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Beatles ビートルズ/Rooftop London,UK 1969 Stereo Soundboard 2021 Mix

事実上ビートルズ最後のライブ・パフォーマンスとなったルーフトップ・コンサート、その全貌は既に「LET IT BE」さらには「GET BACK」両映画で使われた映像収録の撮影班が記録していた音源によって明らかとなっていた訳ですが、それを出来る限りステレオで聞いてみたい…そんなマニアの願いを2019年までの時点で流通していた音源を駆使してまとめあげたのが「THE ROOFTOP CONCERT」でした。これは「黒ジャケ」と「白ジャケ」2バージョンに渡ってリリースされるほどのベストセラーとなり、ルーフトップから50年という記念すべき年に具体的なアクションが起きなかったリリースに飢えていたマニアの渇きを癒してくれた名盤でした。ところが、それも今は昔。昨年の11月から現在に至るまで、ルーフトップに関する状況はそれまでの50年が嘘のように恵まれた状況へと進化。1970年当時の映画「LET IT BE」とは比べ物にならないボリュームで、その伝説のコンサートの全貌が映像付きで楽しめるようにまでなった。また昨年秋の段階では映像優先のリリースだったルーフトップですが、今年に入るやいなやライブアルバムまで登場。正に夢のような状況と言えるかと。そうはいっても、それらの充実したリリースですら現存する音源が捉えていたルーフトップすべての瞬間を捉えてくれている訳ではなかった。あくまでルーフトップは映画のクライマックスとなるべき場面を求めた結果と、どうしても実現できないライブ活動への苦肉の策であった一方、そのすべてをライブアルバムやビデオとしてリリースするプランはまったくなかった。それはあくまでアルバム用レコーディングの一環として―後に「GET BACK」や「LET IT BE」の一部を成す―行われたものだったのです。よって映画の撮影班、さらにはアルバム用のマルチトラック・レコーディングのそれぞれに収録漏れがあったという。それが晴れてライブアルバムとして公開されたとなれば、マルチトラック・パートで欠けている部分を撮影音源で補填することでコンプリートなルーフトップが再現できてしまう。それに映画の方は「LET IT BE」と「GET BACK」の両方で演奏中や演奏の合間で通行人のインタビューや警官との攻防(笑)がインサートされている。そこで今回は公開されたコンサートのマルチトラック・パートに撮影班のモノラル音源を合わせたルーフトップの完全版ライブアルバムへとまとめ上げました。そもそもマルチトラックの方はアルバム用のテイクをものにすることが最優先事項であり、それは昨年の映画においてもスタジオでマルチトラックのレコーディングを監督するグリン・ジョンズがリモート状態で屋上に指示を与えていたことからも伺えます。おかげで曲間はもとより、ライブ開始前の場面に関してはマルチの収録がまったくないのは当然。そうなるとライブ開始前の場面は撮影班録音に頼りざるを得ず、昨年の映画でもこの場面に関しては映画班録音と最新技術を駆使して音声をステレオ化させていたものです。そんなクライマックスとなるイベントを前に、撮影班はカメラの台数をそれまで増やして挑んだものの、それでもなおライブ開始前の様子を捉え切れなかった。その結果、ライブ開始前にウォームアップとして「Get Back」のさわりだけを演奏した場面に関しては、通りの模様を捉えようと待ち構えていた撮影班のレコーダーの音が遠い音源でしか捉えられなかったのです。しかし映像の方はその場面も屋上でしっかり撮られていた。そこで昨年の映画では音が遠い撮影班音源を使う代わりに、ライブ開始後の「Get Back」テイク2を切り刻んで疑似ウォームアップ・バージョンに仕立てた上で映像に被せていた。「遂にウォームアップがステレオで?」と色めきだったマニアには肩透かしだったかもしれませんが、こればかりは仕方ない。今回そこは従来の撮影班の音源を組み合わせましたので、昨年の映像の音声しか知らない方には実際のウォームアップの場面がまるで違う演奏だったことに驚かされるかもしれません。もう一つ、マルチトラックはおろか、屋上の撮影班も捉えることが出来なかったのが「Get Back」二つのテイクの合間でジョンが「I Want You」を爪弾いた場面。さっそく通りでインタビューを開始した撮影班の後ろで遠くから聞こえる状態ですので、この場面がカットされてしまったのも致し方ないかと。このように通りの撮影班の録音だけが捉えてくれた場面というのが非常に多く、遂に今年マルチトラックのステレオ音質で聞かれるようになって世界中のマニアを狂喜させた「God Save The Queen」に関しても、撮影班音源と組み合わせることで最長バージョンを実現。ジョンがイギリス国家のフレーズを何となく弾き始め、それにバンドが合わせるという展開がよく解ります。屋上の撮影班もこの場面は捉えることができず(昨年の映画では明らかに別の場面を当てはめていました)、それどころかライブ終了後に階下のスタジオでマルチトラックをプレイバックしている場面(スタジオのスピーカーから流れる音)でキャッチしていたのでした。こうして今年明らかとなったマルチトラック録音のパートをメインにしつつも、そこに無い場面は撮影班音源を駆使して徹底的にアジャスト。ルーフトップ真の「完全版」がリリースされるのです。一枚目のディスクにはこのコンプリなルーフトップを収録し、二枚目にはマニアを狂喜させたマルチトラック・パートだけを収録。こちらに関しても単に音盤化するだけでなく、ハイレゾ版をベースにすることで抜かりはありません。ここ最近、盛り上がりまくるループトップの映像と音源のどちらでも再現しきれていない部分まで網羅して1969年1月30日の伝説を完全に再現するライブアルバムが遂にリリースされます。Apple Corps, 3 Savile Row, London, UK 30th January 1969 Stereo Soundboard 2021 Mix Disc 1 - Complete Edit (44:23) 01. Warm Up 02. Get Back (Take 1) 03. I Want You (She's So Heavy) 04. Get Back (Take 2) 05. Don't Let Me Down (Take 1) 06. I've Got A Feeling (Take 1) 07. One After 909 08. Dig A Pony 09. God Save The Queen 10. I've Got A Feeling (Take 2) 11. Get Back (Take 3) 12. Don't Let Me Down (Take 2) 13. Get Back (Take 4) Disc 2 - Original Multitrack Reels (37:52) 01. Get Back (Take 1) 02. Get Back (Take 2) 03. Don't Let Me Down (Take 1) 04. I've Got A Feeling (Take 1) 05. One After 909 06. Dig A Pony 07. God Save The Queen 08. I've Got A Feeling (Take 2) 09. Get Back (Take 3) 10. Don't Let Me Down (Take 2) 11. Get Back (Take 4)

Beatles ビートルズ/Rooftop London,UK 1969 Stereo Soundboard 2021 Mix

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