第二期DEEP PURPLEが「FIREBALL」を発表した後の1971年アメリカツアーより、大詰めに位置する7月30日のカリフォルニア州ロングビーチ公演が、過去最長収録・最良音質盤で登場します。現存する2種類のソースを合体させて、コレクターズ・アイテムで初めての"放送ソース完全収録"を実現した本作 は、"ありがちな発想だけど、実は無かった"アイテム。演奏はもちろん音質も素晴らしい本作は、文字通り公式代わりの一本という表現がふさわしいマニア 待望のCD2枚組!この"ロングビーチ・アリーナ"公演を収録したライヴ音源は、地元ロサンゼルスのラジオ局であるK.U.S.C.が、"Monday Night Airbag Live"という番組で放送したものだと伝わります。1971年ツアーでも唯一まともなサウンドボード音源という価値もさる事ながら、その演奏の素晴らしさでもマニアから"絶対必聴のライヴ"と位置づけられる名演中の名演。当然ながら放送をエアチェックしたソースを用いた音源がアナログ時代より数多く知ら れ、中でも「LONG BEACH ARENA 1971」は"音質的に一番安心して聴けるタイトル"として、長らく定番の位置づけにありました。しかしその既発タイトルには、"不完全収録"という ウィークポイントが存在しました。この日放送でオンエアされた楽曲は「Speed King」・「Strange Kind Of Woman」・「Child In Time」・「Wring That Neck」・「Mandrake Root」の計5曲(それでもゆうに80分を越える内容!)ですが、上記した既発ではなぜか「Wring That Neck」が未収録のままでした。それに対しこの「Wring That Neck」を収めたものに「PURPLE FOR A DAY」というアイテムも存在しましたが、こちらはライヴ前半の「Strange Kind Of Woman」と「Child In Time」が未収録。しかもアナログ起こしのスクラッチなどノイズも多く、現在の視点から振り返ると音質的に納得できるものとは言い難いテイクでした。しかし今回登場する本作はこれら数ある同日音源より、各種の大元マスターから全面的なトリートメントを経てデジタル化したソースを比較検討し、当時の曲順に再構成した上で、5曲・83分間の全てを2枚のCDへと収録しています! ソース自体は従来と同じエアチェックながらクオリティ面でも格段の向上を 果たしており、どんなマニアでも未体験の内容で、DEEP PURPLEのライヴ史上に残るこのスペシャルなステージを再び楽しむ事ができるのです!既発「LONG BEACH ARENA 1971」は音像にまとまりと安定感があった反面、定位の中央に集まり気味だったサウンドはワイドさに欠け、第二期PURPLEらしいダイナミックなライヴの魅力をスポイルしている印象がありました。しかし本作に収められたサウンドは広がりやダイレクト感・ステレオ感ともぐっと増し、もはや別物と表現しても過言ではないほど音のイメージが異なります。さらに明度がブラッシュアップされた事でメンバーのプレイもはっきりと掴めるようになりました。ギランのヴォーカルとリッチーのギター、ジョンのハモンドも、それぞれがスポットライトを浴びたようにくっきり浮かび上がっています。同時に音の厚みもボトムアップされ、ロジャーのベースとペイスのドラムが構築するリズムのパワーも凄みを増しています。狂おしいギランの歌が、縦横無尽に暴れ回るリッチーのギター・ プレイが、煮えたぎるマグマのようなエナジーが渾然一体となって突進する「Speed King」の圧倒的演奏はどんなファンをもノックアウトせずにはおきません! グルーヴたっぷりにプレイされる「Strange Kind Of Woman」もまた絶品。ギランとリッチーの掛け合いはやや短めにも感じますが、軽妙なノリとメロディアスなプレイを両立させたリッチーのソロは素晴らし いです(「LONG BEACH ARENA 1971」ではカットされていた同曲演奏後のDJによるMCおよびギランMCの一部も、本録音ではそのまま収録しています)。「Child In Time」イントロでプレイされたジョンによるイントロは余りにも繊細で、音圧の低い既発では聴き取りづらかったのですが、本作ではここも明瞭に確認できます。チャンネルの左右から飛び出すギランのスクリーミングは強烈至極(ヘッドホンで聴く場合はご注意を)! リッチーとジョンが競い合うソロパートの破壊力、破綻しそうでありながらギリギリの所でがっちりまとめる構成の巧みさも見事と言うほかありません。明快な起承転結とスリリングな演奏の素晴らしさ、 全てが絶頂期にあった第二期PURPLEの凄さを物語っています。ディスク2は本作の最大の聴き所、15分に及ぶ「Wring That Neck」から始まります。このテイクではディスク1以上にクリアなトーンとなり、聴き易さは素晴らしいものがあります。流れるようにスピーディな展開の中、ジョンとリッチーがメロディアスなソロを決めていく様子は非常に心地よく、聴き手は彼らの演奏にどっぷりと浸ることが出来るでしょう。ドライヴィングなロジャーのベースノートも明瞭で、ペイスのスウィングするドラムとともに楽曲をより盛り上げています。曲の締めくくり近くでリッチーが(7月なのに) 「White Christmas」をちらりと弾いているのも注目です。ラストは大長編の「Mandrake Root」。ギランが全身から搾り出すようなヴォーカルにまず圧倒されますが、2分台から突入するバンドのインタープレイ・パートはそれ以上に壮絶。嵐のように吹き荒れるギター、とめどなく押し寄せるハモンドの奔流は聴き手を大興奮させるでしょう。ペイスのドラムも曲の流れをコントロールしつつも、ここぞと言う場面では大暴れしており、スポンテニアスなメンバーのプレイは聴き応え満点。次々と繰り出されるアドリブの数々も聴き手の耳を捕らえて離さず、全編 がスリリングな26分40秒には終始驚かされます!誰もが「こうあって欲しい」形で'71年のロングビーチ公演をCD化した本作は、DEEP PURPLEマニア全てが待ち望んだ一本。第二期PURPLEがライヴで魅せた絶頂のライヴを、83分間に渡ってたっぷりとお楽しみ頂きたいと思います。 過去の名音源をワンランクもツーランクも高みに押し上げ、コレクターズ・アイテムとして完成させた決定版が堂々のリ リース決定!
Live at Long Beach Arena, Long Beach, CA. USA 30th July 1971 SBD
Disc 1 1. Speed King 2. Strange Kind Of Woman 3. Child In Time Disc 2 1. Wring That Neck 2. Mandrake Root SOUNDBOARD RECORDING Ian Gillan - Vocal Ritchie Blackmore - Guitar Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboard Ian Paice - Drums





























