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Miles Davis Sam Morrison マイルス・デイヴィス/NY,USA 6.12.1975

唯一無二のマイルス・デイヴィス・ミュージックを完成させた1975年の幕開けを告げる伝説の日本公演の後、サックスに白人のサム・モリソン新加入後に次のステップを睨んだ名演奏ニューヨークのボトムライン3連続公演の最終日が各楽器の輪郭もクリアかつ高音質になった決定版が登場しました!!マイルス・ミュージックの完成形といえる1975年の日本ツアーを経て、4月下旬にアルト・サックスのソニー・フォーチュンが去りテナー・サックスの白人サム・モリソンが新加入。日本公演で頂点を極めたマイルス・バンドに参加直後すぐにライヴ活動でぶっつけ本番となりさぞや大変だろうかと思いきや、意外にもバンドにバッチリとフィットしている。残念ながらこのサム在籍期はマイルス突然の一時引退で短期間で終止符を打ってしまいますが、サム在籍期最高の演奏がニューヨークのヴィレッジにあったボトムライン3連続公演だ。そのボトムライン最終日1975年6月12日のステージが、既発では崩壊していた楽器のバランスなどが改善され、音質も数ランクアップした決定盤の キョ〜レッツなタイトルが入荷しました!!1975年になるとエレクトリック・マイルスの特徴でもある「妖しさ」がさらに加速する。あまり語られることはありませんが、新たな創造に対する過酷な環境に置かれる偉大な音楽家ほど、クスリ、宗教、魔術といった神秘的なものにのめり込む傾向にある。宗教との関わりなくして語れないバッハなどのクラシック音楽家、信仰宗教を立ち上げたチャールズ・マンソン、黒魔術師アレイスター・クローラーを信仰したジミー・ペイジ、神に身を捧げたボブ・マーレー、インドに傾倒したカルロス・サンタナとジョン・マクラフリンほか、そしてアフリカの呪術や宗教を支持したマイルス、新しい世界を創造したいという欲求のため空想(妄想)の世界に身を置くための手段なのか?しかしそれを経て届く音楽はとても独創的であり魅力的、そして言葉では表せない「妖しさ」があり「色気」がある。これを感じる音楽家を私は信じる…この1975年のツアーは同じ楽曲においても公演毎にアレンジが大幅に異なり、単にマイルスはじめソロをとるフロント陣のインプロビゼーションが違うだけでなく、楽曲のテンポも違えばリズム、メロディーさえもマイルスのその時の気分で変更する、メンバー全員がマイルスとの意思疎通が完璧で、その場でのアレンジながら周到に用意されているほどの完成度を誇る。マイルスが常にメンバーに指示する「二度と同じ演奏をするな!」が、アコースティック時代最後の黄金のクインテット以来理想の形となっているのが、この1975年のツアーだった。1975年興奮のの日本ツアーの後のボトムラインでの3連続ギグは、日本公演でもお馴染みのソニー・フォーチュンに代わり、スティーヴ・グロスマン、デイヴ・リーブマンと連なるマイルス・バンドの歴代白人サックス奏者となるサム・モリソン(この後ビル・エヴァンスが)が加入してのベスト・ステージで、これまで過小評価されているモリソンですがこれらを通して聴くと、流石マイルスが抜擢しただけあって時折グロスマンもリーブマンも超える創造的でアグレッシヴなプレイで、兎に角一心不乱に挑む姿が印象的です。もちろんレジー・ルーカス、ピート・コージー、マイケル・ヘンダーソン、アル・フォスター、エムトゥーメによる渾然一体となった怒涛の演奏、そして主役マイルスのここぞの一発など、他の誰とも共通する部分が見当たらないマイルス・ミュージックがここにある!!「アガルタ」「パンゲア」から数ヶ月しか経ていないが、明らかに全体のサウンドの変化が顕著で、妖しい雰囲気のなか未発表の新曲「ヒップ・スキップ」など、当時のマイルスがラテン的な方向に向かっていたことを証す興味深いナンバー爽やかな「アンノウン・ラテン」もセットインしているのが興味深い。またカムバック後のバラード・ナンバーでの哀愁のフレーズに繋がるようなメロディーも登場し、病的路線に行き過ぎを反省した?マイルスのポップな試行も伺える。もちろんコンサートの中核を成すのは「ジンバブエ」「ターンアラウンドフレイズ」といった強烈なナンバーだ。是非とも各自のイマジネーションをフル回転させて思う存分に浸ってください…エレクトリック・マイルス完成への怒涛の日本ツアーを経た最後期のステージの現時点での決定版が登場です!!

Miles Davis Sam Morrison マイルス・デイヴィス/NY,USA 6.12.1975

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