1975年「One Of These Nights」発売を1ヶ月後に控えた時期の北米ツアーより、5月17日のフィラデルフィア・スペクトラム公演を1時間45分に渡って高音質オーディエンス録音で完全収録。バーニー・リンドン在籍時のイーグルスとしては末期のステージであり、これまでリリースされたことのない新音源です。この時代の観客席録音としては別格と断言できる程、オンなサウンドで捉えられており、バンドの力強いグル―ブが分離感抜群のパワフルなサウンドからダイレクトに伝わってくる、非常に良質な音源です。全ての曲で初期ラインアップの集大成とも言える魅力的なパフォーマンスを堪能できます。名曲揃いの初期3枚から、バランス良く組み立てられたセットは聴き所満載。重厚でロックな味わいは、まさにこの時期ならでは。オープニングのTake It Easyに続くOutlaw Man 辺りでPAサウンドが固まったようで、以降は怒涛の極上音質の壁に、ファンは誰しもが感動の想いで聴き入ってしまうことでしょう。ガラっとムードを変え演奏される味わい深いDoolin' Dalton/Desperado Repriseの演奏は感動的。以降も初期の名曲が次々と披露されていきます。8曲目に当時は新曲のOne Of These Nightsが生々しいライブアレンジで披露されます。続いてブルーグラスのスタンダードBlackberry Blossomが演奏され、バーニー・リンドンの見事なプレイをたっぷりと聴くことができます。カントリー調のMidnight Flyer に続いては、新作アルバムからのThe Journey Of The SorcererとToo Many Handsが披露。新作からのLyin' EyesやTake It To The Limitが組み込まれていないのが逆に新鮮で、バンドの過渡期を思わせます。Good Day In Hell、James Dean、Witchy Womanと続くメインセット締めるパワフルな演奏は圧巻。アンコールは1975年ツアー定番のChug All Night, Best Of My Love, Tequila Sunrise。ラストまで音像は安定しており、聴き応えは満点。いかにも当時のカセットマスターらしい音像ですが、劣化がそれ程感じられないのは素晴らしく、ストレス無く聴き入ることができます。 Live at The Spectrum, Philadelphia, PA. USA 17th May 1975 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 1. Intro. 2. Take It Easy 3. Outlaw Man 4. Doolin' Dalton/Desperado Reprise 5. Train Leaves Here This Morning 6. Peaceful Easy Feeling 7. Desperado 8. Ol' 55 9. One Of These Nights 10. Instrumental (Blackberry Blossom) 11. Midnight Flyer Disc 2 1. The Journey Of The Sorcerer 2. Too Many Hands 3. Already Gone 4. Good Day In Hell 5. James Dean 6. Witchy Woman 7. Chug All Night 8. Best Of My Love 9. Tequila Sunrise Glenn Frey - Guitar, Keyboards, Vocal Don Henley - Drums, Guitar, Vocal Don Felder - Guitar, Vocal Bernie Leadon - Guitar, Vocal Randy Meisner - Bass, Vocal