さて、スパイロ・ジャイラはリーダーであるサックスのジェイ・ベッケンスタインを中心とし1979年にGRPレコードからデビューしました。彼らの音楽は、フュージョン・グループの中でもジャズ的要素が多くライブでの技術も含めたメンバーの音楽性自体は高いことで知られています。今回メガ・ディスクからリリースされたボストン・グローブジャズでのライブでは約3ヶ月後にリリースされたアルバム「オルタナティング・カレンツ」からの楽曲を気合の入った演奏で大変大きな盛り上がりとなっています。ライブ中盤にはデイヴ・サミュエルズのマリンバとトム・シューマンのキーボードが織りなす素晴らしいデュエットをご堪能頂けます。また演奏楽曲「Caribe '85」は2011年にリリースされた「Caribe」ではないので「Caribe '85」というタイトルにしたとデータには記載されてました。ライブ終盤には名曲「シェイクダウン」、そして大トリにはイントロだけで大歓声を受ける彼らの代表曲である「モーニング・ダンス」でボストン・グローブ・ジャズ・フェスティバルのヘッドライナーを見事務めるています。ライブ・アット・ボストン・グローブジャズ、オルフェウム・シアター、ボストン 03/22/1985 Disc 1 1.Alternating Currents 2.Mardi Gras 3.Freetime 4.Talking The Plunge(For Jennifer) 5.Band Introduction 6.Samuels / Schuman Duet 7.Night Rider Disc 2 1.Conversations / Drums Solo 2.Caribe '85 3.Bob Goes To The Store 4.Shakedown 5.Morning Dance ジェイ・ベッケンスタイン(sax) フリオ・フェルナンデス(g) トム・シューマン(keyb) デイヴ・サミュエルズ(vib, marinba) キム・ストーン(b) リッチー・モラレス(dr) ジェリー・ヴェレツ(perc)