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Charlie Haden Liberation Music Orchestra Joe Lovano,Geri Allen チャーリー・ヘイデン/Germany 1987 & more

様々な活動で知られるヘイデンの中でも特別な存在に位置する“リベレーション・オーケストラ”はまさにヘイデンのライフワークと言え、最初の1969年のインパルス作、1982年の「戦死者たちのバラッド」はヘイデンを代表する傑作としての評価も高い。また、そのリベレーション・オーケストラとしてのライヴ活動も継続して行なっており、大好評をいただいた先日同レーベルより発売の1982年パリ公演に続いて、今回は1987年8月ブレーメン公演に、ボーナスで1988年9月シカゴ公演をどちらも極上高音質サウンドボードにて両公演合計150分に及ぶパフォーマンスを収録した2枚組が初登場しました!1982年の「戦死者たちのバラッド」ツアーで重要な役割を担っていたドラムスのポール・モチアン、ギターのミック・グッドリック、テナーのデューイ・レッドマンら数人を除きメンバーも一新され、全盛期を迎えていたテナーのジョー・ロヴァーノ、そしてこの時期のヘイデンが特に高い評価をし、アレンジメントでの参加に止まるカーラ・ブレイが後任ピアニストとして絶大な信頼を寄せる鬼才女流ピアニストのジェリ・アレンの参加が、この新生“リベレーション・オーケストラ”をさらに素晴らしいものとしています!また88年シカゴ公演には、トランペットの新生トム・ハレルも参加しています!両公演で聴かれる、大名盤「戦死者たちのバラッド」メドレーでの悲哀に満ちた壮大なオーケストレーション、モチアンの壮絶なドラム・ソロ、レッドマンと新たに参加したロヴァーノの二人の熱いテナー・インプロヴィゼイション・バトル、たっぷりとフューチァーされる新加入アレンの卓越したピアノ、そしてこのオーケストラの軸として全てを包み込むように纏め上げるヘイデンの柔軟なベース…根本的な所はブレる事なく主張されながらも、やはりメンバーが変われば、同じナンバーでも随分と違った印象を受けます。これぞジャズの醍醐味ですね!

Charlie Haden Liberation Music Orchestra Joe Lovano,Geri Allen チャーリー・ヘイデン/Germany 1987 & more

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