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Cream クリーム/NY,USA 10.25.2005 Original DAT Master

【突然もたらされたクリーム再結成コンサートの初登場極上ステレオ・オーディエンスマスター!】エリック・クラプトン音源では定評ある、イギリス在住の重鎮テーパー関連の秘蔵マスターのリリースがございます。このたび突然重鎮テーパーからもたらされたのは、2005年10月25日のクリーム再結成マジソン・スクエア・ガーデン2日目公演の極上マスターでした。「なぜ今頃?」と当店も思ったのですが、重鎮テーパーに確認したところ、当時オランダに住む重鎮テーパーの友人がクリームをどうしても観たいとのことで、この日だけニューヨークに飛び、自身のDATレコーダーでステレオ録音してきたものをCDRでもらっていたのだが、今の今まで忘れていた、とのこと。ひょんなことからこのCDRを見つけ聴いてみたところ、周囲のオーディエンスノイズが極端に少なく、極上と言える音質で完全収録されていたことに気づき、当店に提供してきたということでした。つまり、これまでまったく出回ったことのない、完全初登場の極上ファーストジェネレーションマスターだというわけです。当店スタッフもこのマスターを聴き、即座にこれをリリースしないわけにはいかない、という結論に達しました。もうあれから16年も経ってしまいました。ロック史にその名を残すクリームは、1966年~1968年にかけてのたった2年余りの活動期間にもかかわらず、ジミヘンとともに当時の「ロック」を変革したバンドでした。それだけに彼らの再結成を願うロックファンの声は、解散した1968年直後から絶えず上がってきました。しかし37年間それを拒み、実現を阻んできたのはクラプトンの意思によるものでした。ソロで大成功を収めている彼にとっては、当時ジンジャーとジャック二人の確執の板挟みに遭い、疲弊消耗し解散した苦い思い出から、クリーム再結成は過去に戻るだけの意味のない見世物でしかないと考えていたからです。ところが、2005年になって事態は劇的に変わりました。ジャック・ブルースは肝臓移植するほど体調が悪化し生命の危機に瀕していました。ジンジャー・ベイカーは現住所のアフリカ、ナイジェリアで税金を滞納し、自宅を差し押さえられる寸前という状況。2000年以降、自身のキャリアを振り返り、多くの友人ミュージシャンと共演を重ね旧交を温めていたクラプトンは、ここで旧友二人に手を差し伸べたのでした。そして実現した再結成コンサート。それはまず5月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで4日間行なわれました。当然世界中から多くのロックファンがロイヤル・アルバート・ホールに駆けつけました。日本からも大勢のファンが観に行ったようです。37年ぶりに同じステージに立った彼らにはかつての「楽器を持って戦争をしているような」姿はありませんでした。歪んだ大音量でもありませんでした。そこには時折微笑みを交わし、互いを称え合う3人の姿がありました。純粋に「音楽」という観点で考えた場合、ひょっとすると、これこそが本来、彼らがやりたかった、出したかった音だったのではないかとさえ思います。クリームの楽曲のユニークさ、三人の卓越したスキル。それが再確認できたコンサートでした。【ロンドン公演とはまた違ったニューヨーク公演をリアルに甦らせる極上マスター】そして、このロンドン公演があまりの大反響、大好評を呼んだため、同年10月にニューヨーク公演が行なわれることになったのです。ここで、クリーム再結成に至るまでのこの年のクラプトンの活動を振り返ってみましょう。 ・2005年1月15日:BBCのテレビジョンスタジオにて「TSUNAMI AID」へのチャリティとしてロジャー・ウォータースと共にWish You Were Hereを演奏、収録・2005年1月22日:イギリス、カーディフで行なわれた「TSUNAMI AID」チャリティコンサートに出演・2005年3月11日:BBCテレビジョンスタジオにて「Comic Relief」のためのチャリティショーに出演。ジュールズ・ホーランドのバンドをバックにReconsider Babyを演奏・2005年3月14日:ニューヨーク、ウォルドーフ・アストリア・ホテルで開催された「第20回ロックの殿堂」コンサートにて、バディ・ガイ、B.B.キング、ロビー・ロバートソンらとステージ共演 ・2005年4月8日:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールにて開催された「Teenage Cancer Trust」のためのチャリティ・コンサートにUB40、ロジャー・ダルトリーらと出演・2005年5月2日、3日、5日、6日:ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでクリームの再結成コンサートを開く・2005年6月11日:イギリス、サリー州ブラムリーで行なわれたチャリティ・コンサートにロジャー・テイラー、リンゴ、スターらと出演 <<2005年8月30日アルバム「BACK HOME」リリース>>・2005年9月3日:アメリカCNNのテレビジョンスタジオにて「ハリケーン・カトリーナ被災者救済」チャリティのため、ジョン・メイヤーと共に出演し、Broken Heartedを演奏・2005年10月24日、25日、26日:ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでクリームの再結成コンサートを開く←★ココ★・2005年12月31日:恒例のAA(アルコール中毒者匿名の会)向けチャリティ・コンサート「New Year's Eve Dance」開催 これをご覧いただくと、クリームの再結成コンサートがこの年のメインであったことが判ります(その他の活動はすべてスポットのチャリティ絡みでした)。つまりクラプトンは2005年は「クリーム再結成」に注力していたのです。ファンにとってはこのコンサートは37年ぶりに実現した夢のような瞬間でした。全員還暦を越えており、かつての全てをなぎ倒すようなパワーは影を潜め、インプロヴィゼーションも短くなっていましたが、ここには熟練の味が加わっていました。三人ともクリーム時代とは異なるモデルの楽器をプレイし、キャリアの集大成とも言えるテクニックで楽曲の良さを引き出し、魅了してくれたのです。クラプトンにおいては、事前にはクリーム時代と同じギブソン系のギターを大音量で鳴らすことを期待されもしましたが、あっさりとそんな浮かれた予想を裏切り、当時気に入っていた自身のシグネイチャー・ストラトキャスターだけをプレイしました。音量は適正、楽器はクリーム時代とは違うもの。それにより2005年の各人の「味」が醸し出されることとなりました。全曲きちんとリハーサルされ、セットリストにはアイデアも盛り込まれました。何よりもクリーム時代にはライブでプレイしたことのないOutside Woman Blues、Pressed Rat And Warthog、Badgeをセットインさせ、クリーム結成以前のクラブサーキットでプレイしていたブルースStormy Mondayをもプレイしました。この曲のイントロでは、何とジンジャーがドラムロールでバッキングを通します。彼ならではのアイデアというほかはないです。さらにこのアメリカ公演ではTales Of Brave Ulyssesがセットインしました。後奏におけるクラプトンのワウ踏み捲りが爽快です。またBadgeは、クラプトンがソロ公演でプレイしているような、ギターのイントロで始まり、ブレイク部以降を二度繰り返すアレンジではなく、ジャックのベースから始まり、ブレイク部以降は一度だけという、完全にクリームのオリジナルに近い形で演奏されました。クラプトンは終始「クリーム」を意識してプレイしていました。もう一度あの感覚を取り戻すつもりだったのでしょう。かつての解散原因はジャックとジンジャーの確執と言われ、ロンドンでのコンサート中にはオフステージでも二人の仲が悪くなることはなかったと言いますが、この後のニューヨーク公演ではまた楽屋で犬猿の仲に戻ってしまったそうです。しかし僅か3日間だけの短期公演。そのあたりの事情はステージには反映させず、ベストなパフォーマンスを披露して、3人は無事公演を終えたのでした。オフィシャルではロンドン公演からのライブアルバムがリリースされていますが、当然このニューヨーク公演の音源は収録されていません。そしてこの後、ジャックもジンジャーも帰らぬ人となりました。今ではもうクリーム再結成は無理なのです。よくぞ、この時に実現しておいてくれたものだと思います。クリームがロック史にその名を残すとともに、このコンサートもロック史に刻まれたことは間違いないでしょう。過去に同日の音源はリリースされていますが、本邦初登場の極上マスターを収録したのが本盤です。本盤で「クリーム」を再認識していただければと思います。 Madison Square Garden, New York, NY, USA 25th October 2005 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) 完全初登場音源 Disc 1 (52:14) 1. Intro 2. I'm So Glad 3. Spoonful 4. Outside Woman Blues 5. Pressed Rat 6. Sleepy Time Time 7. Tales of Brave Ulysses 8. NSU 9. Badge 10. Politician 11. Sweet Wine Disc 2 (71:31) 1. Rolllin' & Tumblin' 2. Stormy Monday 3. Deserted Cities 4. Born Under A Bad Sign 5. We're Going Wrong 6. Crossroads 7. Sitting On Top Of The World 8. White Room 9. Toad 10. Sunshine Of Your Love Eric Clapton - guitar, vocals Jack Bruce - bass, vocals Ginger Baker - drums, vocals

Cream クリーム/NY,USA 10.25.2005 Original DAT Master

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