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Bryan Ferry ブライアン・フェリー/Ireland 2002 Soundboard Edition

ROXY MUSIC再結成で全世界を沸かせかと思ったら、間髪入れずに力作『FRANTIC』も送り出した2002年のブライアン・フェリー。その象徴サウンドボードが研究家監修のベスト・マスターで登場です。そんな本作が記録されたのは「2002年6月4日ベルファスト公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。2001年にROXY MUSICを再結成させたフェリーは、その後しばらくソロとROXY MUSICのツアーを交互に実施。特に『FRANTIC』時代は一部の日程が重なってもいました。そんな当時の状況を知る意味でも(ちょっと長くなりますが)まずは当時の活動概要を俯瞰し、本作のポジションも確かめてみましょう。2002年 《4月15日『FRANTIC』発売》・5月24日ー7月31日:欧州#1(20公演)←★ココ★・8月31日ー10月26日:欧州#2(37公演)←※LEICESTER 2002・11月9日ー26日:北米#1(11公演)・11月30日+12月2日:日本(2公演)←※TOKYO 2002 2003年・2月11日ー18日:南米(6公演)・2月28日ー3月24日:英国(16公演)・6月10日ー13日:北欧(3公演)*7月13日:アベイロ公演*7月25日ー8月2日:北米#2(6公演)・10月12日ー11月16日:欧州#3(4公演)2004年・1月31日ー2月25日:オセアニア/アジア(14公演)・6月2日ー7月28日:中東/欧州#4(14公演)※注:「*」印はROXY MUSIC、「・」印はソロでの公演。これが2002年ー2004年のブライアン・フェリー。『LEICESTER 2002』『TOKYO 2002』といった傑作オーディエンス録音もご紹介してきましたが、本作のベルファスト公演はそれらよりもグッと初期。ツアー冒頭の「欧州#1」の5公演目にあたるコンサートでした。この日は傑作サウンドボードが残され、スイスのラジオ局“Radio DRS3(現:SRF3)”でも放送。『FRANTIC』時代の定番として愛されてきました。本作は、そんな定番サウンドボードの最高峰盤。フェリーの音源研究家が「コレぞ!」と太鼓判を押すベスト・マスターからダイレクトにCD化された銘品なのです。そのサウンドは、生々しさが際立つリアル・サウンドボード。オフィシャル作品のように後からミックス作業で磨き込んだタイプではなく、まるで生放送のような録って出しの無加工感。ただし、ミックスは荒っぽくてもマスター鮮度は絶大で、ノイズレスでテープヨレなどの劣化も見当たらず、安定感も抜群。これらの個性をひと言で表すなら「極上の発掘オフィシャル級」という感じです。そんなリアル・サウンドボードで描かれるのは、私たちがよく知る『LEICESTER 2002』『TOKYO 2002』とはまるで異なるステージ。放送枠に沿った約58分収録なのですが、その限られた時間に上記2作では聴けないレパートリーが山盛りなのです。ここで、そのセレクションを整理しておきましょう。ロキシー・ミュージック(7曲)・再始動前:Out Of The Blue/Both Ends Burning(★)/Love Is The Drug/Virginia Plain(★)・再始動後:Oh Yeah(★)/Dance Away(★)/Jealous Guy(★)ソロ(7曲)・フランティック:It's All Over Now, Baby Blue/A Fool For Love/Don't Think Twice It's Alright・その他:Sign of the Times(★)/Can't Let Go(★)/A Hard Rain's A-Gonna Fall(★)/Let's Stick Together ※注:「★」印は『LEICESTER 2002』『TOKYO 2002』でも聴けなかった曲。……と、このようになっています。『FRANTIC』の新曲は共通していますが、それ以外はほとんどが入れ替えという荒技。前年の再結成の熱気を引き継ぐためなのか、ROXY MUSICナンバーもたっぷりと披露されています。そんな中で日本でも演奏された「Sign of the Times」が早くも登場しているのもポイント。もちろん『THE BRIDE STRIPPED BARE』収録曲なわけですが、ライヴ演奏されたのは“FRANTIC Tour”が初。本作はツアー5公演目という初期であり、まだ数回しか演奏していない初々しいバージョンをサウンドボードで体験できるわけです。『FRANTIC』のポテンシャルそのままに、日本公演でも聴けなかったROXY MUSIC曲や70年代の名曲もたっぷり楽しめるサウンドボード・アルバムです。ツアー本編とは大きく異なるツアー初期の生演奏を脳みそに流し込んでくれる1枚。「2002年6月4日ベルファスト公演」のステレオ・サウンドボード録音。定番FMサウンドボードながら、フェリーの音源研究家が「コレぞ!」と太鼓判を押すベスト・マスターからダイレクトにCD化された最高峰盤。まるで生放送のような録って出しの無加工感が鮮烈でありつつ、ノイズレスでテープヨレなどの劣化も見当たらないマスター鮮度は絶大。極上の発掘オフィシャル級サウンドで、日本公演とはまるで違うツアー5公演目を楽しめます。Belfast Castle, Belfast, Ireland 4th June 2002 STEREO SBD (57:29) 1. It's All Over Now, Baby Blue 2. Sign of the Times 3. Can't Let Go 4. A Fool for Love 5. Oh Yeah 6. Out of the Blue 7. Don't Think Twice, It's All Right 8. Both Ends Burning 9. Dance Away 10. A Hard Rain's A-Gonna Fall 11. Love Is the Drug 12. Virginia Plain 13. Jealous Guy 14. Let's Stick Together Bryan Ferry - Vocal, Keyboards Paul Thompson - Drums Colin Good - Piano, Keyboards Chris Spedding - Guitar Julia Thornton - Percussion, Keyboards Lucy Wilkins - Violin, Synthesizers Mick Green - Guitar Mark Smith - Bass Sarah Brown - Backing Vocals Katie Turner - Dancer Anna Vollands - Dancer STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Bryan Ferry ブライアン・フェリー/Ireland 2002 Soundboard Edition

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