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Eric Clapton エリック・クラプトン/CA,USA 1988 Millard Tapes

伝説のテーパー、マイク・ミラード氏は75年のLAに続きエリック・クラプトンの公演をもう一つ録音していました!1988年、デビュー25周年を記念して行われたセレブレート全米ツアー、9月23日のラグナ・ヒルズ公演です。この日のDATマスターの極上ステレオオーディエンスタイトル「Laguna Hills 1988」を既にリリースしておりますが、今年最大の話題となったミラードテープとなれば看過するわけにはまいりません。もちろんファースト・ジェネレーションのカセットマスターです。カセットテープとは言え、ミラード氏ならではの迫力満点のハイクオリティサウンドで全編が捉えられています。しかしながら、当日の彼は段取りに多少の焦りがあったようで、カセットをA面からB面に入れ替える際、また2本目のカセットに入れ替える際に欠損箇所ができてしまいました。さらに経年劣化からかテープ不良部分も見受けられました。また、A面は左がハイ落ち、B面は右がハイ落ちしているという状態でした。しかしこれらの点に関しては、すべて既発盤より音圧を揃えて補填し、ハイ落ちも見事に修正して違和感のない完全版を実現致しました(ソングリスト中■の部分)。これで安心してミラードテープに没頭していただけるわけです。さて、この日の公演についてですが、まずはこの年行われたデビュー25周年記念ツアーの中でどこに位置していたのかを見てみましょう。・1988年1月22日~2月7日:ロイヤル・アルバート・ホール9連続公演を含むイギリスツアー実施(マーク・ノップラーが参加)≪1988年4月18日:アンソロジー・ボックスセット「CROSSROADS」リリース≫ ・1988年6月5日~6日:ロイヤル・アルバート・ホールで開催された「プリンシズ・トラスト・コンサート」に自分のバンドで出演(エルトン・ジョンが参加)・1988年6月8日~9日:ブリクストン・アカデミーでダイアー・ストレイツとリハーサル ・1988年6月11日:「ネルソン・マンデラ70歳生誕記念コンサート」にダイアー・ストレイツに参加する形で出演・1988年7月2日:イギリス、サリー州で行われたチャリティ・イベント「ピクニック・コンサート」に出演・1988年9月1日~10月8日:全米ツアー ←★ココ★ ・1988年10月11日:ニューヨークのクラブ、ボトムラインで行われたジャック・ブルースのコンサートに飛入り参加 ・1988年10月31日~11月5日:ジャパンツアー ・1988年11月28日:ロンドンのハードロック・カフェで行われたチャリティ・イベントに出演。ジェフ・ベック、ミッチ・ミッチェルらとステージ演奏をする・1988年12月23日:イギリス、サリー州ダンズフォールドで行われたゲイリー・ブルッカーのスティレット・シューズのギグに飛入り参加デビュー25周年を自ら祝い、アンソロジー作品のリリースと共に長年サポートしてくれたファンに感謝する意味で実施された大規模なワールドツアーでしたが、RAH連続公演をメインに据えた序盤のイギリス公演、ゲスト・ミュージシャンを迎えて行われた終盤の日本公演と、トピックはいろいろありましたが、中でも本格的なロードとなったこの全米ツアーは最も長期に渡るこの年のメインイベントでした。本盤の公演日はその中盤に当たっていました。この日のクラプトンは絶好調。のっけから弾き捲りますが、特にネイザン・イーストをフィーチャーしたCan't Find My Way Homeが明けてのBadge以降は凄まじいプレイの連続です。完全にスイッチが入ったような印象を受けます。特筆すべきは、このツアーにはダイアー・ストレイツのリーダー兼ギタリスト、マーク・ノップラーが友情参加していたことです。彼独自の哀愁と憂いを含んだオブリガートが聴けるWhite Room、I Shot The Sheriff、Badgeも素晴らしい上に、彼のバンド最大のヒット曲Money For Nothingをクラプトンバンドのバッキングで聴けるという旨味もあります。セットリストは25年のキャリアを代表する名曲群で構成されていました。ジャパンツアー時にはセット落ちしたリメイク・アレンジの強固なグルーブで演奏されるAfter Midnightでは抜群の安定度を感じることが出来、サスティーン&ベントを多用したソロで妖艶な雰囲気さえも醸し出す長尺のオリジナルブルースSame Old Bluesでのクラプトンのプレイは鳥肌ものです。またノップラーにあの7連フレーズを弾かせるという贅沢なLaylaでのクラプトンのソロは、近年では及びもつかないほど長い!そして熱い!のです。全編でこのバンドのポテンシャルが存分に発揮されています。この時期のLaylaのプロローグには、ウェザー・リポートのジョー・ザビヌルが盟友故ジャコ・パストリアスに贈ったA Remark You Madeが組み込まれていたことも注目です。これはジャコをリスペクトするネイザンの意向によって実現したものです。後のジャパンツアーと異なる点は、この時のパーカッションは後にレギュラーメンバーとなった元エルトン・ジョンバンドのレイ・クーパーではなく、ブリティッシュ女性パーカショニストの第一人者ジョディ・リンスコットが参加していたことでした(彼女はピート・タウンゼンドに請われ、翌年のザ・フー再結成ツアーにも参加しました)。数限りないアーティストをサポートしてきた彼女がクラプトンをサポートしたのは、このツアーのみでした。クーパーよりもさらに多くのパーカッションを多彩に操る彼女とスティーヴ・フェローンとの絡み具合もリスニングの一つのポイントと言えるでしょう。88年セレブレート全米ツアーの代表的な公演の一つだったと断言できるラグナ・ヒルズ。既発盤も素晴らしい音質でしたが、あのミラード氏のマスターバージョンもまた異なる趣きでお楽しみいただけるものと思います。 Live at Irvine Meadows Amphitheater, Laguna Hills, CA, USA 23rd September 1988 TRULY PEREFCT SOUND Disc 1 (55:26) 1. Intro 2. Crossroads 3. White Room 4. I Shot The Sheriff 5. Lay Down Sally 6. Wonderful Tonight 7. Tearing Us Apart 8. After Midnight 9. Can't Find My Way Home Disc 2 (60:01) 1. Badge 2. Same Old Blues 3. Member Introduction 4. Cocaine 5. A Remark You Made 6. Layla 7. Money For Nothing 8. Sunshine Of Your Love Eric Clapton - guitar, vocals Mark Knopfler - guitar, vocals Alan Clark - keyboards Nathan East - bass Steve Ferrone - drums Jody Linscott - percussion Katie Kissoon - backing vocals Tessa Niles - backing vocals

Eric Clapton エリック・クラプトン/CA,USA 1988 Millard Tapes

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