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初期の文芸三部作でも最も勇壮な大名盤『アーサー王と円卓の騎士たち』。その特別ミックス盤がリリース決定です。そんな本作の正体とは、『アーサー王と円卓の騎士たち』の４チャンネル・ミックス。2015年のデラックス・エディションでもDVDにクアドラフォニックが収録されていましたが、本作はそちらではなく、オリジナル・リリースと同じ1975年にA&Mレコードが製作した『QU-54515』からデジタル化。2chステレオで楽しめるように落とし込まれた公式アルバムです。よりゴージャスに生まれ変わったアーサー王 そんな本作最大の旨みは、大きく変貌した大名盤の姿。もちろん、曲や大筋のアレンジは同じわけですが、通常盤にはない音がそこかしこから飛び出し、バランスも異なれば、演出処理も異なる。例えば、「Guinevere」。通常盤は別楽器かと思うほど豪快にエフェクトのかかったピアノで始まりますが、本作は巻z年に素直な生ピアノ。２人で歌うヴォーカルもオリジナルではメイン／サイドの差がハッキリとしているのに対し、本作では完全に対等なデュエット。凝ったハーモニー・アレンジのダイナミズムがえらく豪華なのです。さらに続く「Sir Lancelot And The Black Knight」もイントロから丸っきり違う。慣れ親しんだ通常盤はストリングスで勇壮に始まりますが、本作はそこにピアノも参加。ウェイクマンが冒頭から大暴れしているのです。ここに挙げたのは、あくまで文字にしやすいポイントを選び出しているだけ。他にも全曲で4chの幅広さを活かしたフレーズが忍ばせてあり、全体的によりリッチに、よりゴージャスな『アーサー王と円卓の騎士たち』になっているのです。また、そうした違いも後付けではないところがミソ。製作されたのは慣れ親しんだ通常盤と同じ1975年で、本作のアレンジや装飾音も当時のリックが想定していたものばかり。現代のセルフカバー等とは違い、本作にも「これもオリジナルの１つ」という説得力がしっかり息づいているのです。さらにリッチで艶やかなアナログ・サウンド そんなミックスの違いだけでなく、本作はサウンドも素晴らしい。こちらもやはりリッチでして、アナログらしくぶ厚く密度もたっぷり。現行リマスター盤は楽器１つひとつ、１音１音を際立たせようとするあまりアタック音をエッジを強調しがちですが、本作は違う。4chゆえに幅広く様々な音を盛り込めますし、サウンドを極太にしても広大なステレオ空間にいくらでも演奏が入っていく感じ。もちろん、本作は2chに落とし込んでいるので無限の幅広さとは行きませんが、極太な鳴りのリッチ感はしっかりと味わえる。再生機も当時より進化しているせいか、2chでも音同士がぶつかり合うこともありません。三部作でも壮麗なアレンジと世界観で愛されてきた大名盤『アーサー王と円卓の騎士たち』。その美点をさらにボリュームアップしたクアドラフォニック盤です。より一層多彩で複雑になったアンサンブルをリッチなアナログ・サウンドで綴ってくれる貴重盤。1975年当時にリリースされた4ch版がリリース。通常盤では聴けないフレーズも満載のゴージャス・バージョンです。 Taken from original US Quadraphonic LP (US LP, A&M Records, QU-54515, CD-4) 1 Arthur 2 Lady Of The Lake 3 Guinevere 4 Sir Lancelot And The Black Knight 5 Merlin The Magician 6 Sir Galahad 7 The Last Battle

拡大表示	Rick Wakeman リック・ウェイクマン/アーサー王と円卓の騎士たち Myths and Legends of King Arthur and Knights of the Round Table original US Quadraphonic LP Edition 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる