伝説の“コージー・テープス”から復刻された極初期MSGのサウンドボード・コレクションがアップグレード! 「2024年最新トランスファー&GRAF ZEPPELINの細密仕上げ」による究極サウンドを一挙リリース決定です!今回アップグレード復刻されたサウンドボード・アルバムは3タイトル「リハーサル×1+ライヴ×2本」。本作はそうちのライヴ編である「1980年11月20日エリー公演」のステレオ・サウンドボード録音です。MSG結成や活動の概要は同時リリースとなる『SIDCUP REHEARSALS 1980』の解説に譲るとして、ここでは「1980年のライヴ活動」に絞ってスケジュールを確認してみましょう。英国レッグ《8月29日『神(帰ってきたフライング・アロウ)』発売》*9月21日『BRISTOL 1980』・9月24日:ウルヴァーハンプトン公演*9月25日『HAMMERSMITH ODEON 1980』・9月27日:バーミンガム公演*9月28日『DERBY 1980』・9月30日+10月2日(2公演)北米レッグ・10月30日+31日(2公演)*11月5日『SPRINGFIELD 1980』・11月13日ー17日(3公演)*11月20日:エリー公演 ←★本作★・11月22日ー12月21日(11公演)*12月22日『RESEDA COUNTRY CLUB 1980』これが結成間もない1980年のツアー・スケジュール。初期MSGは資料によって矛盾もあるなど、未だにあやふやな点も多い。上記も公演数などの細部は信じないでいただきたたいのですが、大まかな流れは流れはご理解頂けるのではないでしょうか。当店では「英国」「北米」それぞれで3本ずつのライヴアルバムをご紹介しており、中でもサウンドボードなのが『HAMMERSMITH ODEON 1980』と『RESEDA COUNTRY CLUB 1980』、それに本作の3作品です 世界初登場パートも発見された最新トランスファー 貴重な「北米」レッグを伝える本作は、伝説の“コージー・テープ”によって世に知られたサウンドボード。Zoom Clubの『REACTIVATE LIVE』でも知られていますが、それも元を辿れば2002年に発掘されたコージー所有のカセット・テープが起源。本作はその現物からデジタル化し直した究極アップグレード盤なのです。そのアップグレードは質・量の両面に及ぶ。まず「量」ですが、これが従来よりも約1分長くなっている。より精度を高めた厳密なピッチ補正の効果もありますが、それ以上に大きいのは終演後の初登場パート。「Lights Out」で大団円を迎えた後に静まり返るところまでは同じですが、従来マスターではその後は無音と判断されてテープを停止。トランスファーされていなかったのです。ところが、今回は自然にテープが止まるまでデジタル化。すると、会場に流されていた終演BGM(別ミュージシャンによる曲)まで記録されていた。本作は、そんな貴重記録のすべてを復刻できたのです。遙かにナチュラルになった最高峰更新サウンド もちろん、この終演BGMを世紀の大発見!と喧伝するつもりはありません。これはあくまで新トランスファーの証拠に過ぎない。重要なのは「質」。全編を貫くサウンドのアップグレードです。これがまた素晴らしいのなんの。本作は「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングも施されていますが、何よりも再デジタル化の精度向上が大きい。何しろ、マスター発掘は2002年。当時はオフィシャルでも盤起こしが横行するような時代でしたし、アナログテープのデジタル化技術はまだまだ未熟でした。その後20年以上の間に機材も進歩していれば、トランスファーのノウハウも格段に向上。今回は、当時は拾いきれなかったサウンドの機微を漏らさずCD化することに成功したのです。そして、その生まれ変わりぶりが素晴らしい。従来マスターでも十分にオフィシャル級だったのですが、最新トランスファーはヒスが格段に減少し、位相や帯域バランスも申し分なし。もちろん、1/1000秒も許さない「GRAF ZEPPELIN」マスタリングで厳密を期してもいますが、ほとんどマスタリングの必要すらないほど完璧なサウンドが引き出せたのです。そして、それほどの精度だからこそナチュラル感を保持できた。従来マスターはヒスを抑えるなどのリマスター加工が施され、結果として(わずかながら)高音域に波打つような歪みも発生していた。本作は、そうした歪みもなく、楽器の鳴りも綺麗に再現されるナチュラル・サウンドを実現しているのです。本作はMOLLY HATCHETやJOHNNY VAN ZANT BANDとのカップリング公演だったためにショート・セット。その意味では上記サウンドボード・コレクションでも見逃されがちかも知れません。しかしコージー・テープだからこその純度100%なサウンドボードの旨みを味わうには、本作こそがベストでもある。「1980年11月20日エリー公演」のステレオ・サウンドボード録音。コージー・パウエル所蔵の大元カセット・テープの現物から再デジタル化された銘品で、従来盤よりも遙かに精度の高いトランスファーによるアップグレード盤。ヒスが格段に減少し、位相や帯域バランスも申し分なし。初登場となる終演BGMも収録し、過去最長も更新した絶対盤です。カセットより最新デジタルトランスファー。今回の新規デジタル化時点で帯域バランスは格段に良く、自然なままでヒスノイズも少なくなっております。 音像定位もデジタル化時点で問題なし また、中域をむやみにEQで持ち上げ、サウンドを際立たせるような安易な処理も控え目で、マスターの純度で勝負です。また、一部既発で見られた高域の波打も当然なし。既発でオミットされていた、ライブ終演後の会場のSE(音楽)も50秒ほど今回初収録!Erie County Field House, Erie, PA, USA 20th November 1980 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE Taken from the original master cassette tape (TDK SA-C90) belonged to Cozy Powell (41:00) 1. The Ride Of The Valkyries 2. Armed And Ready 3. Cry For The Nations 4. Victim Of Illusion 5. Into The Arena 6. Lost Horizons 7. Doctor Doctor 8. Lights Out STEREO SOUNDBOARD RECORDING Michael Schenker - Guitar Gary Barden - Vocals Chris Glen - Bass Cozy Powell - Drums Paul Raymond - Keyboards