第2期クラッシュの屈指の名演を披露したデトロイト公演を良好なステレオ・オーディエンス録音で収録したレア音源が新発掘ロウジェネマスターから収録!トッパーに続いてミック・ジョーンズをも失いジョーとポールの2人となったクラッシュは83年のUSフェスティヴァルでもドラムを叩いていたピート・ハワードを含む新たに3人のメンバーを加え5人組となった新生クラッシュ。USフェスから約8ヶ月後の84年1月からカリフォルニアからスタートした「アウトオブコントロールツアー」中盤にあたる5月5日、約5200人を収容するデトロイトの歴史的建造物でもあるフォックス劇場で行われたライブを良好なステレオ・オーディエンス録音で収録したレア音源が新発掘ロウジェネマスターからダイレクトにデジタルトランスファーし収録!マスターでズレていたピッチを修正し、高域寄りの音像はバランスの良いサウンドにリマスタリングされており、クリアで良好な音質で堪能できます。"Junco Partner"のエンディング部と"Straight To Hell"のイントロ部のみテープチェンジによる欠落がありますがそれ以外は完全収録されています。コズモ・ヴィニールによるオープニングMCから収録されており、この5人のクラッシュが聴けるスタジオ作は、打ち込みやシンセなどを多用したサウンドでジョーも後悔するほどの悪名の高い『CUT THE CRAP』ですが、このライブでもプレイされている"Are You Ready For War?"、"Three Card Trick"、"Sex Mad War"や『CUT THE CRAP』には収録されなかった当時の新曲"In The Pouring Rain"、"Ammunition"など純粋にバンドでプレイすれば優れた楽曲も多かった事を実感させられます。この時期のライブではあまりプレイされなかった『サンディニスタ!』からの"Broadway"が聴けるのも見逃せません!