マイルス、ペダル踏みっぱなしのワウっぱなし!キースもギュワンギュワンと唸りっぱなし!チャンスラーも走馬灯の如く疾走し、マイケルもエムトゥーメもアライアスも超攻撃的な、このラインナップによる最凶暴ライヴにしてベスト・パフォーマンスといわれる「アレ」が引き締まった理想音像の決定版にて独占入荷!!マイルス伝道師として知られる「マイルスを聴け!」の中山さんはじめ多くのマイルス・ファンが絶賛した1971年11月14日イタリアはヴェニス公演が、これまでやや聴き疲れを感じるバシャバシャと荒れた音質が、このラインナップのベスト・パフォーマンスといわれる荒々しさはそのままに、ボクシングで鍛えられた肉体を持った当時のマイルスのように?ビシッと一本筋の通った引き締まった極上高音質となった、三度目の正直!決定版の2枚組で待望の入荷です!!この日の演奏、まさにセンセーショナル!興奮の一夜なのだ。なにせ初っ端なの「ディレクションズ」の後この時期普通は「ホンキー・トンク」なのだが!それを吹っ飛ばして(律儀に終盤に演奏)立て続けにに「ホワット・アイ・セイ」という怒涛の大騒ぎ2連発!これ最初にSo What!レーベルからリリースされた時ピッチが速く、それが功を奏して凄まじい疾走感を生んでいたのだが、2度目のONE AND ONEレーベル盤ではピッチが修正されたのですが、やはりこの日の演奏は他の日に比べてどの楽曲も高速演奏されているのだ!ただしこの2度目盤ではピッチ修正のみで、全体的にンドゥグのバシャバシャしたドラムスとかが荒いとこまでの修正は当時の技術では行われなかった(行えなかった)。今回はその点もキチンとリマスタリングされ、しかも疾走感も増しながら理想的な音像となっています!しかしこの日の「ホワット・アイ・セイ」、マイルスがワウでブローしまくり、特に後半になりマイルスがワウで強引に速度をマックスへと狼煙を上げると、普通でも速いリズムが輪を掛けてさらに高速になり、アルトじゃあ追いつかないと思ったパーツがソプラノで飛ばしまくる!これがまたカッコいい。高速にはアルトよりソプラノだ!その後のキースの独壇場たるや!この直後に「フェイシング・ユー」するユーとは別人28号。やはりキースは天才だ!の感を強くさせる。さらに「イッツ・アバウト・ザット・タイム」でも僅か数ヶ月前の演奏とは全く変化しており、よりファンク度が上がっており、最終盤の「ファンキー・トンク」で沸騰点に達する!1971年10月から11月までのヨーロッパ・ツアーだけの短期間ラインナップながらどの公演の演奏も充実しており、特にこのヴェニス公演はこのメンバーでのベスト・パフォーマンスといわれており、改めてじっくりと聴いても興奮せずにはいられないのです!!