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Pink Floyd ピンク・フロイド/Italy 6.20.1971 Original Analogue LP

往年のファンにとってピンク・フロイド71年のローマ公演と言えば、やはり『ROME 20-6-1971 』ではないでしょうか。80年代半ばまではショップで割と見付け易いタイトルでしたが、今や入手困難な貴重盤となっています。LP盤の収録時間の都合上カットされているシーンが多々あるうえ、音質全般の品質の高さとしては今回登場するに「Rome 1971」世代交代のバトンを渡したものの、その一方でアナログ盤特有の音量の豊かさはこの盤ならではのものがあるのも事実です。また" 高音域の抜けの良さと鋭さ "という点では「Rome 1971」に使用した芯ソースに決して負けておらず(※ むしろ勝っている部分も多い)、まだまだその存在価値は揺らぎません。新ソースが登場しても尚そうして際立つ原盤の魅力を改めて書き出してみますと、まず質感の良さが顕著に出ているのが「Atom Heart Mother」のギター・パートではないでしょうか。特に3:55〜と11:21〜でそれぞれ展開するソロは本編プレス盤よりも明瞭で音に威力があり、同様にオルガンもより鮮やかで鋭さのある音である事実は特筆に価する筈です。一方「Fat Old Sun」は低音域の混濁感と若干の音揺れ・音割れが要因となりクオリティに物足りなさを感じますが、しかしここでも高音域の明瞭感(※ やはりギターとオルガン)がそれを補い、楽曲が持つロマンチックな浮遊感と音の余韻が見事に保たれている様子は今聴いても驚かされます。The Embryoもトータルな音像としては今回の新ソースに劣るものの" 音の直撃感 "という点では本ソースの方が良く、またテープ・ヒスも無いのが強みです。新ソースは中〜低音域が明瞭で豊かな弾力感がありますがギラギラした高域の炸裂感には乏しく、ヒス音もそれなりに含んでいるからです。しかしその一方で新ソースは終曲後のアナウンスまで完全収録されているという強みがあり、どちらが自分にとって好ましいかを本作で確かめてみるのも良さそうです。「The Return Of The Sons Of Nothing」はキンキンした金属音が耳につく事もしばしばですが、ヒスノイズが皆無であるという点は何よりの強みでしょう。新ソースの22:35に一瞬だけ存在する左チャンネルの音抜けもここには無く、そもそも歌詞が大幅に異なる「Echoes」の初期テイクをLP盤の時代にこれだけ優れた音質で収録していた事に改めて驚かされるに違いありません。新ソース登場によってようやく音盤化された71年ローマ公演。言い換えればこれは、この音源に於ける21世紀型サウンドの目安が出来た事にもなります。そしてそうであればこそ、この懐かしきLPの音は今改めて聴き直しておく必要があるのではないでしょうか。何故なら長い期間愛されてきた原盤のポテンシャルを改めて知る事は、新ソースのポテンシャルと立ち位置を正確に把握する事とも言えるからです。また幾ら新ソース登場とは言え、このローマ公演はやはりこのLPのサウンドでこそ体感したいというファンも根強く居らっしゃると思います。ミント・クオリティの原盤をSigma自慢の最新機材と熟練エンジニアの手腕で復刻させた本盤はその期待に応えて余りあるダイレクトなトランスファーこそが醍醐味となっていますので、懐かしいあのサウンドとの邂逅を深く御愉しみ戴けるでしょう。 Live at Palaeur, Rome, Italy 20th June 1971 Taken from the original analogue bootleg LP "ROME 20-6-1971" Disc 1(50:26) 1. Atom Heart Mother 2. Soundcheck 3. Careful With That Axe, Eugene 4. Fat Old Sun Disc 2(34:57) 1. The Embryo 2. The Return Of The Sons Of Nothing

Pink Floyd ピンク・フロイド/Italy 6.20.1971 Original Analogue LP

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