1970年5月ビートルズ解散後にリリースされた最後のオリジナル・アルバムにして同名映画サウンドトラック盤。全英全米はじめ世界各国で第1位を獲得。アルバム再編集に加え69年膨大に記録されたゲット・バック・セッションから未発表曲とレア・セクションを中心に厳選!=最新マルチトラック・リミックスから未公表スタジオ・セッション、各種バージョンまでアルバム関連音源を厳選収集した最新編集リファレンス・コレクション THE ALTERNATE ALBUM COLLECTION ビートルズのオリジナル・アルバム関連音源を最新アップデイトを元に徹底追及した海外オリジナル新編集の”オルタネイト・アルバム・コレクション”シリーズ。新発掘の初登場音源から独自音源まで多種多様なビートルズの興味深い音源を厳選した新たなリファレンス・コレクション。最新マルチトラック・リミックスから未公表スタジオ・セッション、各種バージョンまでこれまでアップデイトが繰り返されている数ある未公表音源や発掘音源をその音質や編集内容を精査して再構成。限られた公表音源だけでは聴くことの出来ない”別”音源を徹底追及した最新編集による注目のコレクターズ・エディション・シリーズ。1970年4月に事実上の解散となったザ・ビートルズ最後のオリジナル・アルバムとして発表された『レット・イット・ビー』。英国では1970年5月8日、アメリカでは5月18日に発売され全英アルバム・チャートや米国ビルボードをはじめ世界各国の多くのアルバム・チャートで第1位を獲得している。69年9月に発表された前作『アビイ・ロード』が実質最後のアルバムとなるがレコーディング・セッションとしては69年1月に始まり当初はプロデュースを託されたグリン・ジョンズ制作によるアルバム『ゲット・バック』としてリリースが予定されたものの発表に至らずその後、映画公開合わせる形で新たにフィル・スペクターのプロデュースによってオーバーダブやオーケストラが追加され内容も変更されたアルバム『レット・イット・ビー』として完成させて結果的に最後のアルバムとなっている。ポール・マッカートニーはフィル・スペクターのプロデュースに長年不満を表明しており2003年にはフィル・スペクターによる編集やダビングを取り除いて本来の形として修正や再編集された『レット・イット・ビー...ネイキッド』がリリースされた。またビートルズ最後のライブ演奏となったアップル・ビル屋上でのルーフトップ・パフォーマンスを含む映画『レット・イット・ビー』も当初はコンサートとその記録として計画され撮影が開始されたが意見の相違や日程の調整がつかずコンサートやTVショウの構想が流れて最終的にはスタジオ・リハーサルとルーフトップのドキュメンタリー映画となった。現在では膨大なレコーディング・セッションの記録である”ゲット・バック・セッション”の映像も公式リリースされている。DISC1 : THE TWICKENHAM STUDIO SESSIONS 1969年1月2日から16日までのゲット・バック・セッション前半となるトゥイッケナム・スタジオでのセッションをほぼ時系列にセレクト収録。ウォームアップ的な演奏から断片的なオールディーズ・カバー、未完成の新曲を繰り返す冗長なリハーサルが多く終盤にはジョージが離脱し終了したトゥイッケナム・スタジオのセッションから映画や公式リリースされていない未発表曲等の未編集レア・セクションを中心に収録。ホワイト・アルバムからの曲や後に各々ソロで発表された「オール・シングス・マスト・パス」や「バック・シート・オブ・マイ・カー」の初期バージョン、アナログ・ブートで有名になった未発表曲「ウォッチング・レインボウ」「マッド・マン」さらにジャム・セッションから生まれた「ユー・ウェア・ユア・ウィメン・アウト」「マイ・イマジネーション」「ドント・スタート・ランニング」といった未発表曲まで興味深い音源がセレクトされている。元々が撮影用のナグラ・テープのモノラル音源からAI修復リマスターによるステレオ・リミックスで収録。音質自体もこれまでの音源に比べよりクリアなアップグレード音源となっている。1969年1月21日から31日まで行われたゲット・バック・セッション後半となるアップル・スタジオでのセッションをほぼ時系列にセレクト収録。映画撮影用の広いトゥイッケナム・スタジオからアップル本社ビル内の地下スタジオに場所を移しジョージもビリー・プレストンを招いて復帰しメンバー間の緊張も和らいで順調に進行したアップル・スタジオから映画や公式リリースされていない未発表曲等の未編集レア・セクションを中心に収録。アルバム『アビイ・ロード』に収録される「オクトパス・ガーデン」「サムシング」「アイ・ウォント・ユー(シーズ・ソー・ヘヴィー)」の初期バージョンや後にソロで発表される「アナザー・デイ」「チャイルド・オブ・ネイチャー>ジェラス・ガイ」またビリー・プレストンによる「ウィズアウト・ア・ソング」「スティックス・アンド・ストーンズ」さらに「ラブ・ミー・ドゥ」のブルージー・バージョン、ルーフトップとは違う熱気と完成度の「ワン・アフター・909」「アイブ・ガッタ・フィーリング」のスタジオ・バージョンまでの興味深い音源をセレクト。こちらも撮影用ナグラ・テープのモノラル音源からAI修復リマスターによるステレオ・リミックスで収録。音質自体もこれまでの音源に比べよりクリアなアップグレード音源となっている。いずれもルーフトップやアルバム完成形では聴けない音源を重視した新たなセッション・ハイライトとして独自の編集で収録されている THE TWICKENHAM STUDIO SESSIONS 1. EVERYBODY'S GOT SOUL 2. TAKING A TRIP TO CAROLINA 3. NEGRO IN RESERVE 4. YOUR NAME IS TED 5. I'M SO TIRED 6. OB-LA-DI, OB-LA-DA 7. THE CASTLE OF THE KING OF THE BIRDS 8. YOU WEAR YOUR WOMEN OUT 9. MY IMAGINATION 10. I'M GONNA PAY FOR HIS RIDE 11. BECAUSE I KNOW YOU LOVE ME SO 12. LET'S DANCE 13. ACROSS THE UNIVERSE 14. STAND BY ME 15. JUST FUN / SHE SAID, SHE SAID 16. ALL THINGS MUST PASS 17. MAXWELL'S SILVER HAMMER 18. GET BACK (NO PAKISTANIS) 19. MOVE IT / GOOD ROCKIN' TONIGHT 20. COMMONWEALTH / ENOCH POWELL 21. RAMBLING WOMAN 22. IT'S ONLY MAKE BELIEVE 23. THROUGH A LONDON WINDOW 24. MARTHA MY DEAR 25. LADY JANE 26. I BOUGHT A PIANO THE OTHER DAY 27. THE BACK SEAT OF MY CAR 28. MADMAN 29. WATCHING RAINBOWS 30. TAKE THIS HAMMER 31. DON'T START RUNNING 32. GET BACK (JOHN)THE APPLE STUDIO SESSIONS 1. ALL I WANT IS YOU 2. FORTY DAYS 3. TOO BAD ABOUT SORROWS 4. ANOTHER DAY 5. WILLIAM SMITH BOOGIE 6. I LOST MY LITTLE GIRL 7. BYE BYE LOVE 8. WINDOW WINDOW 9. OCTPUS'S GARDEN 10. JAMMING WITH YOKO 11. I TOLD YOU BEFORE 12. STRAWBERRY FIELDS FOREVER 13. THE RIVER RHINE 14. ON THE ROAD TO MARRAKESH (CHILD OF NATURE) 15. LOVE ME DO 16. I WANT YOU (SHE'S SO HEAVY) 17. WITHOUT A SONG 18. STICKS AND STONES 19. HOW DO YOU TELL SOMEONE 20. HALF A POUND OF GREASEPAINT 21. POSITIVELY 4TH STREET 22. SOMETHING 23. SEXY SADIE 24. BESAME MUCHO 25. ONE AFTER 909 26. I'VE GOT A FEELING 27. WILD AND PRETTY MAID / HEY GOOD LOOKING 28. FRIENDSHIP / TALES OF FRANKIE RABBIT 29. LET'S HAVE A PARTY 30. GET BACK (WATER WATER)