まだ“ビッグエッグ”の相性も新鮮だった東京ドームに降り立った1989年のDURAN DURAN。そのサウンドボード&プロショットを極上マスターでアーカイヴした決定盤が登場です。そんな本作が記録されたのは、もちろん「1989年2月22日:東京ドーム公演」。そのステレオ・サウンドボード録音をDISC 1-2に、マルチカメラ・プロショットをDISC 3に配した3枚組です。彼らは1つ前の“THE STRANGE BEHAVIOUR Tour”でも後楽園球場を体験していますが、東京ドームでのショウは後にも先にも一度きり。まずは、そんな当時のスケジュールから振り返ってみましょう。・2月15日:神戸ワールド記念ホール・2月16日:神戸ワールド記念ホール・2月17日:神戸ワールド記念ホール・2月20日:名古屋レインボーホール・2月22日:東京ドーム ←★ココ★ 以上、全5公演。すでにロジャーやアンディが去って正式メンバーは3人になっていたわけですが、それでも日本人気は絶大。同じ1989年2月にはVAN HALEN、プリンスも初の東京ドーム公演を行っており、それに続く大規模公演となりました。そんなショウはTV放送プロショットが大定番として君臨してきましたが、実はそれとは別にフルのサウンドボードでも残されました。本作は、そのフル・サウンドボードとTV放送プロショットを最高峰クオリティ・セットなのです。実際、そのクオリティは鉄壁。メインとなるフル・サウンドボード(DISC 1-2)は完全オフィシャル級で、ミックスも収録も文句の付けどころがない。TV放送プロショットではややセンターに寄っていたステレオ感もダイナミックに広がり、このままオフィシャル作品としてリリースして欲しいほどの完璧ぶりです。その一方、TV放送プロショット(DISC 3)も過去最高峰の映像美。当店では以前からギフト・タイトルとしても人気を博してきたマスターなのですが、録画マスターそのものからデジタル化されているらしく、ダビング痕も経年劣化も見られない。瞬間的な画像の乱れも皆無ではないものの、それとてゼロコンマ以下ですし、白線ノイズ1本も見当たらなければ、音声ノイズも感じられない。ミント・クオリティのオフィシャルVHSから起こされたかのような鮮やかな発色と映像美で当時がそのままに甦るのです。そんな「オフィシャル代わり」クオリティで描かれるのは、輝ける80年代の集大成。前述のように、サウンドボード篇はTV放送プロショットよりも長尺ですので、併せて整理しておきましょう。ビッグ・シング・Big Thing/I Don't Want Your Love/Do You Believe In Shame?/All She Wants Is/Palomino(★)/The Edge of America/Lake Shore Driving/Drug (It's Just A State of Mind)(★)その他・デュラン・デュラン:Planet Earth/Girls On Film ・リオ:Hungry Like The Wolf/Save A Prayer/Rio・セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー:The Reflex・ノトーリアス:Skin Trade/Notorious・シングル:God (London)(★)/A View To A Kill/Is There Something I Should Know?/The Wild Boys・その他:Election Day/Some Like It Hot/Get It On (Bang A Gong) ※注:「★」印はサウンドボード・アルバム(DISC 1-2)のみ。……と、このようになっています。デビュー作から当時の最新作『BIG THING』に至るまで前作からセレクトされており、そのほとんどがヒット曲という豪華ぶり。映画『007 美しき獲物たち』に提供された「A View To A Kill」、サイド・プロジェクトARCADIAの「Election Day」やTHE POWER STATIONの「Some Like It Hot」や「Get It On」まで網羅。文字通り、彼らの10年を濃縮したような豪華絢爛なショウなのです。そんなショウを超極上サウン素ボード&プロショットで楽しめるだけでお腹いっぱいですが、さらにプロショット篇には意外な面白さもある。それは曲間で語られるMCに付せられた日本語字幕。例えば、「I Don't Want Your Love」の後にはサイモンが「みんなキラキラにのってるね」と語りかけ、「Hungry Like The Wolf」を歌い終えると「世界で一番大きいたまご、ビッグエッグにようこそ」と叫ぶ。サイモンのノリも、その和訳も、猛烈に時代がかったMC。その字幕も色にじみない鮮明さでクッキリと描かれる。そして、「次の曲は友達のために作曲したもので、その友達はもういない」と紹介して始めるのは「Do You Believe In Shame?」……。本作は単にヒット曲をハイ・クオリティに楽しめる音楽映像というだけでなく、隅々にまで“1989年”が刻まれたタイム・カプセルでもあるのです。数々の名曲を生み出し、80年代を象徴する存在でもあったDURAN DURAN。そんな彼らの集大成となるライヴ・イン・ジャパンを極上クオリティのステレオサウンドボード・アルバムと、マルチカメラ・プロショットで楽しめる最高峰セットです。生演奏版のベスト・アルバムであり、オフィシャルの名作群と同等以上の価値を誇る一大決定盤。「1989年2月22日:東京ドーム公演」のステレオ・サウンドボード録音をDISC 1-2に、マルチカメラ・プロショットをDISC 3に配した3枚組。どちらも定番ですが、本作は最高峰クオリティ版でセット。フル・サウンドボード(DISC 1-2)は完全オフィシャル級で、ミックスも収録も文句の付けどころがなく、有名なTV放送プロショットよりもステレオ感もダイナミックなら曲数も多い。一方、TV放送プロショット(DISC 3)も過去最高峰の映像美。録画マスターそのものからデジタル化されているらしく、ダビング痕も経年劣化も見られない。80年代の名曲を濃縮しつつ、ARCADIAやTHE POWER STATIONナンバーまで網羅するショウは「生演奏版のベスト・アルバム」で、オフィシャルの名作群と同等以上の価値を誇る一大決定盤です。Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 22nd February 1989 STEREO SBD/PRO-SHOT Disc 1(48:29) 1. God (London) 2. Big Thing 3. I Don't Want Your Love 4. Hungry Like The Wolf 5. Do You Believe In Shame? 6. Election Day/Some Like It Hot 7. All She Wants Is/Planet Earth 8. Palomino 9. A View To A Kill 10. The Edge of America/Lake Shore Driving Disc 2(52:37) 1. Skin Trade 2. Girls On Film 3. Notorious 4. Is There Something I Should Know? 5. Drug (It's Just A State of Mind) 6. Wild Boys 7. Save A Prayer 8. Get It On (Bang A Gong) 9. The Reflex 10. Rio STEREO SOUNDBOARD RECORDING DVD(89:53) 1. Big Thing 2. I Don't Want Your Love 3. Hungry Like The Wolf 4. Do You Believe In Shame? 5. Election Day/Some Like It Hot 6. All She Wants Is 7. Planet Earth 8. A View To A Kill 9. The Edge Of America 10. Skin Trade 11. Girls On Film 12. Notorious 13. Is There Something I Should Know? 14. Save A Prayer 15. Get It On 16. The Reflex 17. Rio PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.90min. Simon Le Bon - vocals John Taylor - bass guitar Nick Rhodes - keyboards Warren Cuccurullo - guitar Sterling Campbell - drums Stan Harrison - horns Spike Edney - Keyboards Melanie Redmond - backing vocals Jacqui Copland - backing vocals