今世紀が生んだ最高峰ジャズ・ギタリストの呼び声も高いジュリアン・ラージが、近年活動を共にするホルヘ・ローダー、そしてドラムにはデイブ・キングとのトリオによる2023年ヨーロッパ・ツアーからオーストリア、ウィーンのポギー&ベス・クラブに出演した模様を放送用音源からオフィシャル級の音質で収録したライブ完全版が登場しました。昨年11月にはホルヘ・ローダーとのデュオで来日公演を行いそのセンス溢れるプレイは多くのジャズ・ファン、ギター・プレーヤーから絶賛されたライブとして記憶に残っています。実際にはドラムのデイブ・キングも来日予定があったのですが、都合により出演をキャンセルすることとなりました。今回のライブではデイブ・キングも加わったレギュラー・トリオとなります。さて、当日のセットリストは来日公演とは大きく異なっておりアンコールにはアルバム「スクイント」に収録されている「エミリー」となります。ジュリアン・ラージは、12歳の時に全国でTV放送されたグラミー賞授賞式で演奏するなど、少年期より既に神童の呼び声高く、注目を集めており育ての親ともいうべきゲイリー・バートンに誘われてステージを共にし、2003年にはゲイリーのアルバム「ジェネレーションズ」のレコーディングに参加。更に2005年にリリースされた「ネックスト・ジェネレーションズ」にも参加し、自身のオリジナル曲を複数提供するなど、本格デビュー前ながら、ミュージシャンとしての地位を確立してます。現代ジャズ・ギターの最高峰、そして進化を続けるライブは必聴となります。ライブ・アット・ポギー&ベス・クラブ、ウィーン、オーストリア 05/09/2023 Disc 1 1.Introduction 2.Twilight Surfer 3.Auditorium 4.Member Introduction 5.Hymn / Podium 6.Story Of The Years 7.Welcome Blues Blues 8.Serenade 9.Unknown Title Disc 2 1.Vanishing Point 2.Word For Word 3.Tributary 4.Temple Steps 5.Emily ジュリアン・ラージ(g) ホルヘ・ローダー(b) デイブ・キング(dr)