4人に、ケイト・ブッシュやポール・マッカートニー、ティナ・ターナーとの活動でも知られるプレストン・ヘイマンを加えた5人組。当時は『UNORTHODOX BEHAVIOUR』の発売前後だったわけですが、アルバム曲は「Born Ugly」程度で、次作の「Why Should I Lend You Mine」「Malaga Virgen」や「Kugelblitz」「The Ancient Mysteries」といった多彩なレパートリーをたっぷりと披露してくれます。 【DISC 2:レディングフェス(8月29日)】 完全オフィシャル級のディスク1だけでも最高ですが、さらに必聴なのがディスク2。BRAND Xの生演奏を英国ロック・ファンに見せつけた大舞台“レディング・フェスティバル”のオーディエンス録音です。このディスクは、まさに歴史的な記録。かつて発掘されたオリジナル・マスターなのですが、実は日本人のレコード会社スタッフが記録したもの。もちろん、トレード目的ではなく、アーティスト/バンドをチェックするための関係者録音です。厳密には分かりませんが、このスタッフは70年代に数回渡英しており、レディング・フェスティバルで録音を繰り返していました。本作の1976年でもロリー・ギャラガー編やGONG編、COLOSSEUM II編、パット・トラヴァース編、CAMEL編等々、数々の名作ライヴアルバムが誕生。その度に世界中のマニアを震撼させてきました。このディスクは、そんな秘蔵コレクションのBRAND Xとなるもの。もちろん、ディスク1の公式級サウンドボードと比べるものではありませんが、関係者席から録音されているのか周囲に喧噪がなく、高級機材を隠す必要もなく使用できる。その旨みがしっかりと活きており、骨太な演奏がダイレクトに届くクリア・サウンドなのです。そのサウンドで現場体験するBRAND Xが何とも素晴らしい。上記したように本格的なツアーをしてきたわけでもない彼らにとって“レディング”はまさに千載一遇のチャンス。その気迫が爆発……するかと思いきや、いきなりリラックスしたジャムでスタート。しかし、そのムードの中で絡み合うフレーズは非常にシャープでリズムは多彩。徐々にテンションが高まっていき、「Running on three」へと雪崩れ込む。残念ながらこの曲はイントロで一度テープが止まり、再開されるのは「Kugelblitz」の中盤から。美味しいパートが聴けないのは何とも惜しい……と残念がる間もなく、再開した「Kugelblitz」のハイテンションぶりにびっくりする。その後は生ステージならではのフィルのMCも入りつつ、緻密な演奏がかっ飛ばしていくのです。特に美味しいのがラストの「Nuclear Burn」でしょうか。ディスク1や『LIVE FROM RONNIE SCOTTS』でも聴けないナンバーというだけでなく、フィルのドラムソロをフィーチュアしての大熱演は苛烈そのもの。神経質なまでに細かいリズムワークは、プログレ界きってのスゴ腕を見せつけまくるのです。『A TRICK OF THE TAIL』を契機にフロントマンとして覚醒し、世界のポップ・スターへと登り詰めていったフィル・コリンズ。その姿がまったく感じられない超絶ジャズロック・アルバムです。彼がいかに傑出したドラマーであったのか、それを『UNORTHODOX BEHAVIOUR』以上の生演奏で叩きつけてくるライヴセットです。希代の名ドラマーが全力で立ち向かわねばならないほど凄まじいバンドだったBRAND X。その真価。 Maida Vale Studios, London, UK 26th February & 15th July 1976 STEREO SBD Reading Festival, Richfield Avenue, Reading, UK 29th August 1976 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters) Disc 1(43:57) BBC SESSIONS Live at Maida Vale Studios, London, UK 26th February 1976 1. Kubil Blitz 2. Born Ugly 3. The Ancient Mysteries Live at Maida Vale Studios, London, UK 15th July 1976 4. Why Should I Lend You Mine 5. Malaga Virgin John Goodsall - Guitar Percy Jones - Bass Robin Lumley - Keyboards Phil Collins - Drums Preston Heyman - Percussions STEREO SOUNDBOARD RECORDING Disc 2(38:12) READING FESTIVAL Richfield Avenue, Reading, UK 29th August 1976 1.Warming Up Jam 2.Running on three 3.Kugelblitz 4.Phil Collins MC 5.Why should I lend You Mine 6.Phil Collins MC 7.Malaga Virgen 8.Nuclear Burn John Goodsall - Guitar Percy Jones - Bass Robin Lumley - Keyboards Phil Collins - Drums Morris Pert - Percussions

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