大好評となった“Bernie Tapes”コレクションの復刻シリーズ。そのとどめの一撃となるサウンドボード・アルバムが登場! 細心マスタリングで磨き込まれた最高峰更新サウンドでリリース決定です!!そんな本作に刻まれているのは「1978年11月7日ハンリー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。そもそも、この“Bernie Tapes”シリーズは、故バーニー・マースデン本人が秘蔵していたオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化したもの。バーニー本人がわざわざ当店を訪れて直接ご提供くださった秘宝中の秘宝なのです。現在のところ“Bernie Tapes”は「オーディエンス録音3種+サウンドボード2種」を復刻して大反響となったわけですが、本作はその最終弾でもある。いずれも結成間もない初期の記録でもありますので、まずはそれぞれの位置関係を確認しておきましょう。1977年・12月16日ー22日:5人編成で初リハーサル 1978年《2月13日:ブライアン・ジョンストン加入》・3月3日ー31日:英国#1(17公演)←※RAFTERS 1978他《ブライアン脱退→ピート・ソーリー加入》《4月7日ー13日『SNAKEBITE』制作》・4月25日ー7月9日:欧州(6公演)←※LYCEUM 1978《ピート離脱→ジョン・ロード加入》《8月12日『TROUBLE』完成》・10月26日ー11月23日:英国#2(17公演)←★ココ★ これが1977年/1978年のWHITESNAKE。当時はキーボーディストが安定せず、とりあえず初代ブライアン・ジョンストンで 見切り発車しつつもすぐに離脱。二打目ピート・ソーリーは最初から場つなぎならOKという条件で手伝ってもらい、3代目にしてようやくジョン・ロードの加入となるのです。ジョンは『TROUBLE』のオーバーダブ段階での参加で、加入翌日には完成。新体制での初ツアー「英国#2」に出発します。このレッグからは公式盤『LIVE AT HAMMERSMITH』や同じく“Bernie Tapes”の名盤『BRIGHTON 1978 SOUNDBOARD』も残されていますので、さらに日程をフォーカスし、それぞれの位置関係をチェックしておきましょう。「英国#2」の詳細・10月26日ー29日(3公演)*11月1日『BRIGHTON 1978 SOUNDBOARD』・11月2日+6日(2公演)*11月7日:ハンリー公演 ←★本作★・11月9日ー21日(9公演)*11月23日『LIVE AT HAMMERSMITH(公式)』……と、このようになっています。本作のハンリー公演は、公式『LIVE AT HAMMERSMITH』の16日前。直近のほぼフルショウを味わえる長尺サウンドボード・アルバムなのです。ここ「ほぼ」と付いてしまうのは「Mistreated」の中間部にカットがあるから。これはバーニー所蔵テープがそうなっていたので致し方ありません(ただ、カット部は極めて短いようで、本作の「Mistreated」はノーカットだった『BRIGHTON 1978 SOUNDBOARD』よりも長いくらいです)。それ以上に重要ののはサウンド。従来から極上級のミックス卓直結系だったわけですが、本作は他の“Bernie Tapes”コレクションと同じように細心マスタリングでブラッシュ・アップされた最高峰更新盤なのです。既発を体験された方向けに表現するなら『"MUST BE THE GYPSY IN ME"』より圧倒的にクリアで、『STEAL THE NIGHT』よりもダイナミック。特に中低音の迫力が格段に向上しつつ、各音域ごとの分析を経たバランスは均整の美も備えています。さらに言えば、ノイズも過去最少。このバーニー・テープは「Trouble」や「Take Me with You」で左チャンネルに接触不良のようなノイズが入るのですが、これも徹底的にトリートメント。完全解決は不可能なタイプではありますが、2023年の技術で可能な限りの補修が施されています。そんな過去最高サウンドで描かれるのは、公式『LIVE AT HAMMERSMITH』をフルスケールに拡張したライヴアルバム。ピーター・グリーンをこよなく愛するバーニーとエルモア・ジェイムスに心酔するミッキー・ムーディのツインはブルースロックの理想を体現し、そこにスーパーバンドNATIONAL HEALTHでカンタベリーファンも唸らせたニール・マーレイの歌心ベースが舞う。そして「ジャズすぎる」という理由で解雇されてしまうデイヴ・ドウルのドラミングも良い。確かにイアン・ペイスほどのパワーはないかも知れませんが、WHITESNAKEを「パワフルなブルースロック」と見るか「ブルージーなハードロック」と見るかで、ドウルの方を好む方もいらっしゃる事でしょう。オフィシャル作品だけでは初期WHITESNAKEの真実を詳らかにしてくれた“Bernie Tapes”コレクション。その最終弾となるサウンドボード・アルバムです。白蛇史上もっともブルース・テイストが濃厚だったドウル在籍時の生演奏を最高峰クオリティで脳みそに直接流し込んでくれる1枚。故バーニー・マースデン本人から提供された「1978年11月7日ハンリー公演」のステレオ・サウンドボード録音。公式盤『LIVE AT HAMMERSMITH』と同じ英国ツアーながら公式を遙かに超える約80分の長尺サウンドボードで、バーニー・カセットから直接デジタル化した上で細心マスタリング。Victoria Hall, Hanley, Staffordshire, UK 7th November 1978 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE Bernie Marsden Original Cassette Series (79:45) 1. Soundcheck 2. Come On 3. Might Just Take Your Life 4. Lie Down (A Modern Love Song) 5. Ain’t No Love In The Heart Of The City 6. Trouble 7. Micky Moody Solo 8. Steal Away 9. Mistreated 10. Belgian Tom’s Hat Trick 11. Jon Lord Solo 12. Take Me With You 13. Rock Me Baby 14. Breakdown/Whitesnake Mama STEREO SOUNDBOARD RECORDING David Coverdale - Vocals Bernie Marsden - Guitar Micky Moody - Guitar Neil Murray - Bass David Dowle - Drums Jon Lord - Keyboards