1989年11月に『ジャーニー・マン』をリリースし、翌年1月からUKツアーを皮切りに ヨーロッパ、アメリカ、南米、オーストラリア、そしてアジアと大規模に展開されたジャーニーマン・ツアーは12月日本で終演。その序盤となる中の1990年ユーロ・ツアーより、2月16日スウェーデン、ストックホルム公演を、近年テーパーにより公開された当時としては良好なオーディエンス・マスターからコンプリート収録。まずこの日の公演はこれまで会場の遠目に撮影された不完全なVHSビデオ映像も存在したものの、こちらの音源は全く別次元の極上クオリティーにて。そして「プリテンディング」のゴキゲンなオープニングから始まる本ツアーは、同アルバムからの曲をはじめ、クリームや70年代のソロ代表ナンバーまで、全編この時期ならではのバンド編成によるタイトな演奏ぶりが際立っており、しかもクラプトン自身が全編ギターを弾きまくっており、「I Shot The Sheriff」の後半や「White Room」のワウワウのソロもキレキレなうえ、「Bad Love」のチョーキングや「Old Love」の泣きのプレイなどもこの時期ならでは。とにかく『ジャーニーマン』からの6曲を含めて、各曲のソロはもうギンギンに弾きまくるあたり、同年の来日公演を思い起こすシーンも。Live at the Globe, Stockholm, Sweden 16th February 1990 DISC 1 : 1. Pretending/2. Running On Faith/3. Breaking Point/4. I Shot The Sheriff/5. White Room/6. Can't Find My Way Home/7. Bad Love/8. Before You Accuse Me/9. Old Love DISC 2 : 1. No Alibis/2. Tearing Us Apart/3. Wonderful Tonight/4. Band Introduction/5. Cocaine/6. Layla/7. Crossroads/8. Sunshine Of Your Love Eric Clapton - Guitar、 Vocals / Phil Palmer - Guitar / Nathan East - Bass / Steve Ferrone - Drums / Greg Phillinganes - Keyboards / Ray Cooper - Percussion / Katie Kissoon - Backing Vocals / Tessa Niles - Backing Vocals