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Beatles ビートルズ/ゲット・バック グリン・ジョンズ 米国マスター版 Get Back Analog Source Master Completely Full Version

発売中止アルバム、という言葉は魅力的な響きを持っていますね。しかもそれがビートルズのものとなればなおさらです。そんな中、ついに先日発売となったLet It Be豪華盤にこのGet Backが入ったことで、150ドル以上の豪華盤が驚異的な売り上げを記録しました。しかしながら、豪華盤に収められたGet Backの音源内容は1970年盤をベースにした整形盤1969年Get Backという事態が判明し、「#ゲットバック問題」としてSNSで騒がれている混沌とした状況となっています。この状況を踏まえ、本来の1969年版Get Back(Glyn Johns 5/28ミックス)を2バージョン同時リリースいたします。このGet Back Real Glyn Johns Mixは、80年代に本国イギリスからアメリカに渡った「オリンピックスタジオで作られたセーフティーマスター」をメインソースに、補填部分だけアセテート盤ソースを利用し、音質感を損なわないように最長版リリースを実現しました。メインソースはやはり、Thirty DaysのDisc17。これはThirty Daysのライナーにもセーフティーマスターテープを使用と明記してあります。もちろんロンドンのオリンピックスタジオで1969年5月28日版のGet BackがGlyn Johnsによって製作された際、オリジナルのマスターテープはAppleに納品されています。しかし、どうやら数本のセーフティーマスターが作られていたようで、そのうちの1本はロンドンのカムデンロックの蚤の市で売られたという記録があったり、別の1本は日本人コレクターの手に渡ったという話もあります。また別の1本は1980年頃にアメリカのコレクターに渡り、それがアンドレア(もしくはWizardo)の手に渡ったようです(今回のアンドレア版Get Backはこのテープが大元となっています)。アンドレアは、廃業時にBAG(ブートLP盤The Lost Lennon Tapesを作成したレーベル)にこのテープを売却したという回顧録が残っており、BAGのメンバーの一部が参画したVigotoneがThirty Daysのリリース時にボーナスディスクとして作ったDisc 17はこのアメリカに渡ったセーフティマスターが大元だと推測できます(ただし楽曲のGet Backの長さが若干Thirty Days Disc 17の方が長いなどの差異もあり、そうではない可能性もあります)。Thirty Days Disc 17は、2000年にテープからデジタル化されたためなのか、今回同時リリースのアンドレア版(こちらは1983年 or 1984年にセーフティーマスターからラッカー盤にカッティングされている)と比べると若干磁気が弱まっており、そのため鮮度的には落ちている感もありますが、レコード盤特有のクリックノイズが入る余地もなく、王道のテープサウンド。ヒスノイズも楽曲中は気になることはありません(そのくらい音の迫力と鮮度が素晴らしいです)。我々の課題は、カット部分をどのソースで補填するべきかでした。Yellow Dogか、DESSか?(DESSにもカットがあるし、前出の通り整形盤でもある)。いや、思い切ってアセテートソースの名盤アナログのTonto社盤LPが良いのか? その悩みを解決してくれたのが、Disques Du Mondeが製作した初期C D。ジャケットがTontoの縮小コピーだった為、内容もTontoの針落としかと思いきや、再生したところこれはもしかしたらAcetate直落しではないかという印象を持ちました。また、Disques Du Mondeは後のYellow Dogと言われており、そのYellow DogがリリースしたGet Backは同じAcetate直落しの音源をデクリックしてテープソース風に仕上げている可能性が非常に高いと推測したのです(そうでなかったら本当にごめんなさい)。実際に今回この補完が功を奏し、過去最長のリアルな1969年版が完成した状況です。(2012年にPurple ChickがリリースしたGet BackもメインはThirty Days Disc 17を使用するも、カット部分の補填にはデクリックで音をいじってしまったYellow Dogが利用しており、音質差を感じる人がいるのはこのことだったと考えます。)ボーナスには、正規豪華盤でのリリースではとても残念なことにノイズが乗ってしまったI Me MineとAcross The Universeを1970年版Get Backから収録(John Barretts’Cassette Dubsより収録)。まとめると、現在リリースされている1969年盤Get Backは多数あります。特に近年のリリースのものはカット部分も的確に修正されており、音質も原音の自然な状態を損なわないよう非常に素晴らしく仕上げているようです。そんな中での本作のコンセプトは、原音に近いアナログ音源で最長版を再現するということ。ここでもやはりアメリカに渡った一時アンドレアの所有していただろうセーフティーマスターが活躍した、ということです。Made from analog sources master. Completely Full version (Tape Source mainly, Acetate Source for missing parts )1980年代にアメリカに渡ったGet Backのセーフティ・マスターをベースに、アセテート音源で欠落部分を補完した「リアル1969年版ゲット・バック」。イコライジング、ノイズリダクションなしで、音密度が濃く、かつ最長版。 “GLYN JOHNS 1969/5/28 Mix” 01. One After 909 02. Rocker 03. Save The Last Dance For Me 04. Don’t Let Me Down 05. Dig A Pony 06. I’ve Got A Feeling 07. Get Back 08. For You Blue 09. Teddy Boy 10. Two Of Us 11. Maggie Mae 12. Dig It 13. Let It Be 14. The Long And Winding Road 15. Get Back (Reprise) “GLYN JOHNS 1970 Mix” 16.I Me Mine 17.Across The Universe

Beatles ビートルズ/ゲット・バック グリン・ジョンズ 米国マスター版 Get Back Analog Source Master Completely Full Version

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