アルバム「タッチストーン」リリースに伴うツアーからオーストラリア、リージェント・シアターにおけるライブの模様をFM放送されたライブ音源を劣化が感じられないクオリティーで収録した最高音質盤が登場しました。「タッチストーン」では、ギターにパコ・デ・ルシアが参加したこともあってスパニッシュ・テイスト溢れる作品となりチックの代表作の1枚となっています。今回リリースされたオーストラリア、リージェント・シアターでは「アゲイン・アンド・アゲイン」と同じメンバーとなり、同年10月の来日公演とはセットリストが異なっています。因みにメガディスクから1982年東京、人見記念館のライブはリリースされております。さて、本盤においてチックと共にフィーチャーされているのがスティーブ・クジャラです。チックと知り合うことによりフルートという楽器の存在感を上げたと言われています。後にECМからチックとのデュオ・アルバムをリリースしジョー・ファレルに対してより耽美的なプレイが特徴となるフルート奏者で冒頭4曲(Children's Song)はチックとスティーブとが織りなすデュオによる演奏となりこれは本タイトルだけで聴けるバージョンとなります。その他のメンバーはアルバムにも参加してるカルロス・ベナベン、トム・ブレックライン、そしてドン・アライアスで構成されてたライブとなりアルバムよりジャズ、フュージョン色の濃いパフォーマンスを極上体験できる素晴らしいライヴ・アルバムです。ライブ・アット・リージェント・シアター、シドニー、オーストラリア 02/27/1982 1.Children's Song No.1 2.Children's Song No.2 3.Children's Song No.3 4.Children's Song No.4 5.Dance Of Chance 6.Duende 7.Touchstone 8.The Yellow Nimbus チック・コリア(p, keyb) スティーブ・クジャラ(fl, sax) カルロス・ベナベン(b) トム・ブレックライン(b) ドン・アライアス(perc)