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Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.11.2004 Complete DAT Master

クラプトンの念願叶った、ドイル・ブラムホール二世初起用のツアー!イギリス在住の重鎮テーパーから届いたエリック・クラプトン音源のマスターは、2004年春に開始された「ミー&ミスター・ジョンソン・ツアー」から、5月11日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール7連続公演の最終日を非常にクリアなステレオ・オーディエンス録音で完全収録したオリジナル・マスターです!この日はこれまで当店も未リリースだった公演です。さすが、重鎮テーパー、秘蔵音源に漏れはありません。しかもサウンドバランスも抜群のステレオ録音です。この公演がクラプトンのキャリアにおいてどのようなタイミングで行なわれたものだったのか、このコンサート前後のトピックを時系列に見ていきましょう。≪2004年3月30日:アルバム「ME AND MR. JOHNSON」リリース≫・2004年3月24日~5月11日:ヨーロッパツアー ←★ココ★・2004年6月4,5,6日:第1回クロスロード・ギター・フェスティバル開催 ・2004年6月9日~8月2日:全米ツアー ちょうどアルバム「ME AND MR. JOHNSON」のリリースと合わせて行なわれたツアーだったことがお分かりいただけるでしょう。この後には初めて主宰する「クロスロード・ギター・フェスティバル」を開催し、さらに長期の全米ツアーに乗り出したという、やる気に満ちていた年だったことがお判りいただけるでしょう。当然、当該アルバムからの新曲もセットに組まれており(中盤)、クラプトンが全人生を懸けて心酔するロバート・ジョンソンの、レコーディングしたばかりのナンバーをライブでどのようにプレイするのか、そこに注目は集まりました。それに加え、セカンドギタリストとして、初めてドイル・ブラムホール二世を起用したツアーでしたので、彼のサポートぶりも注目すべき点でした。中盤に設けられたシッティングセットで「ME AND MR. JOHNSON」のナンバーはたっぷり楽しむことができますが、むしろこのツアーの聴きどころは、他のナンバーにあったと言ってもいいでしょう。懐かしいLet It Rainで幕を開けるという意外でレアなオープニング。それに加えて78年のアルバム「BACKLESS」からのディラン・ナンバーWalk Out In The Rainを引っ張り出してきて、レイドバックした演奏を聴かせるというサプライズ。まるでザ・バンドの演奏のようです。そして前半のエレクトリックセットの締めにプレイされるのが、I Shot the Sheriff。この曲の後奏でのソロは、もはや言葉では表現し難い出来映えです。息をも継がせぬとはこのことでしょう。この曲のライブテイクではベストと言ってもいいほどの凄まじいプレイです。これは是非聴いていただきたい。そしてシッティングセット明けの一発目は、何と70年以来34年ぶりに演奏したドミノス・ナンバー Got To Get Better In A Little Whileで怒涛のプレイを披露、そして間髪入れずに弾き倒しの Have You Ever Loved A Womanへの流れ。この曲では、メロディ楽器担当のミュージシャン全員にソロが回されるという、満足度最高の仕上がりです。ここでもクラプトンの冴え具合は特別です。もう前半だけでノックアウトされることは間違いありません。後半も、ドイルが加わったLaylaはそれまでのLaylaとは違い、オリジナルバージョンの「熱」を再現してくれる感じで素晴らしいです!2004年ツアーは、クラプトンのキャリアでも評価の高いものですが、その根拠はプレイクオリティにあります。クラプトンが遂に口説き落とした若手ギタリスト、ドイル・ブラムホール二世のはまり具合がとにかく素晴らしい!各曲でソロを任される姿からは、既にクラプトンからの全幅の信頼を得ていたことが分かります。二人の白熱のソロが交錯するGot To Get Better In A Little Whileの後奏を聴いてみてください。クラプトンはこのパッションがほしかったのでしょう。さらに、この年は、あのビリー・プレストンが躍動する姿を見せてくれた最後のツアーともなりました(彼は2006年に逝去しました)。またさらには、女性バックコーラスにも強力な黒人コンビ、ミシェル・ジョンとシャロン・ホワイトが初めて起用されました。このソウルフルなコーラスもゴスペルのような迫力です。この布陣によるバンドが、凄まじいパフォーマンスを聴かせてくれます。還暦を間近に控えても、いかにこの時のクラプトンが心身ともに充実していたかが窺い知れる素晴らしいステージと言えるでしょう。2004年ツアー中、上位に入ると断言できるクラプトンの飛びっきりのパフォーマンスを是非本作でご堪能ください。Royal Albert Hall, London, UK 11th May 2004 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc:1 (53:01) 1. Introduction 2. Let It Rain 3. I'm Your Hoochie Coochie Man 4. Walk Out in the Rain 5. I Want a Little Girl 6. I Shot the Sheriff 7. Me and the Devil Blues 8. They're Red Hot 9. Milkcow's Calf Blues 10. If I Had Possession Over Judgment Day 11. Kind Hearted Woman Blues Disc:2 (57:43) 1. Got to Get Better in a Little While 2. Have You Ever Loved a Woman 3. Badge 4. Wonderful Tonight 5. Layla 6. Cocaine 7. Sunshine of Your Love Eric Clapton : Guitar & Vocals Nathan East : Bass Chris Stainton : Keyboards Steve Gadd : Drums Doyle Bramhall II : Guitar Billy Preston : Keyboards Sharon White : Backing Vocals Michelle John : Backing Vocals

Eric Clapton エリック・クラプトン/London,UK 5.11.2004 Complete DAT Master

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