プリンス生涯でも最大規模となった“LOVESEXY Tour”。最終地でもあったジャパンツアーの極上サウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に刻まれているのは「1989年2月7日:名古屋レインボーホール」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。当店では象徴的サウンドボード『SENDAI 1989』を筆頭に、様々な名作で1989年来日をアーカイヴ。リハーサル・アルバム『OSAKA REHEARSALS 1989』良い機会でもありますので、当時のスケジュールでコレクションを整理して看ましょう。・2月1日『SENDAI 1989』・2月4日『TOKYO DOME 1989 1ST NIGHT』・2月5日:東京ドーム ・2月7日:名古屋レインボーホール ←★本作★・2月8日:名古屋レインボーホール・2月10日:北九州市総合体育館*2月11日?12日?『OSAKA REHEARSALS 1989』・2月12日:大阪城ホール・2月13日:大阪城ホール(ワールドツアー最終日) 以上、全8公演。世界的にも最大規模でしたが、来日公演もキャリア随一。公演数は2002年に一歩譲るものの、列島各地を象徴する名会場を蹂躙する圧倒的な絶頂期でした。特に東名阪は2公演ずつ実施され、本作はそのド真ん中となる4公演目のコンサートでもありました。そんなショウで記録された本作は、まさに超極上のステレオ・サウンドボード録音。実のところ、このショウは以前から流出サウンドボードが知られており、定番中の大定番として君臨してきました。本作もまた、同じサウンドボードで既発のコピー。。。では、ありません。その大元になったマスターを奇跡の入手。実際、そのクオリティは超絶。歓声もほとんどないミックス卓直結タイプで、演奏音・歌声が芯も丸出しに脳内再生。現場PA用の生々しさ全開で、パンで左右にブッ飛ぶステレオ感も絶大です。その凄みは従来盤でも有名で半ば伝説と化してきましたが、本作はさらに強烈な大元マスター・サウンド。とにかく鮮やかでギラッギラに輝きまくっているのです。輪郭も鮮やかならエッジもシャープで、無音部の闇もえらくディープ。そのせいかアンサンブル自体が立体的に感じられ、あんなに凄かった既発盤も今となっては平坦でモッサリして聞こえるのです。その大元マスター・サウンドで描かれるのは、アンディ・ウォーホールをして「今まででもっとも素晴らしいコンサート」とまで言わしめた“LOVESEXY Tour”のフルショウ。前述のように『SENDAI 1989』も大人気となっているわけですが、本作はさらに長い。ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。クラシックス(16曲)・ダーティ・マインド:Sister/Head/When You Were Mine・戦慄の貴公子:Jack U Off/Do Me, Baby/Controversy・1999:Delirious/Little Red Corvette ・パープル・レイン:Let's Go Crazy/When Doves Cry/Purple Rain・アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ:Raspberry Beret(★)/Condition Of The Heart(★)・パレード:Girls & Boys/Kiss/Venus De Milo(★)サイン・オブ・ザ・タイムズ(7曲)・Housequake/Slow Love/Adore/ U Got The Look/The Cross/Starfish And Coffee(★)/Strange Relationship(★)LOVESEXY(7曲)・Anna Stesia/Eye No/Lovesexy/Glam Slam/I Wish U Heaven/Dance On/When 2 R in Love(★)その他(3曲)・ブラック・アルバム:Superfunkycalifragisexy/Bob George ・その他:A Love Bizarre ※注:「★」印は仙台公演サウンドボード『SENDAI 1989』で聴けない曲。……と、このようになっています。仙台で演奏していた「Alphabet St」がないために単純な増量ではないものの、トータルの曲数ボリュームは圧倒している。しかも、セット入りした追加曲は東京公演の決定盤『TOKYO DOME 1989 1ST NIGHT』でも、同時リリースの『OSAKA REHEARSALS 1989』でも聴けない。そんな名曲群をプリンスと完全シンクロできる超絶サウンドボードで味わえてしまうのです。当時は問題作と言われながら長い年月に風化するどころか輝きが増し、今や最高傑作のひとつとも呼ばれる『LOVESEXY』。それほどのまでの名盤を創り上げたアーティスト・パワーが全開のフルショウと完全シンクロできる超絶サウンドボード・アルバムです。日本洋楽史の……いえ、ポピュラー・ミュージックの世界遺産として名高い名録音を大元マスター・サウンド2CD。「1989年2月7日:名古屋レインボーホール」公演の超極上ステレオ・サウンドボード録音。以前から定番の流出サウンドボードながら、新発掘の大元マスターからCD化された最高峰更新盤です。歓声もほとんどないミックス卓直結タイプで、演奏音・歌声が芯も丸出しに脳内再生。パンで左右にブッ飛ぶステレオ感も絶大なら大元マスターならではのギラッギラに輝く艶も凄い。あんなに凄かった既発盤も今となっては平坦でモッサリして聞こえるアップグレード・サウンドで、定番『SENDAI 1989』でも聴けない名曲もたっぷりのLOVESEXY Tourのフルショウを楽しめます。 Live at Rainbow Hall, Nagoya, Japan 7th February 1989 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE DISC 1 (53:01) 01. Housequake 02. Slow Love 03. Adore 04. Delirious 05. Jack U Off 06. Sister 07. Do Me, Baby 08. I Wanna Be Your Lover (Intro) 09. Head 10. Girls And Boys 11. A Love Bizarre 12. When You Were Mine 13. Little Red Corvette 14. Controversy 15. U Got The Look 16. Superfunkycalifragisexy-Controversy 17. Bob George 18. Anna Stesia 19. Cross The Line (SE) DISC 2 (61:19) 01. Cross The Line (SE) 02. Eye No 03. Lovesexy 04. Glam Slam 05. The Cross 06. I Wish U Heaven 07. Kiss 08. Dance On (Instrumental Version) 09. Sheila E. Drum Solo 10. When 2 R in Love 11. Venus De Milo 12. Starfish And Coffee 13. Raspberry Beret 14. Condition Of The Heart 15. Strange Relationship 16. When 2 R In Love 17. Let's Go Crazy 18. When Doves Cry 19. Purple Rain 20. 1999 / Ending (SE) Prince - vocals, piano, guitar Miko Weaver - guitar and vocals Levi Seacer, Jr. - bass guitar and vocals Doctor Fink - keyboards and vocals Boni Boyer - keyboards, organ and vocals Sheila E. - drums, percussion and vocals Eric Leeds - saxophone Atlanta Bliss - trumpet Cat - dance and vocals STEREO SOUNDBOARD RECORDING