チャーリー・ヘイデンの次なるステップの幕開けとなる、ポール・モチアン、デューイ・レッドマンとのトリオを軸に、様々なゲストを迎えてアメリカン・カルテット名義で行った稀少なライヴ、怒涛の3公演をどれもこれ以上ない極上高音質にて収録、初登場!!ヘイデンがリベレーション・ミュージック・オーケストラとともに自身を代表するプロジェクトとなる1987年のカルテット・ウェストの結成に向けて、オーネット・コールマンとのクラシック・カルテット再編やパット・メセニーとのトリオなどの精力的な活動と共に、ヘイデンにとって最も重要なプロジェクトで第二の全盛期の幕開けとなった、キース・ジャレットとのアメリカン・カルテットで一緒だったポール・モチアン、デューイ・レッドマンの2人を軸に、様々なゲストを加えたカルテットでの短期集中ツアーより、巨匠ドン・チェリーを迎え、ギターのミック・グッドリックを迎えた1986年10月22日パリのニュー・モーニング公演を105分収録した音源に、同カルテットによる1986年11月1日フィンランドのタンペレ・ジャズ・ハプニング公演を76分収録した音源に、同カルテットによる1986年11月6日ドイツのストゥットガルト公演を50分収録した3公演を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボード(パリのみオーディエンス録音ですが、サウンドボードといっても遜色のない極上高音質ステレオ・サウンド)にて収録した3枚組の、本物のジャズとは?の問いに答える濃厚なタイトルが入荷しました!!「アメリカン・カルテット」は、やはりオーネット譲りのフリーなインプロビゼーションの要素が高く、まさにジャズ王国の面目躍如といった骨太な王道を行く頼もしい演奏が素晴らしい限り。またスピリチュアルな要素も多く含まれます。さらにキースのアメリカン・カルテットの名残りでもあるヘイデンの特徴の一つ、リベレーション・ミュージック・オーケストラを彷彿とさせるアメリカン・フォークに根付いた哀愁を伴うドラマチックな展開も堪らない!デューイ・レッドマンの、ハード・バップをベースにフリキシブルでブルーズ・フィーリングを湛えたスピリチュアルなブローに、ヘイデン版「アメリカン・カルテット」の肝となるのが、もう一人のメンバーとなるドン・チェリーとミック・グッドリックだ。20世紀、サッチモもマイルスいたが、ドン・チェリーというラッパ吹きがいたことを記憶しておきたいといわれる、多くのファンの記憶に残る名演奏を沢山残す巨匠チェリーのオリジナリティ溢れるプレイは流石!「前人未到の即興を生み出すギター演奏の探究」という著書を持ち、教師としても有能で、パット・メセニーがソロ・デビュー前にゲイリー・バートンのグループで共演して多大な影響を受けたといわれる隠れた名ギタリスト、ミック・グッドリック参加の3公演でのプレイも圧巻だ!もちろんそれは、ポール・モチアンのメロディー楽器の如く歌い起承転結も鮮やかな芸術的なドラミングと、ソロでの歌心、これぞアコースティック・ベースというべき力強く温かい音色で背後でどっしりとしたビートを鳴らすリーダーたるチャーリーという2人の存在があるからこそです。チャーリーの長いキャリアのなかでも、ほとんど記録の残っていない稀少なラインナップによる貴重なライヴ演奏を極上高音質サウンドボードで捉えたマスト・アイテムです!!Live at Tampere Jazz Happening,Finland November.01 Soundboard Recording EX 76 min Disc 1 1. Frasco 2. Song for Che 3. Waltz Bridges 4. Lonely Woman Live at Nes Morning,Paris,France October.22 Audience Recording EX 105 min Disc 2 1. Happy House 2. Lonely Woman 3. Frasco 4. Chery Disc 3 1. Song for the Whales Live at Stuttgart,Germany November.06 Soundboard Recording EX 47 min 2. Loneley Woman 3. Waltz Bridges - fade out Don Cherry - Trumpet Mick Goodrick - Guitar Charlie Haden - Bass Paul Motian - Drums