幻となったヴィニー・ヴィンセント時代の公式ライヴアルバムがまさかの流出!独自の関係者ルートから飛び出した衝撃マスターを永久保存2CDで緊急リリース決定です!!そんな本作に刻まれているのは「1984年1月22日アルバカーキ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。当店ではこれまでもヴィニー時代のサウンドボード・アルバムを数多くご紹介してきましたが、今回はワケが違う。近年、KISSはオフィシャルに発掘ライヴアルバム・シリーズ“Off the Soundboard”を展開しているわけですが、本作は実際にそこでリリース予定だったもの。ところが、ヴィニーとの訴訟問題やKISSのカタログ売却が障害となって頓挫。闇に葬られてしまったのです。もちろん、公式マスターだけあって長さもサウンドも最高峰を更新する素晴らしさ。その気になる内容の前に、まずはショウのポジション。1984年の“Off the Soundboard”シリーズと言えば、実際に公式リリースまでこぎ着けた『POUGHKEEPSIE, NY 1984』もありますので、当時の活動概要からそれぞれの位置関係を確認してみましょう。1983年・1月1日ー4月3日:北米#1(50公演)←※TORONTO 1983他・6月18日ー25日:南米(3公演)《9月18日『LICK IT UP』発売》・10月11日ー11月25日:欧州#1(36公演)・12月26日ー31日:北米#2a(5公演)1984年・1月1日ー3月17日:北米#2b(53公演)←★ココ★《3月ヴィニー・ヴィンセント離脱→4月マーク・セント・ジョン加入》《9月13日『ANIMALIZE』発売》《マーク・セント・ジョン体調不良→ブルース・キューリック参加》・9月30日ー11月5日:欧州#2(29公演)・11月15日ー30日:北米#3(27公演)←※公式POUGHKEEPSIE 1984 これが1983年/1984年のKISS。公式の『POUGHKEEPSIE, NY 1984』はマーク・セント・ジョンのサウンドボードという衝撃の一発だったわけですが、本作はその10ヶ月前で“LICK IT UP Tour”の終盤でした。この「北米#2b」からは他にも『NASHVILLE 1984 SOUNDBOARD(Zodiac 559)』『TORONTO 1984 SOUNDBOARD(Zodiac 560)』もご紹介してきたわけですが、本作は格の違う公式作品。まず、長さからして圧倒的。このサウンドボード自体は以前から知られていたのですが、その収録時間はおおおよそ90分。ジーンのベースソロや「I Love It Loud」「Rock and Roll All Nite」等に欠けがあるものでした。ところが、今回はさすがの公式マスター。全編が通った約100分の完全版なのです。そして、サウンド・クオリティも当然の事ながら最高峰更新のオフィシャル級。ここで言う「公式級」とは『ALIVE』シリーズではなく「Off the Soundboard」級という事。大歓声などは遠く遠くに囁くようなバランスな一方、オーバーダブのない生々しさや直結感が圧倒的。もちろんダビング痕のない瑞々しさはかつてなく、それこそ「POUGHKEEPSIE 1984のヴィニー版」とお考えいただければ、裏切られる事はまずないでしょう。もちろん、公式『POUGHKEEPSIE, NY 1984』とはツアーが違うので、セットはまったく異なります。セットは基本的にサウンドボード既発『TORONTO 1984 SOUNDBOARD』と同一なのですが、今回は準オフィシャル作品ということで『POUGHKEEPSIE, NY 1984』との比較で整理してみましょう。70年代クラシックス(8曲)・KISS:Cold Gin/Firehouse(★)/Gimme More(★★)/All Hell's Breakin' Loose(★★)/Black Diamond・その他:Rock And Roll All Nite/Detroit Rock City/Love Gun 80年代(7曲)・CREATURES OF THE NIGHT:Creatures Of The Night/War Machine/I Love It Loud/I Still Love You・LICK IT UP:Fits Like A Glove/Young And Wasted/Lick It Up ※注:「★」印は公式『POUGHKEEPSIE, NY 1984』で聴けない曲。特に「★★」印は“LICK IT UP Tour”ならではのレア曲。……と、このようになっています。下記のトラック・リストを見るとラストの「Rock And Roll All Nite」の前に「Do You Love Me/Beth」も取り上げていますが、これはMCの中でお遊び的に歌うもので、フル演奏ではありません。近年になって“LICK IT UP Tour”のサウンドボード発掘が続いたのでセット的に新味はないように思えるかも知れませんが、このサウンドで聴くと話は違う。貴重な「Gimme More」「All Hell's Breakin' Loose」だけでなく、全編でヴィニーが大暴れするフルショウを公式サウンドボードで味わえるのですから。まさに『POUGHKEEPSIE, NY 1984』の衝撃再び。あの画期的なオフィシャル発掘作の「LICK IT UP Tour版」であり、「ヴィニー・ヴィンセント版」である2枚組です。公式が大人の事情で出せないと言うのなら、非公式の出番。「1984年1月22日アルバカーキ公演」のステレオ・サウンドボード録音。“Off the Soundboard”シリーズの目玉として公式リリースされる予定だったもので、ビジネスの事情でお蔵入りしたマスターが当店の独自ルートで流出。そのサウンドはもちろんオフィシャル級で、質感もクオリティも話題となった『POUGHKEEPSIE, NY 1984』とほぼ同じ。ヴィニー・ヴィンセントが大暴れする“LICK IT UP Tour”を公式サウンドで楽しめる夢のライヴアルバムが誕生しました。Tingley Coliseum, Albuquerque, NM, USA 22nd January 1984 STEREO SBD(from Original Masters) Disc:1 (49:38) 1. Intro 2. Creatures Of The Night 3. Detroit Rock City 4. Cold Gin 5. Fits Like A Glove 6. Firehouse 7. Paul Stanley Guitar Solo 8. Gimme More 9. Vinnie Vincent Guitar Solo 10. War Machine 11. Bass Solo 12. I Love It Loud Disc:2 (50:42) 1. I Still Love You 2. Drum Solo 3. Young And Wasted 4. Love Gun 5. All Hell's Breaking Loose 6. Black Diamond 7. Lick It Up 8. Do You Love Me/Beth MC 9. Rock And Roll All Nite STEREO SOUNDBOARD RECORDING Paul Stanley - guitar, vocals Gene Simmons - bass, vocals Eric Carr - drums, vocals Vinnie Vincent - guitar