Name: Delaney & bonnie デラニー・アンド・ボニー/Best of Delaney & Bonnie US Promo LP Edition
SKU: CDN-12424
Price: 1630 JPY
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Delaney & bonnie デラニー・アンド・ボニー/Best of Delaney & Bonnie US Promo LP Edition

伝説のブルーアイドソウルデュオ、デラニー＆ボニーの激レアUSプロモLP＋激レア７’シングルの復刻盤！エリック・クラプトンがアメリカンミュージックのフィーリングを体得し、今日に至るソロキャリアの基礎を築いた修業時代とも言える、1969年～70年の「デラニー＆ボニー＆フレンズ」時代。彼らの懐に飛び込んだことで、ブリティッシュの一介のギタープレイヤーから、歌って弾けるブルースプレイヤーへと変身できた非常に重要な時期でした。今週はそのクラプトンも絡んだ時代のデラニー＆ボニーの激レアなアナログLPとシングル盤を復刻します！構成は３つ。72年にリリースされたアナログLP「The Best of Delaney & Bonnie」の激レアUSATCO プロモ盤(Matrix A/A PR Pressing)、同じく72年リリースの LP「D&B Together」のオリジナルUS Columbia盤からのシングルA/B面曲（ステレオ・バージョン）、そして米でリリースされた同曲の激レアプロモ7インチシングルと英オリジナル7インチシングル（両方ともモノラルMix・バージョン）です。米英シングル/モノラルMixバージョンはもちろん初のCD化です。プロモバージョンはもちろん初のCD化です。ステレオ・バージョンのシングル曲もUS.Columbiaオリジナル盤からの収録ですので貴重です。すべて回転ムラのないダイレクトドライブ方式のプレーヤーにて再生し、針パチノイズを可能な限り除去しての収録となっています。クレジットされているバンドパーソネルを見ていただければお判りのように、クラプトンに加え、彼より先に渡米し、デラニー＆ボニーの懐に飛び込んでいたデイブ・メイスンも参加しています。本作をお聴きいただければ、なぜクラプトン、メイスンが彼らの音楽に魅了され、体一つで飛び込んでいこうと決意したのかを実感していただけるでしょう。白人なのに、黒人顔負けのソウルフルな歌唱、無名なのにアメリカの大地に根ざした雄大で鉄壁な演奏を見せるバンド。当時ザ・バンドの音楽に感化されていたクラプトンは、彼らの中に自分の生きる道を見出したのでした。もちろんクラプトンが参加した楽曲を収録していますし、今では廃盤かつ当時の激レアプロモLPとシングルで、デラニー＆ボニーの魅力を手軽に楽しんでいただけます。歴史が動いた瞬間でした。デラニー＆ボニーとはではここで簡単にデラニー＆ボニーとはどんなアーティストだったのかを解説しましょう。60年代ロサンゼルスのテレビ局を拠点に全米で放映されていた音楽ライブ番組「Shindig(シンディグ）」のハウスバンドのギター＆ボーカルとして活躍していたデラニー・ブラムレット（39年生まれ）は、アイク＆ティナ・ターナーのバックコーラスグループ、アイケッツに在籍していたボニー・リン（44年生まれ）と知り合い、僅か数日で結婚します。ミシシッピー州出身でブルース＆ソウルに染まっていたデラニーと白人で初めてアイケッツに採用されたソウルフルな歌手ボニーでしたから、余程意気投合したのだと思われます。二人はバックバンドに優秀なスタジオミュージシャンを集め、グループとして活動を始め、アルバムも着実に発表していきます。このバンドには、ジェリー・マギー（ギター）、ジム・ケルトナー（ドラム）も在籍していた時期もあります。そして、60年代末期に渡米したジョージ・ハリスンがLAのスヌーピークラブでデラニー＆ボニーのステージを観て感動し、帰国後親友のクラプトンに彼らのことを話します。そんな折、67年にクリームとしてのアメリカンツアー中のクラプトンにザ・バンドの「Music From Big Pink」のテープを聴かせたアラン・パリサーから、デラニー＆ボニーの「Accept No Substitute」のテストプレス盤がクラプトンの下に送られてきます。この時期、パリサーはデラニー＆ボニーのマネージャーに収まっていたのです。これを聴いたクラプトンは衝撃を受け、即座に来るブラインド・フェイスのUSツアーの前座に彼らを指名します。ツアーで実際に彼らのステージを目の当たりにしたクラプトンは、バンドのメンバーとよりもデラニー＆ボニーのバンドと過ごす時間が増え、ツアーを終了したブラインド・フェイスはそのまま空中分解、クラプトンはデラニー＆ボニーと行動を共にするようになります。そして最初に彼らとレコーディングしたのが、本作に収録されたシングルの2曲です。その後彼らに惚れ込んだクラプトンは、正式にバンドに加入します。そして彼らをヨーロッパに紹介すべく、ツアーを企画し実行します。そのイギリス公演でレコーディングされ、リリースされたのが、「Delaney & Bonnie & Friends On Tour With Eric Clapton」でした。70年に入ってもクラプトンは彼らと行動を共にし、デラニーの勧めで初めてのソロアルバムをレコーディングするに至ります。プロデュースはデラニーが務めました。彼らは72年に解散しましたが、彼らのキャリアで最も売れたアルバムが「Delaney & Bonnie & Friends On Tour With Eric Clapton」であったことを考えると、彼らとクラプトンは共に切磋琢磨した同志であったと言えるでしょう。クラプトンのキャリアに変革をもたらし、一方でブリティッシュロックにブルーアイドソウルの新風を吹き込んだのがデラニー＆ボニーだったのです。デラニー＆ボニーのキャリアを俯瞰できる最適な内容本作にて、72年リリースの「The Best of Delaney & Bonnie」の最高音質と言われるプロモ盤で彼らの代表曲を聴いていただける他、上記で触れましたクラプトンとの初のレコーディング曲2曲のステレオ・バージョンとシングルオンリーのモノラルMixバージョンをまとめて聴いていただけます。「The Best of Delaney & Bonnie」の詳しいデータを記しておきますと、1."When the Battle Is Over" (Mac Rebennack, Jessie Hill) ? 3:32 2."Dirty Old Man" (Delaney Bramlett, Mac Davis) ? 2:31 [1, 2] from Accept No Substitute - The Original Delaney & Bonnie (1969). Produced by David Anderle, assisted by Delaney Bramlett. 3."Only You Know and I Know (live version)" (Dave Mason) ? 4:10 From On Tour with Eric Clapton (1970). Produced by Jimmy Miller and Delaney Bramlett. 4."Get Ourselves Together" (Bonnie Bramlett, Carl Radle) ? 2:25 From Accept No Substitute. 5."Where There's a Will There's a Way" (Bonnie Bramlett, Bobby Whitlock) ? 4:57 From On Tour with Eric Clapton. 6."Never Ending Song of Love" (Delaney Bramlett) ? 3:20 From Motel Shot (1971). Produced by Delaney Bramlett. 7."Comin' Home (live version)" (Bonnie Bramlett, Eric Clapton) ? 5:30 From On Tour with Eric Clapton. 8."The Love of My Man" (Ed Townsend) ? 4:28 9."Soul Shake" (Margaret Lewis, Myrna Smith) ? 3:10 10.Medley: "Come On In My Kitchen" (Robert Johnson)/"Mama, He Treats Your Daughter Mean" (Herbert Lance, Charles Singleton, John Wallace)/"Goin' Down the Road Feelin' Bad" (Traditional, arr. Delaney Bramlett) ? 4:10 11."Free the People" (Barbara Keith) ? 2:47 [8-11] from To Bonnie from Delaney (1970). Produced by Jerry Wexler, Tom Dowd and Delaney Bramlett, assisted by Curtis Ousley.特にプロモ関連のアルバムとシングルが貴重なのは言うまでもありません。さらにシングルは US ATCOプロモ盤と UK ATLANTICオリジナル盤の2つを聴き比べられるという妙味があります。当店のエンジニアが聴いたところでは、USの方が平坦だがワイルドな質感、UKの方が奥行きがあって繊細な質感という具合です。盤質やマスタリングの違いでしょう。LPの方には「Delaney & Bonnie & Friends On Tour With Eric Clapton」からのテイクも3曲収録されています。この時のバンドは当時無名ミュージシャンの集まりだったとは言え、視点を変えると、デラボニに加え、後に大名盤「Layla And Assorted Love Songs」を生み出すことになるデレク＆ザ・ドミノスに、ジョージ・ハリスンとデイヴ・メイスン、さらに72年～73年のローリング・ストーンズの全盛期をサポートしたホーンセクションに、ソロキャリアも築いた名シンガー、リタ・クーリッジが加わった、とんでもないスーパーグループと言っても過言ではない超豪華な面子でした。ライブバージョンは、位相的にはクラプトンは右チャンネル、メイスンは左チャンネル、センターにデラニーとジョージで、ジョージはデラニーから習得したばかりのスライドを奏でています。この後スライド奏法に活路を見出したジョージのことを思っても、まさにこのライブは歴史が動いた瞬間だったと言えます。この時点では影の立役者に徹していたクラプトンの、それでもまばゆい輝きを発しているプレイにも耳を傾けてください。現在の高音質メディア競争の中では味わうことのできない、あの時代のウォームなサウンドにこそ、このバンドの真髄が存在しているような気さえしてしまいます。是非伝説のデュオを振り返りながらご堪能ください。The Best of Delaney & Bonnie US Promo LP (ATCO SD 7014, PR Pressing) Comin' Home US 7" Single (ATCO 45-6725, US Mono Mix version) Comin' Home UK 7" Single (ATLANTIC 584308, UK Mono Mix version) (60:23) The Best of Delaney & Bonnie US Promo LP (ATCO SD 7014, PR Pressing) 1. When the Battle Is Over 2. Dirty Old Man 3. Only You Know and I Know (live version) 4. Get Ourselves Together 5. Where There's a Will There's a Way (live version) 6. Never Ending Song of Love 7. Comin' Home (live version) 8. The Love of My Man 9. Soul Shake 10. Medley: a. Come On In My Kitchen b. Mama, He Treats Your Daughter Mean c. Goin' Down the Road Feelin' Bad" 11. Free the People Taken from D&B Together US LP (Columbia KC31377 Stereo Mix version) 12. Comin' Home 13. Groupie (Superstar) Comin' Home US 7" Single (ATCO 45-6725, US Mono Mix version) 14. Comin' Home 15. Groupie (Superstar) Comin' Home UK 7" Single (ATLANTIC 584308, UK Mono Mix version) 16. Comin' Home 17. Groupie (Superstar) Eric Clapton - Guitar / Vocals Delaney Bramlett - Guitar / Vocals Bonnie Bramlett - Vocals Dave Mason - Guitar Rita Coolidge - Vocals Bobby Whitlock - Keyboards / Vocals Carl Radle - Bass Jim Gordon - Drums Tex Johnson - Percussion Jim Price - Trumpet Bobby Keys - Saxophone