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Eric Clapton エリック・クラプトン/OH,USA 1974 Complete Upgrade

エリック・クラプトン74年カムバックツアー初期のPAアウトサウンドボードの1stGen.マスターを入手!エリック・クラプトンではお馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーから、また新たなマスターが届けられました!今から50年(半世紀)前、ドラッグ中毒による3年間のリタイアからカムバックした1974年の全米ツアーから、ツアー6公演目となった7月4日のコロンバス公演の「1stジェネレーション・ステレオ・サウンドボード」のマスターカセットです。このサウンドボードソースはコンサート会場でエンジニアのチェック用にPAアウトとして録音されていたもので、録音したのは、当時のツアーの総責任者だったエンジニア、ボブ・プリデンです。そう、73年に行なわれた「レインボー・コンサート」の公式ライブ盤をプロデュースした人物であり、ザ・フーのサウンドエンジニアでもあった人です。当時彼はクラプトンのこのツアーのサウンドエンジニアでもあったため、会場のミキシング卓にて録音を行なったのです。この録音の目的は、会場PAからの出音を確認し、バランスを調整するためで、そのため出だしではベースの音が大き過ぎ、歪んでいますが、それをすぐに修正している様子も確認できます。その後は彼による調整の結果、素晴らしいバランスで全編を鑑賞することができます。重鎮テーパーは、その生々しいファースト・ジェネレーションのカセットマスターを入手しており、それを今回送ってきたというわけです。それゆえ音の生々しさは強烈、これまでにもこの音源を収録した既発盤は複数存在しますが、本作はボブ・プリデン録音のファースト・ジェネレーションカセットマスターを収録しているというアドヴァンテージがあります。是非過去最高音質をお楽しみいただければと思います。しかもカムバックツアー初期の姿を捉えた本作では、80年代以降のクラプトンには考えられない、別人のような珍しい「泥酔」クラプトンが捉えられています。当時29歳のクラプトンの、まさに若気の至りとも言える姿が楽しめるのも本作の魅力でしょう。カムバックツアーならではの魅力的なセットリストと泥酔クラプトンの面白さ! さて、ここでこの日の公演がこのカムバックイヤーでどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ・1974年6月28日~8月4日:全米ツアー ←★ココ★≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫ ・1974年8月~9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング・1974年9月28日~10月6日:第2回全米ツアー ・1974年10月31日~11月6日:初のジャパン・ツアー・1974年11月27日~12月5日:ヨーロッパ・ツアー 本公演は、クラプトンの再起を賭けたこの年6月からのカムバック全米ツアーの最初期の日程であったことがお判りいただけるでしょう。この全米ツアーは、北欧でのウォームアップギグを経て、ライブステージへの自信を取り戻したクラプトンが、緊張を緩和するために酒に酔っ払って敢行したツアーとして有名です。3年間もレギュラーでコンサートをしていなかった彼にとって、そして「デレク&ザ・ドミノス」という最高のバンドをあっけなく失ってしまった彼にとって、新しいバンドでのいきなりのスタジアムクラスでのライブは相当なプレッシャーと恐怖心を与えたことは想像に難くありません。そのため、彼は酒の力を借りたのでした。つまり、酔っぱらって酩酊してしまえば、オーディエンスの反応など気にもならない、緊張することもなく、ご機嫌でステージを務められる、というわけです(これが後年には倍返し以上の災難となってクラプトンにのしかかるのですが・・・)。その思惑は的中し、クラプトンは伸び伸びとパフォーマンスを展開することができました。この泥酔下で行なわれたカムバックツアーは、アメリカのマスコミ、ファンからの批判は一切なく、称賛の声のみが届けられた、高い評価を得たものとなりました。その理由は、どれだけ酩酊していようとも、ミストーンを出すことなく、クラプトンのプレイが冴え渡ったため、あのギターゴッドの帰還を全米が歓迎したからでした。本作ではオープニングではいきなりお遊び感覚でSan Francisco Bay Bluesを弾き始め、バンドが即興でついてきたのに、コードを間違えて中止、クラプトン自ら「To be serious.(真面目にやらなきゃな)」と発言しているシーン、そして始めたEasy Nowではイントロを間違えるというシーンが捉えられていますし、バンドメンバー紹介では呂律が回らない中、自らを「My name is Robert Johnson.」とふざけてしまうシーンもあり、思わず「おいおい、大丈夫か?」と思わせられますが、以降もMCとボーカルには酒の影響はありありのベロベロの体ながら、演奏は非常にタイトで弾き捲る姿が捉えられています。前述のEasy Nowは、ミス以降のプレイはしっかりしており、この曲はこのツアーのみで数回プレイされた激レアナンバーゆえに聴きものです。この曲も含み、「461 OCEAN BOULEVARD」をサポートしたニューバンドの面々の実力が素晴らしく、彼らがクラプトンのプレイをまともなものに保っている感があります。クラプトンがアコースティックギターをプレイする序盤もバンドの演奏はタイトですし、エレクトリックセットに移っての一発目、Key to the Highwayでののっけからの流麗な弾き捲りは、オーディエンスの大歓声とともに「Clapton is back!」感を煽ります。また、「親友の曲だよ。」と言って始めるLittle Wingの充実した演奏も感慨を抱かせますし、Mainline Floridaも、このツアーでは数回しかプレイしなかったレア曲で、しかも10分以上に及ぶ長尺バージョンは珍しいものです。曲中後半では、ビートルズのNorwegian Woodでジョージ・ハリスンがシタールで弾いたフレーズを奏でるという面白いシーンもあります。当時全米が歓喜したLaylaでは、セカンドコーラス後にセカンドギターのジョージ・テリーが展開を間違えて演奏が危うくなりますが、持ち直します。後奏のソロでのクラプトンはその失態を取り返すかのようなシャープなロングソロを決めています。それを引き継ぎ、テリーが名誉挽回とばかりにデュエイン・オールマン顔負けののスライドソロを決めて演奏は終了します。Presence of the Lordは、オリジナルバージョンではブレイク後に当たるパートからのスタートという変則アレンジです。Badgeは、イントロがやたら長いレアテイクです(笑)。中間のソロでは、クラプトンらしい切れ味を見せていますが、この日のステージでは唯一酒の影響が現れた、ミストーンが頻発しているのが残念なところ。続くロックンロールナンバーLittle Queenieの曲中では、この日がアメリカの独立記念日だったことを踏まえ、「7月4日だよね!」と言って、所縁の曲の一節を歌い込むという面白い展開があります。伝説のエンジニア、ボブ・プリデン録音による完全収録のファースト・ジェネレーションマスターです。過去最高音質でお楽しみください。St. John Arena, Columbus, OH, USA 4th July 1974 STEREO SBD UPGRADE Disc:1 (57:10) 1. San Francisco Bay Blues 2. Easy Now 3. Smile 4. Let It Grow 5. Can't Find My Way Home 6. Band Introductions 7. Key to the Highway 8. Willie and the Hand Jive 9. Get Ready 10. Little Wing Disc:2 (47:04) 1. Mainline Florida 2. Layla 3. Presence of the Lord 4. Badge 5. Little Queenie 6. Crossroads Eric Clapton - Guitar / Vocals George Terry - Guitar Dicks Sims - Keyboards Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums Yvonne Elliman - Backing Vocals STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Eric Clapton エリック・クラプトン/OH,USA 1974 Complete Upgrade

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