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Madonna マドンナ/Osaka,Japan 6.14.1987 Complete

人気絶頂の最中に初来日を果たした1987年のマドンナ。そんな伝説の現場を伝える衝撃の初登場オリジナル録音が新発掘!そんな本作に刻まれているのは「1987年6月14日:大阪スタヂアム」公演。その極上オーディエンス録音です。マドンナの初来日と言えば、洋楽シーンを超えた一般層まで巻き込んでの一大事件。その模様はTV放送やオフィシャル作『WHO'S THAT GIRL: LIVE IN JAPAN』でご記憶の方も多いと思いますが、本作はまったくの別公演。その辺の状況を把握するためにも、伝説の日程から振り返ってみましょう。・6月14日:大阪スタヂアム ←★本作★・6月15日:大阪スタヂアム ×6月20日:後楽園球場(雨天中止)・6月21日:後楽園球場・6月22日:後楽園球場 ←※公式映像 以上、全4公演。「雨天中止」という言葉自体に濃厚な時代感が漂うスケジュールです。オフィシャル映像『WHO'S THAT GIRL』は最終日の後楽園でしたが、本作は真逆のジャパンツアー初日。そして日本は“WHO'S THAT GIRL WORLD Tour”のキックオフ地でもありましたので、まさにワールドツアーの初日でもあった。もっと言えば、3ヶ月後のマイケル・ジャクソンと合わせて「MM旋風」とも呼ばれたものですが、本作はその最初の春一番でもあったのです。そんな伝説の初日を真空パックした本作は、眩しいほどのクリア・サウンド。いかにも日本洋楽シーンらしいビシッと揃った手拍子も吸い込んでいるのでサウンドボードと間違える事はありませんが、その空気感はクリスタル・クリアに透き通り、そのド真ん中を演奏と歌声が真っ直ぐに届く。その芯はしっかりと手応えたっぷりで、ディテールも鮮明。巨大な“大阪スタヂアム”だけに距離感ゼロは行きませんが、だからと言って遠さも感じないのです。特に鮮やかなのは、まだ20代だった主役マドンナの歌声。厚いコーラスが被っても混じり合わず、「コンバンワ。ミンナ待ッテル」「一緒ニオトウト……踊ッテ!」などの日本語MCも一語一語まではっきりと聴き取れるのです。上空に大きく開いたオープン・スペースの“大阪スタヂアム”だけに、音を反射する壁も天井もなし。だからこそ実現した反響ゼロなクリアさなわけですが、本作の美音はそれだけでは説明が付かない。実は本作を記録したのは、日本録音史に伝説として語らえる名手中の名手。その手腕は「名門キニー以上」「日本のマイク・ミラード」とまで称されるほどのスゴ腕で、80年代を中心にエリック・クラプトンやジェフ・ベック、ミック・ジャガー、ストーンズ、ポール・マッカートニー等々の歴史的な超名録音を残した偉人でした。本作や同時リリースとなるホイットニー・ヒューストンの『BUDOKAN 1986 FINAL NIGHT』はそんな伝説名手の秘蔵コレクションから発掘された秘宝でもあるのです。そんな伝説名手による超クリア・サウンドで描かれるのは「洋楽そのもの」ですらあった80年代マドンナ伝説のフルショウ。セットはオフィシャル映像『WHO'S THAT GIRL』と同一だったりもしますが、良い機会でもあるのでここでも整理しておきましょう。トゥルー・ブルー(7曲)・Open Your Heart/True Blue/Papa Don't Preach/White Heat(★)/Where's The Party/Live To Tell/La Isla Bonita その他(9曲)・バーニング・アップ:Lucky Star/Holiday・ライク・ア・ヴァージン:Dress You Up/Material Girl/Like A Virgin/Into The Groove・フーズ・ザット・ガール:Causing A Commotion/The Look Of Love(★)/Who's That Girl ※注:「★」印はその後に歌わなくなった当時の限定曲。まさに輝ける80年代大ヒット曲の猛ラッシュ。そのメロディの洪水だけでも素晴らしいのですが、本作の醍醐味は「その現場に立っている」という臨場感。先述したように演奏中はビシッと揃った手拍子に囲まれますし、マドンナの一挙手一投足に反応するどよめきが沸き起こる。そして、曲間では盛大な喝采が“大阪スタヂアム”を揺るがし、流れ出したイントロに次曲を察知した歓喜がアチコチから吹き上がる。熱狂的なファンも一見さんもまとめて巻き込んだ一大現象。歴史的な事件現場のド真ん中に超クリア・サウンドで追体験できる。世界広しと言えども、このムードは日本だけ。1987年初来日だからこその空気感に全身を浸せるドキュメント・アルバムなのです。大ヒット曲のジュークボックスとしても最高ですが、それ以上に濃厚な「洋楽」文化の薫りにむせ返るヒストリアル・アルバムです。洋楽がもっともパワーを持っていた1987年。その大気が35年後のスピーカーから吹き出すCD。初来日の初日「1987年6月14日:大阪スタヂアム」公演の極上オーディエンス録音。伝説的名手による初登場録音で、大元カセットからデジタル化された銘品です。クリスタル・クリアに透き通った空気感のド真ん中を演奏と歌声が真っ直ぐに届く美録音で、「コンバンワ。ミンナ待ッテル」「一緒ニオトウト……踊ッテ!」などの日本語MCも一語一語まではっきりと聴き取れる。大ヒット曲満載のジュークボックスとしても最高ですが、それ以上に濃厚な「洋楽」文化の薫りにむせ返るヒストリアル・アルバムです。 Live at Osaka Stadium, Osaka, Japan 14th June 1987 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (38:50) 1. Open Your Heart ★日本初MC「コンバンワ」「ミンナマッテル」「You are all right?」「I said do you feel all right?」「All right!」 2. Lucky Star 3. True Blue 4. Papa Don't Preach 5. White Heat 「イッショニオトウト、オドッテ」「イッショニ、オドッテ」(完璧)「OK Don't Forget!」 6. Causing a Commotion 7. The Look of Love Disc 2 (53:19) 1. Dress You Up 2. Material Girl 3. Like a Virgin 4. Where's the Party 5. Live to Tell 6. Into the Groove 7. La isla bonita 8. Who's That Girl 9. Holiday Madonna - lead vocals Patrick Leonard - keyboards Jai Winding - keyboards Jonathan Moffett - drums David Williams - guitar James Harrah - guitar Kerry Hatch - bass Luis Conte - percussion Donna De Lory - backgound vocals Nadirah Shakoor - backgound vocals Debra Parson - backgound vocals Shabba Doo - dancer Angel Ferreira - dancer Chris Finch - dancer

Madonna マドンナ/Osaka,Japan 6.14.1987 Complete

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